こんにちは、はしくれです。
日曜日はいよいよサトノダイヤモンドとキタサンブラックが激突する
天皇賞(春)の発走です。
日本最長距離のGⅠ・天皇賞(春)を制するのは、
果たしてどの人馬になるでしょうか。
ではまず、いつも通りに「突出したデータ」を探して参りましょう。
今回の突出したデータは・・・「人気」です。
以下のデータをご覧ください。
このデータを見て、はしくれは愕然としました。
なぜなら・・・「1番人気があまりにも来ない」からです。
これには正直驚きました。
確かに堅くは決まらないのが春の天皇賞のイメージでしたが、
連対のみならず、3着以内にもたった1回しか入っていません。
その一頭も08年のアサクサキングス(3着)まで遡らねばなりません。
これは1番人気が想定されているサトノダイヤモンドにとっては、
とてつもない試練が待ち構えていると言えそうです。
しかし、これはどういうことでしょうか。
新馬戦を除けば、人気に推される馬というのは
すべからく実績があります。
まして最高峰のGⅠレース、天皇賞でのこのジンクスは・・・
唖然とするほかありません。
やはりコーナー6回の長丁場、
きついマークで消耗するか、
外に出されてスタミナ切れか・・・。
とにかく、なにが起こっているにせよ
これはサトノダイヤモンドにとって、
非常に脅威のデータです。
では、良い方のデータは無いのでしょうか。
ここで次に顕著なデータ、「枠番」が出てきます。
これを見ると一目瞭然、
有利なのは最内枠の1枠だと分かります。
昨年のキタサンブラックも1枠1番で勝利していますが、
1枠1番は5年で3勝、2着1回と優勢です。
今回この枠に入ったのが・・・シャケトラです。
データを機械的に読むのであれば、
ここで本命はシャケトラに決まりです。
大外枠のサトノダイヤモンドには、正直苦しい予想であります。
ただ、サトノダイヤモンド自身は、
3000m以上のレースで2戦2勝、京都競馬場では3戦3勝、
関西圏では6戦全勝というとてつもないデータがあります。
レースの特色としては本命にはしづらいですが、
この馬自身が人気になるのは納得の理由です。
更に、2番人気で人気を2分する、キタサンブラックはどうでしょうか。
こちらも、休養明けの2戦目(叩き2戦目)は3戦3勝、
京都競馬場も3戦3勝、
昨年のこのレース優勝と抜かりない実績です。
その上内枠の3番を引き当て、
いよいよ流れはこちらに傾いているようにも思えます。
これは一体どうしたことか・・・。
3着を外す可能性すらサトノダイヤモンドにはある、というデータ。
これには驚きましたが、
やはり本命は◎サトノダイヤモンドで行きたいと思います。
その決断の理由はずばり、
「馬体」にあります。
やはり、はしくれにはどうしても、
サトノダイヤモンドは生粋のステイヤーに思えて仕方が有りません。
理想的な胴長体型で、お腹がきっちり絞れている。
相当にスタミナの有るタイプに見えます。
これから察するに、
同馬は今までスピードの絶対値よりも
実はスタミナの絶対値で勝ち進んできたのではないか、
とはしくれは思っているほどです。
今回は競馬の神様のいたずらで、
あろう事か大外枠の15番、
さらに1番人気を背負わされてしまいました。
ですが、サトノダイヤモンドという馬は、
データに勝るものを持っている馬だとはしくれは思うのです。
今回はこの直観に賭けてみたいと思います。
それにしても多士済々の天皇賞・春です。
印は多めに付けたいと思います。
◎サトノダイヤモンド(ジンクス撃破に期待)
○キタサンブラック(実績優位)
▲シャケトラ(データが追い風)
△シュヴァルグラン(長距離得意)
☆アルバート(長距離得意&末脚魅力)
×ゴールドアクター(復活警戒)
この6頭を選出しました。
買い目は以下です。
馬連流しで◎ー○▲△☆×に各100円、単穴▲シャケトラの単勝に100円で、計600円。
凱旋門賞を睨むサトノダイヤモンドにとって、試金石の一戦です。
いまだかつて一度も達成されていない凱旋門賞勝利への道の前に、
このジンクスを同馬が打ち破ってくれる事を願っています。