2017宝塚記念予想・キタサンブラックの取捨は・・・?

 

皆さんこんにちは、はしくれです。

6月25日・日曜日は、阪神競馬場で

GⅠ宝塚記念

が開催されます。

 

春競馬もいよいよ大詰め。

出走頭数は僅か11頭と少なめですが、

メンバーは揃った印象を受けます。

 

断然人気のキタサンブラックの走りに注目が集まりますが、

馬場状態や枠順、展開を読まない限り、

おいそれとは本命を打てないのがプロの宿命です。

 

ここまで時間がかかりましたが、

前日の馬場状態も踏まえた上で予想しましたので、

是非参考にして下されば光栄です。

 

それではまず、宝塚記念の突出したデータから参りましょう。

 

<2017 宝塚記念 枠順>

 

今回の突出したデータは、枠順です。

 

ご覧の通り、大外枠である8枠だけが抜けた実績を残しています。

これを見れば今回のキタサンブラックが、

外枠を引いたのはむしろ強運

と言えるのではないでしょうか。

 

このところ、例外なく内目を引いて

好枠スタートを切っていたキタサンブラックですが、

要は「追い風が吹いている枠」に入る強運と、

それを活かす能力が噛み合っているのでしょう。

これは好枠に入ったと言えそうです。

 

次に気になるのが当日の馬場状態です。

 

前日・土曜日の時点では、まだ芝は良発表。

土曜のメイン・垂水ステークスでは、

勝ち馬シルバーステートが、レコードタイ記録で駆け抜けるなど、

高速馬場が維持されています。

 

先週もレコードが出ていた芝状態で、

コースの状態は限りなく良いと言って良いと思います。

ただ・・・。

 

 

阪神競馬場の天候は、夜中に強雨。

その後も晴れ間は望めそうになく、

馬場は重馬場になりそうです。

少なくとも良の高速馬場ではなくなると見て良いでしょう。

 

更に、日曜当日には芝のレースが5レース組まれており、

この間に芝の状態が更に悪化する懸念があります。

特に4コーナーから直線にかけての傷みやすい部分において、

最後の末脚の伸びに影響が出ないとも限りません。

恐らくインを選択するキタサンブラックのコース取りが、

少なからず気掛かりです。

 

もう一つ、

キタサンブラックは走法的に、跳びが大きく、

重馬場では滑りやすい走法ではないかと思います。

重馬場の巧拙には諸説ありますが、

はしくれは走法から巧拙が出やすいと判断していますので、

この馬場状態は正直歓迎できません。

 

前に行く馬が乏しく、スローで前残りになりやすいとは言え・・・

絶対的ではなくなった感は否めません。

 

これらの事を総合すると、キタサンブラックの取捨は考え物ですが・・・。

 

それでも、本命は◎キタサンブラックにします。

主な理由は2つです。

 

まず、最大の理由は

一度負かした相手ばかりのメンバー構成である

という事です。

 

この事実は重いです。

重馬場になったからって、他馬に簡単に逆転できる可能性が増えたかというと、

そうとはやはり、言い切れません。

キタサンブラックにとって重馬場は試練ですが、

その事実一つで崩れるような戦績ではありません。

 

ペースも例年前傾ラップでハイペースになりがちですが、

ここはまずスローで運べる前有利な展開が予想されます。

安易に馬場の悪化だけで逆転できるほど、

この馬自身の充実度・及び武豊騎手は甘くない、と判断しました。

 

個人的には日本一先行が上手いのは、

ペースが読みきれる武豊騎手だという考えもあります。

キタサンブラックの主戦としてはこれ以上ないパートナーです。

本命を託します。

 

そして、単勝も1倍台、且つ馬場状態から

絶対的とも言い切れない点

を考慮して印を付けると・・・。

以下のようにまとまりました。

 

<2017 宝塚記念予想 印&買い目>

◎キタサンブラック(重馬場未知も、戦績・好枠・展開と3拍子揃っている。)

○ミッキークイーン(重馬場歓迎、長く使える末脚が魅力、牝馬で2kg減の恩恵。)

▲ゴールドアクター(重馬場OK、急坂OK、距離OKで鞍上は鬼才・横山典弘騎手。)

△サトノクラウン(重馬場歓迎、好枠、阪神で良績なしもまだ3戦目。)

買い目・・・馬連ボックス◎~△各100円、計600円。

 

良馬場であればキタサンブラック軸が妥当だと思いますが、

天気予報が当たれば今回はまず重馬場。

いかなキタサンブラックの実力と言えど、

この部分で強気にはなれません。

 

競馬が早めに動く事も考えられますし、

他馬にとっては持ちタイムの不安がなくなるので・・・。

今回はボックスを選択しました。

 

果たして試練を乗り越えて、キタサンブラックは勝利できるのでしょうか。

精一杯応援したいと思います。

 

それでは、名馬・キタサンブラックの走りに期待して・・・。

今回はこの辺で。

ご精読、ありがとうございました。





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