こんにちは、はしくれです。
今日は、6日(土)京都競馬場で開催される
GⅡ京都新聞杯の予想をお送り致します。
難解極まりないこのレース、
激走するのは果たしてどの馬になるでしょうか。
まずは出走馬を見て行きましょう。
<2017京都新聞杯 出馬表>
ご覧の通り、今年は12頭の出走と頭数は手頃ですが、
冒頭でお伝えしたとおり、今回はかなり難解な一戦となりました。
というのも、突出したデータを探し出す
いつものはしくれの予想スタイルですが、
突出したデータが少なく、絞込みに苦労しました。
とは言え、全く無いよりは良いです。
まずは、唯一と言っていい突出したデータである
「脚質」をご覧下さい。
ここで圧倒的なのは、差し馬の複勝(3着以内)率です。
これは右の占有率でも66.7%、
逃げ馬0%という数字からも、
いかに最後の直線勝負かが窺い知れます。
そこで京都新聞杯の過去5年の勝ち馬のレース振りや、
最後の直線の爆発力を量る、
「上がり3ハロンのタイム」を見ていきますと・・・。
以外にも、爆発力の指針となる「上がり33秒台」を計時したのは、
昨年の勝ち馬、スマートオーディンだけでした。
レース振りを見てみると、ダービー馬に輝いたキズナなどは
かなり速い脚で追い込んでいるように見えるのですが、
その末脚は34秒5と、最速では有りますが、
そこまで速い脚を要求された訳では有りません。
ペースや馬場状態によってもこの数字は変わってきますが、
過去5年の勝ち馬で、スマートオーディンのみが33秒台という事を考えると・・・。
差し馬有利と言っても、
そこまでの爆発力は必要ないのかもしれません。
更に馬場状態の面では、今年は例年と違い、
少し時計がかかりやすくなる懸念も有ります。
それは、この天気予報から推測できる事です。
<2017京都新聞杯 天気予報>
これを見ると、レースの時刻に合わせたかのように、雨予報となっています。
ただ、予想降水量を見る限り、
1時間に1mm程度と微量の降雨であります。
これをどう見るかによって、展開の予想はかなり違ってきてしまいます。
悩みましたが、はしくれの馬場状態の結論は・・・。
「良馬場だけど、雨を含んでやや上滑りしやすい芝状態」
です。
こうなると、末脚自慢というタイプよりは、
「長く良い脚が使えるタイプ」の方が向いた展開となりそうです。
いきなりダッシュを利かせる走りでは、
滑りやすくてギアが入りにくい、という予想です。
これに合う差し馬はと言うと・・・。
居ました、4番の◎インヴィクタです。
今回は同馬を本命で行きたいと思います。
似たようなキャラクターは他にも居そうではありますが、
同馬にはもう一つ、有利な点があります。
それは・・・
馬場の4分どころを通れそうだということです。
これは昨年のスマートオーディン(2番)が優勝した際の通り道なのですが、
過去の優勝馬は大体、この4分どころを伸びてきました。
直線勝負になる事が多く、
最後は馬場の良いところを通った方が伸びるのです。
これなら、4番枠に入った事で、
ここを通って激走するのではないかという、はしくれの思惑です。
それでは、印と馬券の買い目をまとめていきましょう。
<2017京都新聞杯 印&買い目>
◎インヴィクタ(鞍上ルメール騎手も好感)
○サトノリュウガ(京都2戦2勝)
▲メルヴィンカズマ(前走は前が開かず)
買い目・・・◎単勝200円、◎~▲ワイドボックス各100円、馬連◎ー○100円、計600円。
以上になります。
果たしてインヴィクタの激走は有るでしょうか!?
楽しみな一戦です!