こんにちは、はしくれです。
今日は
パドックの情報の中で、不要な要素
について、お伝えしたいと思います。
以前からはしくれは
の記事で
パドックの見方の極意
についてお伝えしていますが、
今回はその逆
「パドックで見なくて良い点」
についても、お伝えしたいと思います。
・・・ところで皆さんは、パドックをどこでご覧になりますか?
ある方はライヴ
ある方は民放のテレビ中継
ある方はグリーンチャンネルのパドック中継など
パドックを見るにも、色々な場所や方法があります。
はしくれはその時の状況で
これらを使い分けている
のですが、今回は特に
ライヴ以外の「動画中継」で起こる出来事について、
不要な点をお話させて頂きたいと思います。
ライヴでは起きないのに、
中継では起こる不思議な事態とは・・・?
それは特に、
GⅠのパドック中継で起こる
のですが、その答えは
今回のパドックと、前回のパドックとを比較する映像が流れる
という事です。
これは放送する側としては善意でやっているのでしょうが、
はしくれに言わせれば
絶対不要
の情報です。
なぜこれほどまでにはしくれが
否定するのかと言いますと、
そもそもパドックというものは基本、
「横の比較」しか意味を成さないから
という他はありません。
これはパドックに打ち込んでいれば必ず気付く事なのですが
案外、解説者からも聞かれない事実です。
それどころか、「縦の比較が重要」とまで言う解説者も居ます。
そもそもパドックというのは、
そのレースに出走してきた馬同士の、
今の状態を比較すること
が最重要です。
この「横の比較」に対して、
「縦の比較」というものは
そのレースに出走してきたある一頭の、
今回と前回の様子とを比較すること
です。
この縦の比較には
以下の大きな矛盾
があります。
それは
今の状態しかレース結果に影響を及ぼさないのに
わざわざ放送して見る側を混乱させる
という点です。
考えても見て下さい。
前走の状態がいくら良くても、
今回がダメだったら何の意味があるでしょう?
逆に、前回悪かった馬が良くなっていたとして、
それよりも他馬が仕上がっていたらそれも意味を成しません。
もちろん、一頭の馬について深く知りたいなら意味はあります。
ただ、「馬券を当てるためのパドック」としては
開催側が親切心で始めたのは分かりますが
パドック中継の「横の比較」の時間を浪費しているに過ぎません。
ですから皆さんは
パドックに専念しようと思うとき、この
「縦の比較」
に付き合わないよう、くれぐれもご注意下さい。
情報を扱う際、重要な事の一つに
「鮮度」というものがあります。
パドック予想は他のどんな予想よりも、
この鮮度で優位に立つものです。
ですから
縦の比較なんて、一切必要有りません。
もちろん、その馬のクセを見抜くには使えるかもしれませんが、
クセと仕上がりは別物です。
因みにはしくれは、
この「縦の比較」が始まると
お茶でも飲んで画面を見ずにやり過ごす
ようにしています。
これは
今のパドックの判断に、雑念を混じらせたくないからです。
それよりも、
横の比較を徹底する。
これに尽きます。
また、ライヴで観戦する際も
以前の仕上がりを思い出す必要は有りません。
実際、はしくれの師匠である妻は
以前選んだ馬の事を覚えていない程です。
それでも馬券は当たるのですから
縦の比較に関わるのは、時間の無駄
というものです。
ぜひ、時間は有効に使いましょう。
パドックを見る目は
沢山の経験を積めば積むほど、上達していくものです。
ですが
なんでも役に立つ情報が提供されているとは限りません。
貴重な時間を無駄にせずに、
着実に経験を積みたいものです。
それでは、この点を意識して
あなたが競馬の収支改善を果たされる事を願って・・・
今回はこの辺で。
失礼致します。
*他にも注意すべき点があるとしたら・・・?
をご覧下さい。