はしくれの大好きなワイド馬券。
回収率と的中率を底上げするのに役立ちますが
連馬券の仲間ですから
そう簡単には当たりません。
とはいえ難しいというには
馬連などより当たりますし
勝敗を決める配当になることも
決して少なくありません。
当ブログのテーマでもある
「競馬の収支改善」からも
積極的に使っていきたい
コスパの良いワイド馬券。
今回はこのワイド馬券の
有用性にスポットを当て
なぜはしくれが好んで使うか
お伝えしたいと思います。
☆3着が許される馬券
はしくれが好んで使う手段に
ワイドの流し馬券がありますが
この馬券の破壊力には
驚かされることがよくあります。
画像ははしくれがメルマガで配信した
あるレースの予想印ですが
本命馬が1番人気で
買い目にかなり悩みました。
◎タイセイブレークは
単勝1,7倍のオッズ・・・
仕上がりも良かったとはいえ
一点勝負までは疑問でした。
複勝も1,1倍では
利益が出しづらいですし
〇以下の印3頭については
更に僅差の仕上がりです。
こうなると
3着が許される馬券
を買っていかないことには
的中することから更に
遠ざかってしまいそうでした。
そこで軸馬が3着でも良く
相手さえ来れば配当の高い
連馬券では最も的中しやすいワイド
を選択しました。
その結果は・・・
2,400円の配当でした(^^)
因みに◎は1着で
13番人気の▲が3着でしたが
ワイドを買っていればこその
的中となりました。
安藤勝己元騎手もメディアで
「3着なんて何が来てもおかしくない」
と仰っていましたが
実際に穴馬というのは度々
3着に食い込んできます。
オッズにすれば24倍という
今回の配当でしたが
あなたはこの結果を見て
どのように感じたでしょうか。
☆十分な配当とは?
一日で一体いくらの資金を
競馬に使っているか
これが「十分な配当」を決める
一つのボーダーラインです。
因みにはしくれは大体一日
2000~3000円の資金で
勝負レースを見つけたときには
この額が変動します。
つまり
2400円もの配当があれば
大体その日は負けません。
ワイドは平均配当が低く
馬券の人気も一息ですが
3連単のように多点数で
買う必要がありません。
そのため配当が低くても
あまり問題になりませんし
払戻率でも3連単より
数値が高いくらいです。
ですから
ワイドは儲からないとは
安易に言えない事実があります。
その点についてもしっかり
お伝えしたいと思います。
☆払戻率から見るワイド馬券
払戻率とは競馬主催者が
一つの馬券式別の中から
的中者に還元している
利益の割合を示した数値です。
中央競馬の例になりますが
ワイド馬券は77,50%で
ワイドの全ての購入額から
この分を的中者に支払っています。
この数値が高い式別ほど
的中者への分配が多く
他の式別より最初から
コスパが良いと言えるわけです。
因みに
単勝・複勝が80%で
馬連・枠連が同じ77.50%
馬単・3連複が75%
3連単が72.5%
WIN5が70%
という設定になっています。
高配当が狙える馬券は
的中もしにくい上に
戻ってくるお金もなぜか
少なくなる計算です。
これは売上が大きい馬券の
払戻率を抑えることで
競馬主催者が生き残るための
施策となっているためです。
確かに一度当たれば大きい
3連単馬券ですが
難度・払戻率ともに
リスクが大きい馬券です。
どんな配当も当たらなければ
捕らぬ狸の皮算用で
回収率はみるみる内に
低下してしまいます。
ですからこの点からもワイドは
優れた馬券と言えますし
儲からない馬券かと言えば
そうではないと分かります。
これは
でも既にお伝えした通りですが
競馬を続けていく過程では
無視できない事実でしょう。
☆感情面でのメリット
はしくれはワイド馬券を
積極的に買うことによって
感情面でも効果があるのを
常々実感しています。
なぜなら違う式別を使って
回収率にあまり差がないなら
的中数が多い方が
精神を保ちやすいからです。
外れて焦って大きく賭けたり
自棄にならずに済むことによって
感情のコントールを少しでも
楽にするのに役立ちます。
冷静さを失っていると
勝てるレースも勝てませんし
自信が持てなくなったり様々な
デメリットが多くあります。
自分自身と戦うことが
避けられないのが競馬ですから
感情面のコントロールは
おろそかにはできません。
2~3着でも当たるワイドは
感情の維持に役に立ちます。
これは他の連馬券にはない
メリットと言えるでしょう。
☆意外な配当・・・
そしてワイドの魅力としては
意外な配当が上げられます。
はしくれは常に馬券の基本は
単複であると説いてきましたが
その中でも複勝は意外な
配当になるとお伝えしました。
ワイドは連馬券でありながら
