予想印が競馬スタイルを決める!

 

こんにちは、はしくれです。

 

パドックでも新聞でも

予想が終わっていざ印を打とうとする時

一体どれくらい印を付けるべきか

悩んだ事は有りませんか?

 

実は5年ほど前までのはしくれは

この予想印が

競馬で勝つために一体どれくらい必要なのか

分からないまま買い目を決めていました。

 

競馬新聞でも競馬ブログでも

いわゆる「ヒモ」と呼ばれる連下(れんか)・△以下の印は

勝てないまでも連馬券には絡む馬

という意味合いのために

しばしば何個も使用される傾向にあります。

 

競馬予想というと

大体の方が新聞をメインに予想されていますので

知らず知らずの内にそれを真似て

いつの間にか沢山の馬に印をつけてしまうクセ

が付いてしまいます。

 

そこで今回は19年

競馬をやってきたはしくれが

特に気をつけているこの

予想印の数

についてお話したいと思います。

 

まず、結論からお話しますと

はしくれが予想する際、気をつけている印の数は

「4つまで」

であります。

 

 

これはプロとしてはかなり少ない数ですが

なぜこの数なのかというと

大きく分けて三つの理由が有るからです。

 

まず一つ目ですが

印を選び抜く努力をすれば、予想の精度が上がるから

です。

 

これは言わずもがなですが

逆に言えば、予想が外れた時

ちょっとでも印がついていた馬が上位に来たとき

印は付いていたんだから、良い線を行っていた

などと

結果に対する言い訳をしない為にも必要です。

 

以前のはしくれはこのような慰めを

自分自身に対して、随分やっていました。

もうちょっとお金があれば印的には買えていた

とか

印は付いているんだから

次はもっと上手く行くはず

とか・・・。

 

外れたことの言い訳を、印に求めていた

のです。

 

 

これまでもお話してきましたが

競馬は単複でもきっちり当たれば勝ちです。

ですが

当たらなければ収支の上ではマイナスでしかありません。

 

外れを直視できない為に

これまで随分上達が遅れて来た

と思います。

 

これは極端な例ですが

もし、あなたが100万円を1点で賭けなくてはならないとしたら

三連単で勝負しますか?

本気で予想をする時には

そんなに印は要らないものです。

 

そして二つ目ですが

予想印が多いと、買い目が上達しないから

です。

 

これは先ほどもお伝えしたとおり

単複でも競馬は勝てる

ものなのに

印が沢山付いていると

単複が頭の外に追いやられてしまいます

 

 

なぜなら

多くの馬に印が付いていると

オッズの低い単複では、利益を出しづらくなるから

です。

 

こうなると必然的に

狙いが連馬券ばかりになり

勝ち馬を当てる

という

競馬本来の目的からは遠ざかってしまいます。

 

そして

こうして競馬が複雑化すると

いよいよ買い目も難しくなり

レースごとに柔軟に買い目を対応させていく

という事が

どんどん難しくなっていきます。

 

そして負け分を取り返そうと

穴馬ばかりに目が行くようになったり

無謀な買い目を選択したりと

悪循環に陥っては、後悔するはめになるのです。

 

買い目を選ぶ技術は簡単には身につきませんが

買い目は必要なときに必要な式別で

対処できなければなりません。

それが単複であるのなら

単複を選ぶべきなのです。

 

そして最後の三つ目の理由は

購入資金が多額になるから

です。

 

チリも積もれば山となる

とは良く言いますが

三連単などの買い目は

その1点の破壊力が凄まじい為に

気がついたらあれもこれもと、何点も購入していた

という事がよく起こります。

 

こういった配当は

少点数でものにしてこそ意味のあるもの

なのですが

せっかく的中しても購入金を差し引いたら

なんだ、2倍の複勝を買ったのと同じか。

と言う事が

意外なほど多いものです。

 

こうして買い目が膨らんで

毎回大きな額が必要になってしまうと

実生活からかけ離れた金銭感覚

で競馬をするようになり

果てはギャンブル依存症にもなりかねません。

 

これが如何に平和な暮らしを奪ってしまうか。

ここでお話をしなくとも

実際に苦しんでいる方の多くが

多方面でその記録を残しています。

 

 

以前お伝えしたとおり

はしくれの競馬は

「競馬を一生続けるための競馬」

です。

 

競馬の高みを目指し、競馬の楽しみを知り、競馬を探求する。

利益を追い求めて行く中で

自身と向き合いながら予想に取り組む事が大切です。

 

予想印の数を決めるという事は

競馬のスタイルを決めるという事です。

あなたはどんなふうに、競馬と付き合って行きたいですか?

 

このコラムをきっかけに

あなたが予想印の数を見直し

少しでも競馬の収支改善を果たして下されば幸いです。

 

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