単勝の多点買いって?

 

単勝。

 

レースで1着になる馬を当てる

競馬の基本・単勝ですが

多点買いを推奨している

予想家はあまり見かけません。

 

点数が増えると配当的にも

利益を出しづらいからでしょうが

果たして単勝の多点買いには

そんなにメリットがないのでしょうか。

 

時には的中の払い戻しが

110円のこともありますし

的中に対する配当は確かに

魅力が少ないようにも見えます。

 

ですがこの点を考慮しても

単勝に魅力を感じるはしくれは

普段から単勝の多点買いに

お世話になり続けてきました。

 

単勝馬券は決して勝ち負けに

足りない馬券ではない

ということは

勝負レースに臨む姿勢、そして・・・

で既にお伝えしました。

 

そこで今回は勝負レース以外も

単勝馬券が役立つことを

実例を踏まえながら紹介して

参りたいと思います。

 

 

☆同着がある。

 

そもそも単勝馬券というのは

基本的に勝ち馬が一頭のみで

的中する馬券についても

一通りしかないと思われています。

 

ですが競馬には「同着」があり

時には1着に輝く馬が

ごく稀に二頭出たりするのも

また揺るぎない事実です。

 

未だ三頭が同着になった

例は見たことがありませんが

これからも沢山のレースが続けば

可能性はゼロではありません。

 

このことから単勝の多点買いは

的中の重複も有り得ますし

ある一頭以外の馬券が全て

無駄になるとも言い切れません。

 

そしてそんな単勝を散らして

馬券を買っていくという行為は

リスク回避の点においても

意外な力を発揮するのです。

 

 

☆単複とは違う視点

 

以前はしくれはコラムの中で

単複馬券好きと申しましたが

単勝を多点買いする姿勢は

リスク回避の点で優れます。

 

応援馬券は一頭にかける

純粋な勝ち馬予想ですが

その馬に対する期待が全てで

リスクが集中しています。

 

単複で二点分使う代わりに

単勝を二頭分押さえておけば

どちらかが除外になった場合でも

レースを楽しむ事ができます。

 

また出遅れや進路がないときなども

往々にしてありますから

もう一頭の勝ち馬候補がいれば

最後まで望みを捨てずに済むのです。

 

これはとても精神的に楽で

冷静さを保つ薬にもなります。

そして配当面から言っても

効果はきちんとあるのです。

 

☆複勝よりも・・・

 

単勝は複勝よりも通常

配当が高くなりやすいので

複勝だけが獲れる場合よりも

プラスになることが多いです。

 

一頭の応援馬券が当たって

3着で回収するときよりも

2頭買ったうちのどちらかの単勝で

勝負が決まることさえあります。

 

単勝を散らす方法に慣れれば

チャンスを増やすことも可能です

下記に実際の的中例を

紹介したいと思います。

 

 

上の画像ははしくれのメルマガ

パドックロードの配信結果ですが

☆1着→〇5着→◎6着→▲8着

という結果になった一戦でした。

 

このくらいの成績だと実際には

当たっているのか疑問でしょうが

このときはしくれが買った馬券が

以下のような馬券でした。

 

 

単勝3520円。

これが的中しています。

 

はしくれはかれこれ20年ほど

競馬歴を重ねてきましたが

ずっと単複を基本に据えて

勝負を繰り返してきました。

 

そのためあまり大きな配当には

縁がないのも事実ですが

単勝万馬券も獲っていますし

単勝の効力を知っています。

 

この日は配信の1レース目で

この配当にありつけたおかげで

その後もずっとプラスでしたし

一日を有利に進められました。

 

連馬券でもこの配当には中々

手が届くものではありませんから

散らして買っても利益を出せる

単勝は有用な馬券です。

 

それも実例のように4頭の

単勝を全て押さえたとしても

きっちりプラスを出せるレースは

いくつも存在しています。

 

☆単複でガミることより

 

的中しながら購入資金を

下回る「トリガミ」につきましては

ガミるのなんか怖くない、回収率の向上へ

で既にお話し致しました。

 

