人気馬か、穴馬かなんて。

 

突然ですがはしくれの元には

こんなコメントが届いたりします。

 

「人気馬ばかりじゃん」

「なんだかな~」

「ダサすぎる」

 

同業をかたる人の妨害や

中傷を受けることがありますが

人気馬で堅いオッズを当てると

このようなコメントが増えてきます。

 

こういう人たちは余程人気の

馬を買ってほしくないように見え

中には自分が負けた腹いせか

更に罵声を上げる人もいます。

 

コメント欄にはまず上げないよう

証拠を保管・管理していますが

こういう人たちときたらまったく

「穴狙いを美徳」

としています。

 

それで当たらず不安定になって

自滅するだけなら結構ですが

困ったことに人に当たり散らし

中傷するなど犯罪者です。

 

確かに穴馬で当てたときには

高配当が得られるわけですが

はしくれが穴馬を買う場合は

「穴だから」

が理由ではありません。

 

本命馬を選ぶ過程のなかで

これはと思える馬であればこそ

選択した結果に過ぎないので

穴は「付加価値」に過ぎないのです。

 

今回はそういった意義の低い

見解にあなたが囚われぬよう

はしくれの経験を踏まえながら

お話ししていきたいと思います。

人気馬か、穴馬かなんて

1番人気馬の入着率

 

人気馬といえばまず気になるのが

1番人気馬の存在ですが

1番人気馬の入着率

大体以下のようになっています。

 

1着が30%ほど

2着以内が40~50%

3着以内が60%

というのが大まかな数字です。

 

これはJRAが配布する

レースの確定資料の中から

しっかりと調べた結果ですので

間違いはない事柄といえます。

 

3着以内率を更に言えば

2番人気馬が50%

3番人気馬40%と

段々と下落していくわけです。

 

つまりそれだけ上位人気馬には

強い馬が推されているともいえ

結果を伴う走りになるのも

当然と言える内容でしょう。

 

そういう馬たちを置き去りにして

いきなり穴予想を始めるなど

純粋性を欠いた予想法は

他にないとはしくれは思います。

 

大金に目がくらんで強欲な

夢を見るのも人の自由ですが

それだけでは予想の本質には

迫れないのが競馬の事実です。

 

そこでまずは競馬予想について

本質的なお話しをしましょう。

 

本命馬を選ぶということ

 

競馬予想でまず大事なことは

本命馬を選ぶ予想力です。

 

これを大切にしていないうちは

プラスを重ねることはできません。

 

本命選びを徹底する!

でも既にお伝えした通りですが

一頭をきちんと選び抜ければ

それだけで勝つこともできるのです。

 

単勝でも複勝でも競馬は

勝利を目指すことが可能ですし

1,1倍のオッズからでも

勝ち切ることはできるものなのです。

 

とにかくオッズは本命選びと

何の関係もありません。

 

競馬が当たらない二つの理由

でも既にお話しした通りですが

買い目と印選定は全く

別次元の話となるのです。

 

期待値の嘘

 

また本命馬を選出するとき

オッズに左右される人の例に

「期待値」を持ち出して予想軸を

曲げてしまう人の例があります。

 

これは

想定されるオッズが低いから勝ちにくい

ということだけで

人気馬を本命にすることなく

他馬を本命にしてしまうのです。

 

オッズに印が左右されるの

足元をすくわれる典型です。

なぜなら何倍のオッズだろうと

勝ち馬は変わらないからです。

 

一番良いと思った存在が

思うより低いオッズだとしても

勝ち馬の可能性が高いなら

減点する理由にはなりません。

 

買い目だけ別の馬の単勝を

買ってみるという手はあるのですが

あくまで本命馬の選定には

減点するべき理由がないです。

 

そもそも「期待値」が使えないうえ

それを持ち出して議論することは

混乱をもたらす不毛なことで

それこそ時間の無駄に過ぎません。

期待値を競馬に持ち込まないで

 

予想に自信がないというならば

パスするだけで良いことでもあり

印を選定する段階では

意味のない行為と言えるわけです。

 

運命が味方するほどの仕上げ

 

それから以前

オルフェーヴルの奇跡の裏で

でお話ししたのですが

絶対的な人気馬を負かせる

馬がいることもまた確かです。

 

でもそれは決して偶然ではなく

仕上げが特段良かった場合や

展開が一番向いていたりと

競馬予想を真摯にする際に

気が付く要素があるものなのです。

 

もちろん誰も気づかないくらいに

隠れた要素のある穴馬なら

あなただけが一人勝ちするのも

決して不可能とは言い切れません。

 

ですがそれに気づいてもいないのに

無理やり穴馬から買う姿勢は

競馬予想の筋道に外れた

投げやりなギャンブルと言えるのです。

 

これらを予想理論と呼ぶことは

はしくれには違和感がありますし

それでも良いという人以外には

極力避けるべき道筋でしょう。

 

買い目の工夫を

 

はしくれは決して本命党でも

穴党でもありません。

本命党?それとも穴党?どっちが勝てる?

 

純粋に予想した結果として

人気サイドになることはあっても

ハナから本命党を標榜し

予想を行うことはありません。

 

ですからハナから人気馬以外を

見ないという頭もありませんし

穴馬の良さばかりを探し出す

偏った選び方もありません。

 

そもそも人気か穴かというのも

本来問題になることでなく

高回収率を狙うためには

買い目を選ぶのが秘訣なのです。

 

買い目の点数は6点以内、競馬を長く続けていくなら・・・

では様々な買い方を記しましたので

買い目の参考が必要な際

いつでもこちらからご覧下さい。

 

荒れる荒れる・・・夏競馬?

