強い世代。
ダービー史に残る波乱を
刻んだ明け4歳世代ですが
昨年秋からの活躍ぶりは
近年稀に見るものがあります。
ステルヴィオのマイルCSに
アーモンドアイのジャパンカップ
ブラストワンピースの有馬記念に
京都金杯もパクスアメリカーナでした。
そして今回
アメリカジョッキークラブカップ2019で注目なのが
菊花賞を最少キャリアで制した
◎フィエールマンです。
同馬の鞍上は前回と同じく
ルメール騎手が騎乗しますが
同騎手は京成杯で先週
重賞を勝利しています。
上昇気流に乗る人馬の
今回の活躍が楽しみですが
まずはその展望に移る前に
予想印と買い目を公開しましょう。
<アメリカジョッキークラブカップ2019予想・印&買い目>
◎フィエールマン
〇ジェネラーレウーノ
▲サクラアンプルール
買い目・・・単勝◎300円、馬連◎〇100円、ワイド◎▲100円、計500円。
本命◎はフィエールマンです。
同馬は先述の通りハイレベルな
明け4歳世代の菊花賞馬ですが
僅かキャリア4戦での制覇は
本当に驚かされました。
胴の切れ長な長距離タイプで
いかにも舞台は合いそうでしたが
このキャリアの浅さは懸念材料で
当時は印が打てませんでした。
ですがはっきりと結果が出た上
今回もルメール騎手で
前が流れそうなメンバーですから
捲りも炸裂させやすそうです。
ローテーションは菊花賞からの
直行ローテとはなりますが
久々は苦にしないばかりか
得意にしている間隔です。
頭数も多くありませんし
内目で溜めても捌き切れそうで
豊富なスタミナと切れ味を活かして
一気の差し切りに期待します。
対抗〇にはジェネラーレウーノです。
同馬は見栄えのする好馬体で
はしくれが好きなタイプでもありますが
特に急坂のある中山は
ベストの舞台と言えそうです。
実績的にもハイレベルなレースで
馬券圏外に飛んでませんし
幅のあるボリュームのある筋肉は
一際目立つ存在です。
直線も長い東京などより
短い方が向いていそうで
間隔的にもフィエールマン同様
久々を苦にしないところがあります。
新馬・未勝利とライバルに跨る
ルメール騎手が乗っているので
背中の情報は割れていますが
同馬も成長しています。
田辺騎手も中山が上手いですし
かなり相性の良い相棒ですから
高まる一騎打ちムードに
十分応えることができるでしょう。
最後は▲サクラアンプルールです。
同馬を3番手評価としたのは
まず一番にローテーションです。
前走有馬記念で7着と
好走したことを評価しました。
このアメリカジョッキークラブカップは
前走中山の馬が台頭し
人気・不人気にかかわらず
良績を残している舞台です。
同馬の馬体からも腹袋が
ぽっこり垂れているように見えますが
ウインブライトらこのタイプには
中山が得意な馬が多いです。
事実中山は3勝を挙げ
重賞でも3着がありますし
外枠から差し脚が伸ばせることも
この馬には向いています。
そういう競馬も上手にこなせる
蛯名騎手も好感が持てますし
フィエールマンを追いかける形なら
差し脚にも磨きがかかるでしょう。
ということで・・・
強い4歳世代の2頭が
一騎打ちを演じるのか
それとも意外な結果となるのか
発走の時が待たれます。
アメリカジョッキークラブカップ2019は
1月20日(日曜日)15時45分発走予定です。
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