皆さんこんにちは、はしくれです。
ついに日曜日には東京競馬場で
GⅠ・日本ダービーが発走を迎えます。
皆さんの予想は決まりましたか?
さて、今日もはしくれは現地・東京競馬場に赴いて
芝生の度合いのチェックと、
Cコースでのレース展開を実際にこの目で確かめて来ました。
金曜日の雨の影響は?
そしてCコースの影響は?
1番人気馬アドミラブルがまさかの大外枠を引いた今年、
これらの影響を考えずにはダービーを占えません。
気になる馬場状態ではありますが、
まずはいつも通り、
日本ダービーの突出したデータの確認
から参りましょう。
<2017 日本ダービー 枠有利>
まず、近5年の中で
相当顕著な結果を残しているのが、内枠馬の成績です。
5年前を除くと近4年では、
1枠1番が3回、2枠3番が3回。
更に1枠は2014年のワンアンドオンリーを含めると、
近4年で必ず複勝圏に突入と、圧倒的な結果を残しています。
ここまで顕著な内枠有利のデータの陰で、
7枠馬が台頭している(3回)というのは、気になるところでもあります。
そこでこの3頭を調べてみると、
直前の重賞で3頭ともに優勝、それもGⅠかGⅡというハイレベルな実績
を挙げている事が分かります。
そこをポイントに考えると、
外枠で争覇圏に入る為には相当の実力が無い限り不可能
だと考えられます。
今年の7枠馬3頭は、直前のレースで重賞勝ち馬は居ない為、
データ的にはやはり、内枠馬の方に枠の利がありそうです。
そして次に注目すべきデータは、
瞬発力と血統です。
<2017 日本ダービー 上がり3Fタイム>
赤枠で囲った部分にご注目ください。
数字は上がり3ハロンのタイム、右は入着馬の血統です。
2014年を除き、
連対馬には33秒台の時計の計時が求められること、
そしてディープインパクト産駒の好走例が非常に多いのが分かります。
このデータが示しているのは、
日本ダービーが瞬発力勝負になりやすい事に加え、
その瞬発力を生まれつき備えているディープインパクト産駒が有利
という傾向です。
ディープインパクト自身が、東京2400mでは無類の強さを誇りましたから
これは遺伝子の力と見て間違いありません。
これが競馬がブラッドスポーツと呼ばれる所以でもありますが、
しかしこれだけでは決まらないのが競馬。
それが馬場状態と展開という2大ファクターの影響です。
さて、ここからが本題です。
冒頭でお話した、馬場状態についてですが・・・。
これは、相当顕著な事実が土曜日に刻まれました。
それは・・・。
土曜日の芝レースの勝ち馬は、全て大外枠の差し馬である。
という事実です。
これにははしくれ、驚愕しました。
開催された5レース分、ひとつ残らず大外枠馬の優勝です。
これはもうダービーで、
例年とは違った結果が出ても驚けない状況
に有ると見て良いでしょう。
なにしろペースに関わらずのこの結果には重みが有ります。
そして実際の芝の感触ですが、
さすがは東洋一と謳われる東京競馬場。
昼過ぎからは良馬場に変わり、
はしくれの印象でも、
パンパンの良馬場に近い状態がダービーでも望める
と確信しました。
更にCコースの影響ですが、
先週までBコース使用で各馬が内を開けて走っていた影響からか、
内目の馬場が伸びにくい状況
が作り出されています。
こうなると最内枠でも、上手く進路を確保しないと
勝負どころで置かれそうです。
以上の事柄を総合的に判断した結果・・・
本命◎は、アドミラブルに決定致しました。
同馬は大外枠、そして青葉賞からの参戦ですが、
今年に限っては追い風が吹いています。
大外枠はむしろチャンス、
しかも7枠馬に直前重賞勝利馬が不在です。
となれば隣枠で直前に重賞を制覇しているこの馬が、
ついに「青葉賞組はダービーを勝てない」
というジンクスも打ち破ってくれると信じます。
更に同馬はディープインパクト産駒で、
ダービーの覇者キズナと似た体型なのも魅力です。
そして、
皐月賞2着のダンビュライトを蹴ってまでアドミラブルに騎乗する、
デムーロ騎手の判断にも期待大です。
これで本命は決まりました。
あとは相手選びですが・・・
これは短評にまとめるとして、
いよいよ、印と買い目を公開する事に致しましょう。
<2017 日本ダービー予想 印&買い目>
◎アドミラブル(青葉賞レコード勝ち。大外枠が追い風に。ディープインパクト産駒)
○サトノアーサー(上がり32秒台を持つ末脚が脅威的。こちらもディープインパクト産駒)
▲アルアイン(皐月賞レコード勝ち。良馬場では無敗のディープインパクト産駒)
買い目・・・◎単勝200円、馬連&ワイド流し◎ー○▲各100円、計600円。
まさに世代の頂点を決めるに相応しいメンバーです。
大外&青葉賞組みのジンクスを打ち破り、