トゥザクラウン―馬体の殿堂(2)

 

優勝馬トゥザクラウン(牡・4歳)

2018年5月26日土曜日

10R葉山特別

4歳以上1000万下

東京芝1600m(曇り・良)

走破タイム:1分34秒3(ハナ差)

馬体重:520kg(̠̠-6kg)

 

H.ボウマン騎手騎乗

池江泰寿厩舎所属

ノーザンファーム生産

単勝2番人気(3.3倍)

パドックロード評価:◎(コメントあり)

 

第2回の選出馬は

葉山特別優勝馬

トゥザクラウンです。

 

均整の取れた馬体

パドックの外側を悠然と周回する歩様

フワフワの毛ヅヤにメリハリのある筋肉が

絶好調を感じさせる仕上がりでした。

 

池江厩舎の特徴としては

その馬に合った馬体づくりで

様々な個性ある馬の

仕上げに長けた厩舎です。

 

同馬の馬体はマイラーではなく

中距離万能型と言えますが

520kgの馬体も

重たく見えないのが特徴です。

 

前後の筋肉量が豊富

東京競馬場に限らず

中山などの急坂コースも

厭わないタイプです。

 

また今回は

好調であるサイン

が確認できましたので

その点についての写真を

以下に紹介致しましょう。

 

 

先ほどの写真よりも

少し分かりやすいのですが

尻尾の付け根がぴょこんと立って

上向きなのがお分かりでしょう。

 

きびきびと歩く中でも

この点は目立ったところで

こういう状態にある馬を

「尾離れが良い馬」

と言います。

 

入れ込んで尻尾をぶんぶん

振っている馬も見受けられますが

これはそういう馬とは一線を画す仕上がり

と言えましょう。

 

因みにこのときのはしくれの

パドックロードの配信結果は・・・。

 

 

◎1着→〇2着→▲3着→☆4着でした。

 

このレースでは会員様から

お礼のメールもいただきまして

大変光栄なことと感謝申し上げます。

 

コメントつきの◎は

そう簡単には現れませんが

はしくれ自身勝負レースに

位置づけている仕上がりですので

的中の共感をいただけたことが幸せです。

 

そしてこの時の買い目ですが・・・

 

 

単勝◎に500円、3連単100円で

計600円の勝負でした。

 

これは普段からはしくれが

600円を1レースの基本

としている影響ですが

このところ何かと要りようでして

多くは張れませんでした(汗)

 

買い目についての詳しい講義は

買い目の点数は6点以内、競馬を長く続けていくなら・・・

をご覧いただくとしまして

もう一度トゥザクラウンの

画像をご覧いただきましょう。

 

 

無駄のない仕上がりですね。

母馬のトゥザヴィクトリーとも

父馬のキングカメハメハとも

どちらにも似ていませんが

総合力の高い馬です。

 

同馬を選出したことによって

第1回、第2回と

ノーザンファーム生産馬の

選出となりました。

 

やはりノーザンファームの馬には

優れた馬が多いです。

この点は

競馬は牧場が左右する。ノーザンファームは生産界の巨人。

でも述べましたので

ご興味がございましたら

そちらもご覧になって下さい。

昨年の記事ではありますが

状況はそう変わりませんので・・・

 

それでは第2回の選出馬は

トゥザクラウンと相成りました。

仕上げの良い馬から学んで

ぜひ相馬眼を養いましょう。

 

*殿堂馬選出ルールは

馬体の殿堂―序章から

第1回選出馬は

サトノティターン―馬体の殿堂(1)

第3回選出馬は

サンライズノヴァ―馬体の殿堂(3)

をご覧ください。




2 COMMENTS

サンライズノヴァ―馬体の殿堂(3) | 競馬で生活する僕は へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です