ソウルスターリングの2018年初戦。
注目された阪神牝馬ステークスでしたが
優勝したのは重賞連勝中の
ミスパンテールでした。
予想通りスローで流れて
道中の位置取りが重要になりましたが
横山典弘騎手の好判断で
逃げたミスパンテールが
最後まで粘る展開となりました。
それでは意外な展開となった
阪神牝馬ステークスを
まずは予想から振り返り
回顧して参りましょう。
＜阪神牝馬ステークス2018予想＞
本命◎ソウルスターリング
対抗○ジュールポレール
買い目・・・単勝＆複勝各１００円、計４００円。
それでは結果です。
＜阪神牝馬ステークス2018結果＞
優勝馬・・・ミスパンテール
２着馬・・・レッドアヴァンセ
３着馬・・・リスグラシュー
（◎ソウルスターリング１０着、○ジュールポレール５着）
はしくれ・・・完敗です！
予想を参考にして下さった皆さん、誠に申し訳ございませんでした（＞＜；）
はしくれの◎ソウルスターリングは１０着・・・
それでは早速レースを回顧して参りましょう。
まず、スタートですが・・・
エテルナミノルが出遅れます。
クインズミラーグロもやや出遅れ模様で
その他の各馬は大体５分の
スタートとなりました。
赤丸で囲ったミスパンテールはこの位置です。
最初の６００ｍ通過は３７秒２でしたが
スロー展開が予想されたとおり
かなり序盤は緩い流れになりました。
先頭を切ったのはなんと
重賞連勝中のミスパンテールでした。
横山騎手の思い切った騎乗で
４コーナーを回ってからも
先頭を譲らないミスパンテール。
序盤がかなり緩かった事もあり
後続は中々差を詰められません。
最後も僅かな差が詰まらないまま
ミスパンテールが押し切って優勝。
同馬はこれで４連勝とし
重賞３連勝を達成しました。
２着には２番手から競りかけていった
レッドアヴァンセで
３着のリスグラシューが
唯一差して馬券圏内に飛び込みました。
◎ソウルスターリングは
ルメール騎手の好判断で
途中から前に行きましたが
最後はずるずると後退しての
１０着という結果でした。
因みにパドックの印は以下の通りです。
◎３着→▲５着→○９着→☆１０着でした。
優勝馬ミスパンテールは無印です・・・
この馬は見極めが毎度非常に難しい馬ですが
今回も特段良い仕上がりには見えませんでした。
パドックでの見極めが難しいタイプで
７分くらいに見える仕上げが
この馬にとっては良いようです。
毛ヅヤも今一な感じでしたが
前走よりは良化していました。
２着馬レッドアヴァンセは
中々仕上がっている一頭でした。
黒光りする馬体に張りのある筋肉で
もっと大きく見せていたら
印を付けられたかと思います。
人気は今一でしたが
フロックではありません。
３着馬リスグラシューは
今回も好仕上がりでした。
前走時は小さく見えて
切ってしまって失敗でしたが
今回は反省を生かして
本命に抜擢しました。
垢抜けた馬体で
腹回りがすっきりしていて
展開は向きませんでしたが
地力の高さを見せ付けました。
少し華奢に映るくらいが良いタイプのようです。
ジュールポレールはふっくらとしており
好感が持てる仕上がりでした。
次走はもっとやれそうです。
ラビットランは展開に泣きましたが
作りはかなり良かったです。
浮き出た筋肉が特徴的で
上がり最速も納得です。
ソウルスターリングは
これも悪くない仕上がりでしたが
その他の馬と比べると
やや急仕上げに見えました。
もう少し張りが欲しいですし
休み明けはあまり得意ではないかも知れません。
という事で・・・。
今回はスローペースを
上手く先行して押し切った
ミスパンテールの優勝でした。
同馬はまだ良くなる余地を残していますから
これからも連勝を重ねる可能性は十分です。
マイルでは毎度素晴らしい
走りを披露してくれていますので
ＧⅠの舞台に向けて視界良好と言えましょう。
それでは最後に
阪神牝馬ステークス2018の
データをまとめておきましょう。
阪神牝馬ステークス2018データ
・馬場状態：良。雨が降る中の一戦。
・走破タイム：１分３４秒８
・６００ｍ通過：３７秒２
・ペース：かなりのスローペース
レース上がり３Ｆ：３３秒８＝優勝馬同。
各馬の次走の活躍に期待したいと思います。
