皆さんこんにちは、はしくれです。
先週の土曜日は東京競馬場で、
GⅡ京王杯2歳ステークスが開催されました。
お昼過ぎまで快晴だった東京競馬場ですが、
突然の暗雲で場内が暗くなり、
せっかく晴れてきれいに撮れるはずの写真が今一に・・・。
ちょっとがっかりしていますが、
本命◎を打ったタワーオブロンドンが快勝してくれました。
果たしてこの一戦が今後に繋がるのかどうか。
はしくれ流の回顧をしつつ、
次に繋げて行きたいと思います。
それでは先ずは、はしくれの予想からご覧頂きましょう。
予想は以下の通りでした。
<2017 京王杯2歳ステークス予想 印&買い目>
◎タワーオブロンドン
○カシアス
▲エントシャイデン
☆ピースユニヴァース
買い目・・・ワイドボックス各100円、計600円。
それでは結果です。
はしくれ・・・的中です!
応援下さった皆さん、誠にありがとうございました(*^^*)
はしくれの本命◎タワーオブロンドンが1着・・・☆
それでは早速、レースを回顧して参りましょう。
まず、スタートですが・・・。
う~ん・・・
はしくれの☆ピースユニヴァースが出遅れてしまいます。
一方◎タワーオブロンドンは好スタートを決めましたが、
ルメール騎手がしっかりと手綱を抑えて、
中団に位置を取ります。
道中はタイセイプライドが先頭を進みますが、
600m通過時点でのタイムは36秒0。
これは明らかに遅めのペースと言える走りでした。
後半の切れ味勝負が既に濃厚となりますが、
タワーオブロンドンは内で脚を溜めています。
各馬もそれをマークするように中団は一塊で、
最後の直線、進路の確保ができるかどうかが焦点でした。
最後の直線坂下です。
赤丸で囲ったタワーオブロンドンはこの位置。
射程圏ではありますが、
何分、前が緩い流れで差し切れるかは微妙なところ。
進路はやはり少頭数でバラけましたが不安でした。
内からは○カシアスが勢い良く追い込んできますし、
外からはアサクサゲンキが競りかけようとしてきます。
この函館・小倉両2歳ステークスの重賞ウィナーが迫りましたが・・・。
前を捉えてからは後続を突き放して、タワーオブロンドンが快勝。
上がりは33秒2と最速タイムで駆け抜けました。
2着には○カシアス、
3着にアサクサゲンキで、
4着には出遅れて外を回した、☆ピースユニヴァースが上がって来ました。
終わってみれば今回の京王杯は完全に1強でしたが、
それは既にパドックからも予測可能な状態でした。
冒頭の写真と同じ写真ですが、これで解説致しましょう。
まず、この幅の有る馬体を見て下さい。
この時期の2歳馬としては、十分過ぎる筋肉量です。
バランスも良い上に、
お腹も絞れています。
これでも2~4kgは太いような気もしますが、
一頭だけ明らかに質の違う馬体をしていて、
まずこの馬で行けるだろうと確信が持てました。
このパドックからも更に自信を深めていたはしくれですが、
実は、はしくれにはこのレースに苦い思い出が有りまして・・・。
それは4年前のカラダレジェンドが勝ったレースに遡ります。
この時は今回と同じように、見惚れた馬が居たのですが、
その馬は全く振るわず6着に散ってしまいました・・・。
事前の期待も馬体も大きい目立つ一頭だったのですが、
その馬こそは何とあの短距離の名馬、
モーリスだったのです。
このモーリスを見つけた時はそれはもう興奮して、
「この馬はGⅠを勝つ馬だ!」
と周囲に言いふらして大失敗。
レースでは単勝に突っ込んでものの見事にスッテンテン、
とても恥ずかしい思いをしたのですが、
タワーオブロンドンはそんな記憶を吹き飛ばすような、
快勝を見せてくれました。
その後のモーリスには低迷期もありましたが、
やがて本当にGⅠを勝ち、
しつこく買い続けたはしくれに、希望を与えてくれました。
タワーオブロンドンはその点から見ても、
今回をただの通過点に出来た事は大きいですし、
順調にこの路線での活躍が期待できます。
そして懸念された東京の芝コースの状態ですが、
まるで開幕最終週の、函館のような馬場でした。
こんな馬場でもスローペースの切れ味勝負で完勝するとは、
やはりタワーオブロンドンは、相当のレベルだと思います。
尚、予想としてはペース予想が外れてしまいましたが、
スタミナやパワー重視の馬場だった事は確かでした。
こういう馬場状態になると、
ファンタジーステークスのベルーガ同様、
洋芝適性の有る馬がやはり強いです。
その点につきましても、
勝利経験がある◎タワーオブロンドン、○カシアス共に有利だったと思います。
また、上位馬4頭は仕上がりも良く、
馬体通りの決着とも言えそうです。
因みに2番人気のタイセイプライドですが、
+14kgは発表どおり、相当に太かったです。
この馬は今回一叩きされての、次走の変わり身を警戒です。
さて、今回の京王杯2歳ステークスですが、
緩い流れで荒れた馬場の中、昨年と同じ走破タイムとは優秀な内容でした。
タワーオブロンドンがこれから益々活躍するのが、
非常に楽しみですね。
藤沢厩舎の短距離馬ですから、
海外遠征もあるかも知れません。
夢が膨らみますね。
関係者の方々や馬券的中者の皆さんも、
大変おめでとうございました。
それでは、
将来性あるスター誕生に湧いた京王杯2歳ステークスを振り返りつつ、
今回はこの辺でお別れしたいと思います。
今回もご精読下さいまして、誠にありがとうございました。
[…] (京王杯2歳ステークスの結果はこちらから) […]