皆さんこんにちは、はしくれです。
日曜日は台風21号が接近する不良馬場の中、
3冠レース最後の一戦・菊花賞が行われました。
この消耗戦を制して優勝したのはキセキでしたが、
最後は2着争いを尻目に突き放す完勝劇。
早速今回の菊花賞を回顧して参りましょう。
因みにはしくれの予想は、以下の通りでした。
<2017 菊花賞予想 印&買い目>
◎ダンビュライト
○アルアイン
▲キセキ
☆ミッキースワロー
買い目・・・単勝◎・○各100円、ワイドボックス◎~▲各100円、ワイド◎ー☆100円、計600円。
それでは全着順と払い戻し金です。
はしくれ・・・完敗です!
予想を参考にして下さった皆さん、誠に申し訳ございませんでした(><;)
はしくれの本命◎ダンビュライトは5着・・・。
それでは大雨の一戦となった菊花賞を振り返って参りましょう。
まず、スタートですが・・・。
かなりバラっとしたスタートになりました。
▲キセキもあまり良いスタートではありませんでしたね。
逃げ宣言を出していたウインガナドルも2番手になり、
先手を奪ったのは大外枠のマイスタイルでした。
人気どころの各馬は中団から後ろよりで構えていまして、
その中でもダンビュライトはかなり折り合いも付いていました。
1000m通過が1分4秒を越す流れで、
かなりスタミナを消耗する流れになりました。
内ラチ沿いは水の浮いている状態で、
各馬少しでも馬場の良いところを確保しようとしています。
ホームストレッチからバックストレッチへと向かう中、
静寂が訪れましたが、
3コーナーの坂に向かって徐々に後続の進出が始まりました。
ここで◎ダンビュライトがじわじわ先頭を伺う勢いで、
各馬これに続くように4コーナーを回ります。
直線に向いたときにはダンビュライトが抜け出しており、
「これはもらった!」
と息をまいたはしくれでしたが・・・。
ダンビュライトは直線で失速、
追いすがる☆ミッキースワローに先着こそ果たしましたが、
クリンチャー、ポポカテペトルからは離されての5着争い。
そしてこの2頭が抜け出しを図る中、
一頭違う脚色で追い込んできた馬が居ます・・・。
それが、キセキでした。
中団後ろで脚を溜めて、
先行各馬を並ぶまもなく差し切った圧巻のパフォーマンス。
不良馬場もなんのその、
切れ味鋭く最後の1冠奪取に成功しました。
この結果を受けてはしくれは、
やはり同馬の長距離適性、
そしてスタミナを素直に評価して良かったんだと改めて思いました。
予想時もお伝えしましたが、
これほどの雨にならなければ、当初キセキが本命でした。
それは明らかに同馬の馬体が長距離馬のそれだったからですが、
重馬場適性と4コーナーの位置取りから、
厳しいだろうと踏んでいました。
ただし、やはりこういう胴長体型はスタミナの塊ですね。
重馬場もなんのその、最後の切れ味の分も含めて、
スタミナで乗り切ってしまいました。
2~3着馬も切れない替わりに持久力に優れたタイプで、
不良馬場がどうかというより、
スタミナの有る無しが最も結果に影響したという感じを受けた一戦でした。
因みに、◎ダンビュライトは仕上がりもとても良く見え、
騎手の仕掛けも完璧でしたが、
それ以上に最後の直線の攻防が、あまりにもタフでした。
それでも5着に粘っていますから、
長距離適性は有ると思います。
○アルアインは少し体が立派でしたね。
その上やはりスタミナタイプではないので、
総合力は高いですが、苦しかったと思います。
ミッキースワローもこの距離はあまり向かなかったようです。
ですが、重馬場自体はそんなに苦にする感じではありませんでした。
さて、こうしてキセキが勝ってみると、
データの少ない長距離の不良馬場でのGⅠ戦という舞台が、
展開よりも不良馬場の適性よりも、
とにかくスタミナ第一で争われたという思いが強いです。
以前、キセキに似た馬体の馬に、
アイポッパーという馬がいましたが、
はしくれの脳裏にその思い出が蘇って来た一戦でした。
今日のキセキ、良く仕上がっていました。
スタミナと瞬発力を兼備したニューヒーローに、
心からの祝福を送りたいと思います。
はしくれの予想力はまだまだ一流とは言えませんが、
少なくとも自身の相馬レベルまでは引き上げたいと思います。
これからも当ブログをご覧下さる皆さんの為にも、
日々予想力の研鑽に努めて参りますので、
どうぞこれからも当ブログを、よろしくお願い申し上げます。
*勝利されたキセキの関係者の方々、及び馬券的中者の皆様に、心よりお祝い申し上げます。誠におめでとうございました。