 

またいきなりから穴馬狙いが

成立するようなものかどうかは

荒れると言われる夏競馬の実例

を見ることが分かりやすいです。

 

 

上記画像ははしくれも参加の

最強競馬ブログランキングの

予想家サマーシリーズの結果

この一覧が物語っています。

 

応援下さるあなたのおかげで

トップ10に食い込むことができて

感謝の気持ちを伝えるとともに

ある事実をお伝え致します。

 

それはこの予想シリーズにしても

上位入着が多かった馬は

1番人気馬が割合的に

1番多かったのが事実です。

 

重賞の予想をするにもやはり

難しいのが夏と言われますが

このシリーズでの1番人気の

着順はこの通りとなりました。

(カッコ内は前年1番人気着順)

 

函館スプリントステークス=3着(4着)

CBC賞=11着(10着)

七夕賞=4着(1着)

函館記念=6着(6着)

中京記念=1着(3着)

アイビスサマーダッシュ=1着(2着)

小倉記念=1着(8着)

関屋記念=1着(12着)

札幌記念=2着(3着)

北九州記念=7着(5着)

キーンランドカップ=1着(6着)

新潟記念=1着(2着)

セントウルステークス=1着(1着)

京成杯オータムハンデ=1着(1着)

 

驚くなかれ、その戦績

14戦8勝。

勝率57.14%を叩き出しています。

 

これは通常の平均値より

明らかに高い数値にあるうえ

3着以内率に目を向けても

71%ほどでした。

 

1番人気馬に本命を打ち

ランキングに参加し続けたなら

それだけで上位入賞ができる

結果になっているのが分かります。

 

また昨年の夏競馬を見ると

1番人気は3-2-2-7

勝率21.4%、連対率35.71%

複勝率50%となって

平均値を下回ってもいます。

 

それでも半分は馬券内には

きっちり入っているわけですから

今年が特に顕著とは言っても

その強さに疑いはないのです。

 

荒れる荒れると踏んで初っ端(しょっぱな)から

人気馬を削ぎ落としたりするなら

こういう結果になった場合には

対処のしようがありません。

 

この結果からも

単純に穴狙いをするのはリスキー

と言えます。

 

事実をきちんと受け止めた上で

競馬予想に臨んでいきましょう。

 

人気馬か、穴馬かなんて

 

これらのことから見えてくることは

人気馬か穴馬かなど本来

「どうでもいい」

ということです。

 

予想する時はオッズのことなど

考える必要はありませんし

印が決まって初めてオッズを

確認すれば良い話なのです。

 

だから何党かなどは意味がなく

先入観を持ちたくありません。

 

ひたすら一番と思える馬を

強固に選ぶ情報を集める―

 

それが競馬予想です。

 

ただオッズが多少気になることも

予想する際にはあるわけでして・・・

そのこともお話ししていきましょう。

 

人気が「ない」という幸運

 

運命を信じますか

で以前お伝えしたことでもあるのですが

「人気がない」

ことも実はひとつの

予想ファクターに成り得るのです。

 

実力の割に不人気な馬は

ライバルの目から外れやすいうえ

人気馬よりも重圧が少ない

目に見えない長所を持っています。

 

大胆に騎手が騎乗することも

可能になってくる存在なので

そういう要素が必要なときは

狙える存在なのも確かです。

 

単にオッズが高いからではなく

オッズの裏にある特異な点を

自然に見つけられるかが結果を

左右することを知っておきましょう。

 

これらは本命馬を選ぶ際に

ふと見つける要素だったりします。

そういう人気のない馬であれば

怖い存在となってくるのです。

 

人気馬から発見すること

 

逆に人気があることによっても

発見できることがあるのですが

それは特に予想レベルが高い

予想家たちの正論がそれです。

 

自分では気付かなかった要素を

予想を読んで指摘されることや

人気馬に注目することにより

多くの学びが得られるのです。

 

荒れるレースや荒れないレースでも

多くの予想家の方向性が

正しかったかそうでなかったかの

指針にすることもできるわけです。

 

毎度多くの人が外れている

レースはアプローチに難があって

それを解明することが予想の

的中の道に繋がるわけです。

 

人気馬か穴馬かを語るより

そういう方向性を持ちましょう。

 

まとめ

 

それでは今回の記事を最後に

もう一度まとめたいと思います。

 

①穴馬は「付加価値」に過ぎない

②人気上位馬の馬券圏内確率は安定している

③本命選びと買い目選びには全く別の考えが必要

④期待値は役に立たない

⑤高回収率を狙うためには買い目が秘訣になる

⑥2018年の夏競馬(古馬重賞)は堅かった

⑦競馬予想とは「一番良い馬」と強固に思える情報を探すこと

⑧人気自体も競馬予想の一つの要素になり得ること

 

こんなところです。

 

競馬予想は一日にあらず。

 

先入観に捉われず楽しく

自由に取り組んで参りましょう。

そしてあなたの収支の改善が

着実に果たされていきますよう。

 

期待値を蹴って年間プラス

2 COMMENTS

炭酸水

はしくれさんが推奨した今夏の函館記念のエアアンセムは確か5番人気くらいだったような…
あれは完璧な前予想だったと思います^ ^

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はしくれ

炭酸水さん、ありがとうございます(*^^*)
実はあのレースをきっかけに、かなり的中率が向上しまして、その流れを汲んで最近は早めの予想を上げています。
データももちろん納得いくまで精査してはいるのですが、あくまではしくれはパドック党ですから、ある程度のところで予想をアップしています。
沢山のデータ党の方々が、納得できる予想になるよう、見解を早めに出して役立てていただきたいと思います。それが炭酸水さんのお役に立てれば言うことなしです(*^^*)

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