皆さんこんにちは、はしくれです。
土曜日には京王杯2歳ステークス
が行われた東京競馬場ですが、
日曜日はこの秋を見据える一戦、
GⅡアルゼンチン共和国杯が開催されます。
同じGⅡでも前日の2歳戦とはカテゴリーの全く違う、
長距離2500mの古馬重賞というタフな舞台です。
そんなタフな一戦に今年は有力3歳牡馬が登場、
ダービー2着のスワーヴリチャードがはしくれの本命です。
3歳馬の優勝は20年前のタイキエルドラドまで遡らねばなりませんが、
ダービー2着馬の参戦自体が異例のローテーションでもあり、
データ傾向に囚われない走りに期待が高まります。
それでははしくれの予想の全容を、
出馬表をご覧の後に、お送りしたいと思います。
どうぞご覧下さい。
<2017 アルゼンチン共和国杯予想 印&買い目>
◎スワーヴリチャード
○セダブリランテス
▲アルバート
☆プレストウィック
買い目・・・馬連・ワイド流し◎ー○▲☆各100円、計600円。
本命◎はスワーヴリチャードです。
今回のローテーションは、
異例のダービー2着からの直行というローテンションで、
こういうローテで挑んだ3歳馬はあまり記憶にありません。
データ的に3歳馬は有利とは言えませんが、
ハンデの上では56kgとダービーよりも1kg軽く、
鞍上も四位騎手からM.デムーロ騎手に変更、
明らかにこの一戦は勝負気配が漂います。
また、このダービーは時計がかかる究極のスローでしたが、
この事は幸いで、ダメージも無いと思います。
事実ダービー馬レイデオロは、
後の菊花賞馬キセキ相手に神戸新聞杯で完勝、
ダービー上位組みはその後も重賞で活躍しています。
有力古馬に勢いがない現状を考えれば、
3歳世代トップクラスの能力に期待したいところです。
枠も4番枠とかなり良いところを引きましたし、
好勝負になるでしょう。
対抗○にはセダブリランテスです。
こちらもまた異例のローテで臨む3歳牡馬ですが、
同馬の前走は残念ダービーの異名を取るラジオNIKKEI賞です。
以前はラジオたんぱ杯の名で親しまれたこの一戦ですが、
2着に封じたウインガナドルがその後も古馬に善戦しており、
実績的にもこのメンバーなら足りてもおかしくない存在です。
更に元々同馬はダートを使われてきた経緯があり、
今の力の要る荒れた芝状態は、むしろ味方にできそうです。
あとは長距離を走るスタミナがあるかどうかの問題ですが、
スローペースになりそうな今回、距離は持つと思います。
重賞馬でありながら54kgのハンデも魅力で、
先行抜け出しの形から勝負になると思います。
▲はアルバートです。
長距離の強豪と言えばこの馬を思い出しますが、
今回同馬が背負うハンデが58.5kgと重く、
この点に関しては正直気がかりなところです。
アルゼンチン共和国杯のデータ傾向は差し有利ですが、
今回は馬場状態とペースから先行有利に傾いています。
そんな中で長距離戦を差して戦う同馬の事、
今回もおいそれとは作戦変更はしないでしょう。
そうなれば重いハンデが足かせになる懸念は拭えず、
どうしてもこれ以上の印は付けられませんでした。
ただ、実績的には最上位の存在で、
大きく崩れるシーンもまた、想像できないところです。
最後に☆はプレストウィックです。
この馬は前走9月の丹頂ステークスで、
札幌の2600m戦を快勝してきました。
現在6歳を迎えますが地道に成長してきた馬で、
初めて勝ち上がったレースも2400mでした。
こういう晩成の長距離馬は一度花開くとしぶといもので、
前走の勝利をきっかけにしてここでも好走が期待できます。
特に前走は早めに動いて勝利したのが好感ですし、
切れるタイプとは言い難いので今の馬場も合いそうです。
買い目は本命◎スワーヴリチャードから、流し馬券で臨みます。
今回のアルゼンチン共和国杯は、
3歳馬の今後を変える重要な一戦になるかも知れません。
3歳馬の台頭か、
重ハンデのアルバートの奮戦か―
どんな結果が待ち受けているのか、
非常に楽しみな一戦です。
そしてここからジャパンカップ、有馬記念に向けて、
新しい戦いが始まります。
馬券の的中を祈りながら、注目したいところです。
それでは3日間開催も最後の一日となりましたが・・・。
皆さんの競馬がより、充実したものになりますように。
グッドラック☆
*みやこステークスの予想はこちらからご覧ください。
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