今年は大器・ワグネリアンの出走が注目される、
GⅢ東京スポーツ杯2歳S。
昨年は2着馬にスワーヴリチャードの名前も上がり、
これからの活躍に期待が高まる馬たちの一戦です。
今回、はしくれの本命はワグネリアンで決まりましましたが、
この馬の走りには新馬戦から注目してきました。
来年のクラシックでも有力馬と成り得る馬で、
ここは通過点として強い競馬を期待しています。
それでは早速、東京スポーツ杯2歳Sの出馬表をご覧頂き、
はしくれの予想へと、参りたいと思います。
<東京スポーツ杯2歳S2017・予想 印&買い目>
◎ワグネリアン
○コスモイグナーツ
▲シャルルマーニュ
☆カフジバンガード
買い目・・・馬連流し◎ー○▲☆、ワイドボックス○▲☆、各100円=計600円。
本命◎はワグネリアンです。
はしくれが初めてこの馬を見たのは前走・野路菊ステークスでしたが、
この時、同馬は重馬場のスローペースをものともせずに差し切り勝ち。
その勝ち方も前が粘るところを外から一気に突き抜けて、
最後は余裕の2馬身半差で完勝といえる内容でした。
新馬戦の内容(上がり32秒6)からも期待していた同馬でしたが、
追われてからの迫力は父・ディープインパクトに迫るものがあります。
また、この馬の馬主は金子真人さんでもあり、
母父もキングカメハメハと、同氏の期待も非常に高い一頭に違いありません。
このローテーションを敷いてきたのも、
来年のダービーを見据えればこそで、
瞬発力に秀でた同馬がどれだけ弾けるか楽しみです。
更に同馬はここ2戦の馬体重が450kgと、
父ディープインパクトに似て牡馬としては小柄な馬体。
距離が伸びても活躍できそうな伸びしろを感じさせます。
雨と荒れ馬場は気がかりですが、
少頭数と重馬場もクリアしており、
実力発揮に支障はないと判断しました。
ここを勝って先々の楽しみを与えて欲しいところです。
対抗○にはコスモイグナーツです。
この東京スポーツ杯2歳Sは、
データ的には差し馬優勢で間違いがありませんが、
今回はレース前からの降雨が予想されています。
恐らく強くは降らない見込みで、
馬場の悪化はそれほどまでは行かない見込みで予想しましたが、
今の東京競馬場は芝が荒れていて瞬発力を殺がれます。
タフな馬場状態になると逃げ馬も不利ですが、
少頭数で逃げ馬不在のスローペースでは無視できません。
前走・アイビーステークスも逃げ切り勝利を収めていますし、
今回は最内枠のアドバンテージもあります。
人気が一息な今回は、狙って行きたいところです。
▲にはシャルルマーニュです。
同馬は前走・アイビーステークスではコスモイグナーツに及びませんでしたが、
その差はハナ差でタイム差なしと、勝ちに等しい内容でした。
この馬は前走時にプラス10kgとやや太めで、
成長分もありましたが絞れた方が良いでしょう。
今回は一度叩いて上積みが見込めますし、
先行力もありますから早めの抜け出しに注意が必要です。
清水久詞厩舎はこのところ好調ですし、
今回も重賞での活躍に期待です。
☆にはカフジバンガードです。
先述のとおり、東京スポーツ杯2歳Sの歴史は差し馬が優勢ですが、
ワグネリアンを除いた3頭は全て先行馬を選択しました。
それというのも降雨の影響と荒れ馬場を考慮したからですが、
同馬は前走・未勝利戦を2000mの不良馬場で勝利しており、
そのスタミナには一目置けます。
このレースで外すとすればワグネリアンの不発でしょうから、
後方待機馬が同馬をマークする以上は、
揃って陥落も無しとはしません。
となれば自分の競馬に徹する先行馬の方が買いですし、
人気も一息になりそうですから☆評価を献上します。
買い目はワグネリアンからの馬連流しと、
同馬が不発に終わった際の波乱を考慮して○~☆のワイドボックスです。
今回の東京スポーツ杯2歳Sは、
毎回違う馬場でハイパフォーマンスを見せてくれる、
ワグネリアンの走りに期待が高まります。
この一戦では左回り・荒れ馬場も経験して、
更に来年の飛躍へと繋げて欲しいと思います。
それでは、土曜日は雨予報ですから、
皆さんもお風邪など召しませんよう・・・。
未来の大器の活躍に、
心躍る土曜日になりますように。
グッドラック☆