この特徴を内包しており
はしくれ自身もこれまで度々
この恩恵にあずかってきました。
その一例が下記に上げる
小倉9レースの結果です。
この時もはしくれは流して
ワイド馬券を買っていますが
2番手以下についても少し
自信のあった一戦でした。
そこで本命馬の複勝に
厚く張る方法を使わず
額を落としてワイド馬券を
狙ってみたいと思いました。
結果は・・・。
4,600円の的中でした(^^)
とても嬉しい結果でしたが
この時はしくれは驚きました。
それは思った以上に配当が
高かったからに他なりません。
この時◎ダノンスパークは
単勝で2番人気。
3着にからくも粘る
冷や汗ものの結果でしたが
1着に来た☆スズカフロンティアは
7番人気のオッズでした。
1番人気が飛んだとはいえ
かなりの好配当に感じます。
それは特に2着の9番人気
メイショウマトイとスズカフロンティアが
ワイドで4,690円の
配当だったことからも分かります。
7番人気と9番人気が4,690円で
2番人気と7番人気が4,600円。
こういうラッキーな配当になることが
ワイドでは時々あります。
もちろん逆に思ったよりも
低配当なこともありますが
感情面でも回収率でも
プラスなことがよくあるのです。
的中しながら上を目指すのが
はしくれのスタイルでもあり
ワイド馬券はその点からも
理想的な馬券です。
どうでしょう
ワイド馬券が儲からない馬券などとは
一概に言えないと思いませんか?
☆ワイドが難しい内は・・・
でも既にお伝えした通り
はしくれは元々競馬予想が
上手くはありませんでした。
回収率など50%も
行かない実力でもがいてましたし
競馬をやめようと思ったことも
これまで何度もありました。
ですが下手なりに上達してきて
分かったことも多くあります。
それはやっぱり
連馬券は難しい
ということです。
因みにはしくれが配信している
メルマガの通算成績は
ワイド4頭ボックス的中率が
55,70%
という数字を記録しています。
(2018年1月~8月末現在)
これは配信レース数に対して
的中があったレース数なので
本数で言えば更に
数値は上がってくるわけですが・・・
つまり言いたいことはといえば
このくらいのレベルにはないと
ワイドですら難しい
ということです。
的中の経験自体が乏しい
という予想力では
単複以外の馬券を買うのも
そもそもかなりギャンブルでしょう。
ですからワイドが難しいとか
儲からないという議論は
自身の予想力を把握して
考えるべきことと思います。
この点を磨くためには
も参照いただきたいのですが
買い目は買い目でまた独立した
難しさがあると言えます。
そのあたりは
もご覧いただければ幸いです。
☆ワイド馬券最大の特長
そして最後になりましたが
ワイド馬券最大の特長としては
複勝と同じく的中が重複する
というところです。
馬連なら同着以外は
一通りしか当たりませんが
ワイドは全部で三通りもの
的中が常時目指せます。
それに2~3着でも許されたり
人気馬を初めから除いてみたりと
様々な方策も得られる
異質な連馬券と言えます。
これらはまさに
ワイドならではの強み
と言うことができるでしょう。
3頭ボックスならその全てが
的中することも有り得るのです。
☆最後に・・・
今回はワイド馬券について
様々なメリットをお伝えしました。
難しいとか儲からないとか
簡単には言えません。
そのまとめをしていきましょう。
①3着が許されるワイド馬券は、連馬券で一番的中しやすい
②点数を絞れるために、配当はあまり大きくなくて良い
③払戻率が高く、初めからコスパが良い
④的中しやすい分、精神の安定を図りやすい
⑤意外な配当になることがある
⑥ワイドが難しい内は、予想力を見直すべき
⑦的中の重複が有り得る
⑧最初から人気馬を切るなど、買い方に柔軟性が持てる
というところです。
はしくれは⑧については
あまりお薦めはできませんが
メリットには違いないので
記載することに致しました。
お薦めできない理由としては
でお伝えした通りですが
人気に関係なく走る馬を
見極めることが大事だからです。
はしくれはたとえ買い目に
悩むことがあったとしても
予想印を変えることは
まずありません。
ワイド馬券はこれからもきっと
はしくれの楽しみとなり
予想力の指針としても
機能し続けてくれることでしょう。
様々なメリットを持つ
このワイド馬券の魅力を
ぜひあなたも競馬観戦時に
味わってほしいと思います。
そして楽しみながらこれからも
収支を改善していきましょう☆
*2018年ワイド4頭ボックス的中率50%超。
はしくれのメルマガ詳細は
をご覧下さい。
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