はしくれは的中率と配当の

バランスを特に重視しますから

時にはガミって回収することも

珍しくはありません。

 

たとえそれが150円とか

2~300円の配当だとしても

的中した分は少なからず

ダメージを回避することができるのです。

 

それも複勝でガミるよりかは

基本配当の高い単勝の方が

ガミらずに回収できる場合が

多いのも事実です。

 

ですから単複に迷うときは

単勝を散らすことも多く

ガミるのを厭わない姿勢がかえって

プラスを呼び込むこともあります。

 

 

☆単勝の最大点数

 

また連馬券は何点も買って

外れる分を無駄にしがちですが

単勝の多点買いとなったら

誰でも無駄を考えるはずです。

 

獲らぬ狸の皮算用では

回収率は伸びてきませんし

いつまで経っても買い目に対する

直観力が鍛えられません。

 

必要な分を必要な分だけ

買っていくことが理想ですから

増やし過ぎず削り過ぎず適度な

点数を意識したいものです。

 

特に買い目が多くなるほど

資金力が必要になりますし

はしくれのように「負けない競馬」が

信条の方は特に要注意です。

 

そこではしくれが実際に選ぶ

単勝の最大点数と言えば・・・

普段なら4点までですが

実は「最大18点」です。

 

☆全ての馬を買う

 

さて

絶対に当たる方法と言えば

「全ての馬を買う」ことですが

はしくれもこれまでに何度かの

実践をしてみたことがあります。

 

どの馬が勝っても良いように

全ての馬の単勝を買っておき

その一戦に臨みましたが

結果はいつも今一でした。

 

それというのもたまには利益が

しっかり乗ることもありましたが

全部買っているとどうしても

つい穴馬ばかりを見てしまうのです。

 

予想技術も上がりませんし

なんだかなあという実感で

正直はしくれとしては競馬を

あまり楽しめませんでした。

 

ただそれでも使いようによっては

利益に繋がることもありますし

ビートブラックが勝った天皇賞など

思い出深いレースです。

 

このレースでは勝ち馬が見えて来ず

全部買うと決めていたのですが

結局面白くないからと

止めてしまった経緯があります。

 

結果は単勝万馬券

今でも記憶の底に貼りついていて

あのとき買っていればなあ・・・

などと振り返ることもあります。

 

荒れそうなメンバー構成だったり

馬場が悪かったりするときは

こういう馬券を買ってみるのも

面白いかもしれません。

 

ただ常時買ってもガミってばかりで

おすすめできるものではないので

この買い方をする時はやはり

見極めが要ると思いますが・・・。

 

それでも限りある資金力では

連馬券を全通りは買えなくとも

単勝でなら買っていけることも

覚えておいて損はないでしょう。

 

☆単勝の多点買いって?

 

ということで…

 

単勝の多点買いははしくれの

馬券力を上げてくれていますが

払戻率(80%)の面から見ても

効果のある馬券だと思います。

 

まとめると・・・

 

①同着による的中の重複も有り得る。

②リスク分散と楽しみの両立。

③複勝より基本配当が良くガミりにくい。

④「必ず当たる馬券」が買える。

⑤高い払戻率(80%)。

 

以上です。

 

買い目の選定は悩みの種ですし

しかも尽きない悩みですから

自分の中に使える引き出しを

多く持っておきたいものです。

 

単勝の多点買いは慣れないと

抵抗もあるかもしれませんが

予想力を鍛える上でも

良い買い方のひとつだと思います。

 

やはり競馬予想というのは

「勝ち馬予想」だと思いますので・・・。

 

勝ち馬から事実を受け取って

次に繋げることができれば

回収率の底上げができると

はしくれは信じています。

 

そしてご覧下さるあなたの

競馬の収支が改善され

共に競馬の面白さや

多くの共感が持てますように・・・

 

陰ながら祈りつつ

お別れしたいと思います。

今回もご精読下さり

誠にありがとうございました☆

 

*はしくれの基本―

買い目の点数は6点以内、競馬を長く続けていくなら・・・

 

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