春爛漫。
そんな陽気の中行われた
マーチステークス2018ですが
優勝したのは中山得意の
2番人気センチュリオンでした。
これまでの7勝全てを
中山ダート1800mで
上げていた同馬ですが
8勝目と初重賞制覇も
この得意のコースでした。
それではそんな結果となった
マーチステークス2018を
まずは予想から振り返り
復習して参りましょう。
<マーチステークス2018予想・印&買い目>
◎エピカリス
○センチュリオン
買い目・・・単勝&複勝◎・○各100円、計400円。
それでは結果です。
<マーチステークス2018結果>
優勝馬・・・○センチュリオン
2着馬・・・クインズサターン
3着馬・・・ロワジャルダン
(◎エピカリス14着)
払戻金・・・単勝610円、複勝190円
はしくれ・・・的中です!
応援下さった皆さん、誠にありがとうございました(*^^*)
はしくれの◎エピカリスは14着でしたが・・・
早速レースを振り返って参りましょう。
まず、スタートですが・・・。
メイショウウタゲ、サンマルデュークが出遅れます。
1番人気のハイランドピークも
あまり良いスタートではありません。
各馬の位置取りに注目が集まりましたが・・・。
赤丸で囲った優勝馬センチュリオンはここでしたが
なんと逃げ馬ハイランドピークは
最後方のこの位置。
スタートはそこそこでしたが
出遅れた訳ではありません。
横山騎手の判断で
下げた結果でしょう。
1000m通過は61秒7。
ハイランドピークが前に行きませんでしたが
それでも中々のハイペースとなり
持久力が要求される展開となりました。
センチュリオンは良い手応えで
4コーナーを回り
対してハイランドピークは
かなり厳しいポジションです。
最後の直線に向くと
3番手を追走していた
センチュリオンが抜け出しを図り
◎のエピカリスはずるずる後退してしまいます。
変わって外からアルタイルや
クインズサターンが追い上げてきて
最後は内からロワジャルダンも
優勝争いに加わってきます。
それでも最後は粘り切った
センチュリオンが凌いで優勝。
中山ダート1800mはこれで8勝目となりましたが
8つもの勝ち星全てが
同じコースとは珍しいです。
因みにパドックロードの印は・・・
▲1着→☆4着→◎9着→○14着でした。
優勝馬は見抜けていますが
高評価のハイランドピークの走りにはかなり残念でした。
まず、優勝馬のセンチュリオンですが
この馬はいかにも中山向きの
腹袋がある雄大な馬体で
特に今回のような
良馬場のダートは得手でしょう。
特に当該コースでは
3歳春から活躍していましたが
余程ここは同馬にとって
走りやすいコースなのだと思います。
2着馬クインズサターンも
中々の仕上がりでした。
☆のアルタイルと迷いましたが
やや胴が詰まっているので
マイル向きかなと思い
今回は印を回す事ができませんでした。
ツヤもよく
上昇しているのははっきりと感じられました。
3着のロワジャルダンは
やや緩く見えたのですが
おそらくこれは体型でしょう。
独特のバランスを持ち
気になる仕上がりではありました。
ただ個人的に見慣れない仕上がりでもあり
地方競馬所属になった事も
無関係ではなさそうです。
この点は次のレースで生かしたいところです。
そしてハイランドピークですが
この馬はかなりの好仕上がりでした。
95点~100点くらいはつけられる仕上がりで
正直横山典弘騎手の騎乗には
残念でなりません。
やはり逃げて勝利してきた馬ですし
ピッチ走法でどんな展開にも対応できそうな馬ですから
同馬得意の戦法で戦ってほしかったです。
エピカリスに関してはやはり
仕上がりはかなり良かったと思います。
ただ、馬の精神的な問題なのか
最後は気持ちがぷっつりと
切れたような走りでした。
バランスも良くツヤもあり
筋肉の張りも悪くなく
特段問題が見つかりません。
こういうタイプは簡単には見限れないところです。
アルタイルは上昇途上でしたが
芯のしっかりしたタイプで
好感が持てました。
馬体に幅があって
パワーとゆとりが感じられましたので
最後に☆評価としましたが
あと少しで3着以内の
良い走りをしてくれました。
という事で・・・
エピカリスは今回だけでは
判断できないと思います。
ハイランドピークも然りで
この辺が競馬の怖さです。
両頭とも仕上がりには
問題が無かっただけに
次の一戦でも警戒が必要でしょう。
対して勝ち馬センチュリオンは
馬体的にも中山適性が
はっきりと現れていますから
逆にその他のコースで勝利を
勝ち取れるかが焦点でしょう。
これからも更に相馬眼を磨いていく所存ですので
どうぞ「パドックロード」の印にも
ご注目下さい。
それでは最後に当レースの
データを記しておくとしましょう。
マーチステークスデータ
・馬場状態:直前に回復した良
・走破タイム:1分52秒1
・1000m通過:61秒7
・ペース:ハイペース
・レース上がり3F:37秒8=優勝馬37秒6