根岸ステークス2018結果・優勝馬はノンコノユメ

 

☆根岸ステークス2018結果・優勝馬はノンコノユメ

 

1分21秒5。

優勝馬ノンコノユメの2年2ヶ月振りの勝利は、

何と初の1400m戦でのレコード快勝でした。

 

唸るような末脚を発揮して、大きなところを期待された同馬も既に6歳。

去勢された影響によって走らなくなった印象があったこのノンコノユメですが、

久々の勝利をレコード勝ちで飾る事ができました。

 

はしくれの本命馬ベストウォーリアが回避してどうなる事かと思いましたが、

レースは例年通りの末脚勝負で決しました。

果たしてはしくれの予想結果はどうなったのでしょうか。

まずは予想からご覧ください。

 

<根岸ステークス2018予想 印&買い目>

◎ベストウォーリア

○サンライズノヴァ

買い目・・・◎・○各単勝100円、◎複勝100円、◎ー○ワイド100円、計400円。

 

それでは結果です。

 

<根岸ステークス2018結果>

優勝馬・・・ノンコノユメ

2着・・・○サンライズノヴァ

3着・・・カフジテイク

(◎ベストウォーリア出走取消)

 

はしくれ・・・惜敗です!

予想を参考にして下さった皆さん、誠に申し訳ございませんでした(><;)

 

はしくれの○サンライズノヴァは2着・・・

早速レースを回顧して参りましょう。

 

まず、スタートですが・・・

 

 

人気馬カフジテイクが出遅れます。

横一線というよりはバラッとしたスタートでしたが、

ここから一気に先行争いが激しくなりました。

 

予想では落ち着いたペースになると判断していたはしくれでしたが、

先手を奪ったサイタスリーレッドが軽快に飛ばして行き、

これに地方馬ラブバレットや、

好調な仕上がりだったブラゾンドゥリスが続きます。

 

 

最初の600m通過は33秒8。

これは明らかに速いペースで、芝並みのタイムでした。

重馬場で一番時計が出やすい状態となっていた事、

先手を切ったサイタスリーレッドが思いのほか飛ばした事が主な原因です。

 

前を行く各馬が飛ばし、

ノンコノユメ、○サンライズノヴァ、カフジテイクはまとめて後方からの競馬になります。

ペースがかなり速かった事もあり、

末脚の爆発には期待が持てるところでした。

 

 

4コーナーを回って直線を向いたところで、

まず先頭を走っていたサイタスリーレッドが一杯になります。

変わってラブバレットが進出しますが同馬も既に限界で、

それを見ていたブルドッグボスが前に急接近します。

 

ノンコノユメはこの時点では殆ど最後方でしたが、

サンライズノヴァ、カフジテイクらと一気に差し込んで来ました。

坂を上がると前と後ろが逆転する状態となり、

前を走っていたブルドッグボスを交わし、

サンライズノヴァ、ノンコノユメが競り合いながら突き抜けます。

 

 

最後の最後まで際どい勝負となりましたがノンコノユメに軍配が上がり、

2年2ヶ月振りの勝利をハナ差のレコードで飾りました。

 

終わってみれば完勝という内容でしたが、

ハンデも58kgで鮮やかな末脚復活と、

今回の1400mは完全に吉と出ましたね。

やはりハイペース追走で直線の長いコースは向きます。

 

一方、敗れたサンライズノヴァも立派な走りをしてくれましたが及ばず。

当ブログ予想では◎ベストウォーリアが回避しましたが、

もし出走していてもこの乱ペースに巻き込まれては、

正直かなり厳しい結果となっていたかもしれません。

毎年追い込み馬が台頭する一戦ではありますが、

来年もこの点には注意が必要となりそうです。

 

さて、はしくれの「パドックロード」からパドック診断も行いますが・・・。

 

 

ご覧の通りノンコノユメは抜けてしまいました。

ですが着順的には◎2着→○3着→▲5着→☆8着で、2~3着は確保できました。

 

 

ノンコノユメには驚きました。

確かに昨年の今頃よりも良くはなっているのですが、

そこまで劇的に変化したようには馬体で判断できませんでした。

無駄のない作りでしたが特別感も無い仕上がりで、

パドックで厚い印を打つのは難しい一頭でした。

+10kgの発表でしたが太目はありませんでしたから、

目に見えないところで体に芯ができたのかも知れません。

 

 

サンライズノヴァは素晴らしい仕上がりでした。

まだ少し緩さを残してはいるのですが、

当ブログでも再三お伝えしたように、今後も期待できる一頭です。

今回は今までで一番筋肉が浮き上がっていて、

確実に成長を感じられる仕上がりでした。

末脚勝負では敗れてしまいましたが、

バランスの良い馬体で自信のパドック◎でした。

 

カフジテイクはいつも通りのお腹がぽこっとした仕上がりで、

これは同馬の体型ですから気にはなりませんでした。

全体的にまだ張りが十分では無いので、今回は叩き台でしょう。

それでも他馬と比べて筋肉量が十分に感じられましたから、

次走でも流れが向けば更に怖い存在です。

 

▲ブルドッグボスもすっきりとした好仕上がりでした。

この馬は厳しい展開の中、前目で良く踏ん張りました。

この粘りはスプリント戦では更に威力を発揮しそうですし、

スタミナがある証拠ですから緩い流れのマイル戦なら距離も何とか持ちそうです。

 

☆ブラゾンドゥリスは恐らく目一杯の仕上げでした。

発表は+10kgでしたが無駄の無い馬体と張り詰めた筋肉で、

バランスの良い体つきもかなりの評価が必要でした。

ただ毛づやだけが今ひとつでこの点から☆評価でしたが、

ここまで前が速くならなければもっとやれたと思います。

良馬場の力の要るダートがいかにも合いそうなタイプです。

 

今回の根岸ステークス2018は好メンバーが揃っていました。

やはりフェブラリーステークスを間近に控えて各陣営も本気でしょう。

パドック狂いのはしくれには、とても楽しかったです。

 

さて・・・

データ予想ではペース読みから既に外れてしまっていましたので、

この点は改善が必要ですね。

◎ベストウォーリアの回避もありましたので、

○の単勝のみの勝負となりましたがハナ差の惜敗でした。

 

また、ノンコノユメはこれから路線をマイル以下に切り替えそうですが、

これによってダートスプリント路線の活性化が図れれば面白いですね。

続くフェブラリーステークスでも流れ次第では台頭も十分有り得そうです。

今回を上回る仕上げも期待できる状態ですから、

フェブラリーステークス当日はぜひ、

はしくれの「パドックロード」にもぜひご注目下さい。

 

 

それでは、パドック診断を含めた回顧は以上となります。

真冬のダート頂上決戦に向けて熱い一戦となった根岸ステークス2018。

今回もご精読下さいまして、誠にありがとうございました。

 

*根岸ステークス2018優勝馬ノンコノユメの関係者の皆様、及び馬券的中者の皆様に、心よりお祝い申し上げます。




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