皆さんこんにちは、はしくれです。
3日間開催となった先週の週末。
その最初の重賞にあたるGⅢファンタジーステークスは、
素晴らしい末脚を繰り出したベルーガが快勝しました。
当日の京都競馬場の芝状態は傷みが目立ち、
コース取りに関係なく力の要る馬場状態でしたが、
この荒れた馬場で同馬が繰り出した上がりは33秒9。
後方からごぼう抜きで重賞制覇を成し遂げました。
今週はエリザベス女王杯が開催される京都競馬場ですが、
その1週前の芝状態を確認しつつ、
レースを回顧して次の戦いに備えていきましょう。
それではまずははしくれの、
GⅢファンタジーステークスの予想と、
結果をお伝え致します。
予想は以下の通りでした。
<2017 ファンタジーステークス予想 印&買い目>
◎アマルフィコースト
○コーディエライト
▲スズカフェラリー
☆ボウルズ
買い目・・・ワイドボックス各100円、計600円。
それでは結果です。
はしくれ・・・的中です!
応援下さった皆さん、誠にありがとうございました(*><*)
はしくれの本命◎アマルフィコーストは3着・・・。
ガミッてしまったのは残念でしたが、
早速レースを回顧して参りましょう。
まず、スタートですが・・・
内枠2番のレグルドール、
中枠6番の▲スズカフェラリーが出遅れます。
全体的にばらっとしたスタートになり、
2歳戦らしさが感じられました。
最初から特別飛ばして行く馬もなく、
○コーディエライトがマイペースでハナに立ちます。
ペースはスローではありましたが、
大体例年の平均くらいの流れで進んで行きました。
600mの通過タイムは36秒2で、
緩い流れとなりましたが、
荒れた馬場を考えればそう遅くもありません。
各馬控える形となって一団で進んで行きます。
4コーナーを過ぎた辺りから中団の馬が仕掛けますが、
先頭を行くコーディエライトの末脚が鈍りません。
やはりこのあたりマイルの経験とスタミナが生きていました。
赤丸で囲ったアマルフィコーストは、馬群を割る選択をし、
更にその外、後方からベルーガが追い込みます。
このベルーガの末脚ですが、
目の覚めるような切れ味を見せ、
レース上がりを1秒も上回る33秒9の末脚で、
前を丸呑みにしました。
鮮烈な末脚でした。
届くかどうか分からないところからの、
一気の差しで快勝。
勝ちタイム1分22秒9は、
馬場を考えれば上々でしょう。
今回は荒れ馬場を考慮してスタミナ重視の予想でしたが、
このベルーガも新馬戦で札幌を快勝している事から、
パワーの面で特に優れたものを感じさせました。
また、2~4着がはしくれの予想したスタミナタイプが占めた事から、
この馬自身のスタミナ面も評価して良さそうです。
2着に粘ったコーディエライトは前目で残った唯一の馬で、
やはりこの点は先述の通り実績がものを言いました。
3着アマルフィコーストも進路取りに苦労した一方、
その末脚と馬群を割る根性から、総合力が高そうです。
そして4着に▲スズカフェラリーが入りましたが、
出遅れて外を回して上がりも2位の34秒0ですから、
この馬もまたかなりハイレベルな走りをしたと思います。
さて、この週の芝状態でしたが、
Bコースに替わったとはいえ、
内がそんなに伸びる状態とも言えない馬場状態でした。
やはり連日の降雨の影響で、芝のダメージは大きいです。
エリザベス女王杯でも、この点は要注意ですね。
また、勝ったベルーガは外を通りましたが、
特別外が伸びるという事でもなく、
どこを走ってもデコボコというか、
かなり芝が掘り返されている部分が目立ちました。
まるで夏の函館開催の最後の方の馬場のような・・・。
力が要るのは確かです。
それを考えるに付け、
ベルーガのマークしたレース上がりは、
パワーとスタミナの証明でした。
現時点ではこの馬は、
マイルの距離でも十分持つと思われます。
2歳女王になる可能性のある一頭と言えましょう。
それから・・・
余談ですがベルーガと言えば、
以前ダートの短距離で活躍した同名の馬が居ました。
やはり名前からもパワーの有るところが共通していて面白いですね。
そしてベルーガといえばシロイルカの事でもありますが・・・。
なぜか2頭とも芦毛ではないです(笑)
これも不思議な共通点です。
今回のファンタジーステークスは、
今後が楽しみになるような新星が登場しました。
ベルーガにはぜひ阪神ジュべナイルフィリーズに無事に進んでほしいものです。
また、馬券的にはトリガミになりましたが、
回収できたのは幸いでした。
これからも競馬の収支改善をテーマに取り組んで行きますので、
どうぞ変わらぬご声援を、よろしくお願い申し上げます。
それでは、また。
*勝利されたベルーガの関係者の方々、及び馬券的中者の皆様に、心よりお祝い申し上げます。誠におめでとうございました。