はしくれの血統論。競馬は馬体で決まる。

 

皆さんこんにちは、はしくれです。

競馬と言えば「ブラッドスポーツ」とも呼ばれ、

サラブレッドが血統を操作されながら進化し続けてきた事は

多くの人が知るところですが、

皆さんはこの「血統」というものをどのようにお考えですか?

 

はしくれが競馬の入門編としてプレイした

「ダービースタリオン」

などに代表される競馬ゲームは、

血統を掛け合わせて強い馬を作り出す

という事がプレイの王道でした。

 

現実もまさにこの通りで、

強い馬を作るために、様々な配合が試され

その中で効果の高いものだけが

淘汰を耐え抜いていく、

という非常に厳しい世界です。

 

そこで今日はこの「血統」に照準を合わせて

はしくれの血統論

を披露したいと思います。

 

そもそもサラブレッドとは、

Thorough(完璧な)+bred(育てられた)という

言葉の組み合わせからくるもので、

読んで字の如く、

完璧に育成された、作られた存在である事が分かります。

 

元をただせば殆ど一頭(或は3頭)の馬に行き着くような、膨大な系図がありますが、

簡単に言ってしまえば、

速く走るのが得意な馬の血が、今に残っている

という事です。

 

細かい事の成り行きは ウィキペディア をご参照頂くとして、

とにかく血統を簡単に考えると

速い走りができた父に、似た子ども(もしくはそれを超える子ども)を残す事を優先する

というのがサラブレッドの基本です。

 

 

よく、○○産駒は東京が得意

とか、

△△産駒は短距離しか走らない

とか色々な事を言われます。

 

皆さんもはしくれも、

こういう知識が実際に馬券に活かされれば良いのですが、

新馬戦にしろGⅠにしろ、

これだけを決め手に買うには、かなりの研究が必要になる事でしょう。

 

当コラムの真髄は「馬券の収支改善」にありますから、

これらの血統ばかりを追いかけるよりも、

競馬の全体を知る事の方が、余程大事だと思います。

 

そして実際に収支改善に繋がる考え方の一つとしては、

血統<馬体

という考えをはしくれは掲げています。

 

これはどういう事かと申しますと、

例えば、

東京ダートマイルはゴールドアリュール産駒が走る

というデータが有るとします。

 

このコースで行われるレースのメンバーに、

この産駒が一頭だけだとします。

すると当然、この馬には注目が集まります。

 

実際、今年のユニコーンステークスでも、

この血統のサンライズノヴァが優勝、

血統の力をまざまざと見せ付けたわけですが、

実は同馬の激走は、パドックからも読み取れました。

 

 

先述のとおり、そもそも血統の配合というものは、

優秀だった父(或は母)に似た馬を作るための行為

です。

 

ですから、

父と特徴が似通った馬体になれば、得意な舞台も似る

と言えはしないでしょうか。

 

血統の重要性は疑うべくもありませんが、

これだけを決め手にするのはかなりのリスクが伴うと思います。

ですから実際には、

相馬眼を鍛える方が早いし実利があります。

 

またなぜ、血統論だけに終始すべきではないのか、というと・・・

それは、先入観が生じるためです。

 

競馬予想において、まず一番怖ろしいのは、

この先入観に支配されてしまう事です。

これは先日のコラムでも触れましたが、

結論を出すまでの自由を、最初から奪ってしまう行為

は極力避けなければなりません。

 

それに、よく囁かれる競走馬の距離不安も、

殆どがこの血統を理由に挙げられています。

ですが、

余程詳しい方ならまだしも、

素人が付け焼刃で距離不安に確信が持てるほど、

この血統の世界は生優しくありません。

 

丁度現在人気のキタサンブラックも、

母父にサクラバクシンオーという短距離馬の名前がある為に、

菊花賞前には距離不安が何度も囁かれていました。

ですが馬体は短距離馬のそれではありませんでしたし、

はしくれは何も気にせず馬券も取らせてもらっています。

 

こう言うと、

「馬体を見る方が難しい」

という意見も有るのですが、

はっきり言って

馬体の方が目に見える分、分かりやすいです。

 

それに、競馬予想をする際は、

いっそ簡単に決め付けるよりは、

「分からない」

と思っていたほうが、

予想力が上がります。

 

ですから、血統を云々して予想を立てるよりも、

それはあくまで予備的なアプローチの手段として、

馬体を見る目を養う事の方が先決だと思います。

 

相馬眼はパドックで実践的に鍛えられる上、

一度身に付いてしまえば、どんな血統かも気にならなくなります。

本当の意味でその馬を見抜くには、

どんな親から生まれたかよりも、その馬自身を自分の目で確かめる事が大事です。

それは、人間にも言える事ではないでしょうか。

 

血統=親に似た馬作り

 

これはどちらかと言えば、

生産者にとって重要な問題なのであり、

馬券を買う私たちにとっては、

必ずしも重要とは言えません。

 

血統は確かに重要な意味を持っていますが、

相馬眼がなければ、どうして親に似ているのかの判断が出来ましょう。

似ても似つかない馬が現れる事も珍しくはありません。

ですから、まずは相馬眼を鍛える事をはしくれはお奨めします。

(相馬眼を鍛える為の実践的な方法は こちら の過去記事をご参照下さい。)

 

いかがでしたか。

 

今回ははしくれの血統論について述べてまいりました。

ここで誤解して欲しくないのは、

決してはしくれは血統を軽視しているのではなく、

馬体を重視しているだけです。

 

血統とは、そもそも馬体を作り、繋げて行くことです。

それを忘れた血統論に、惑わされないようにしましょう。

そしてその馬自身の適性を見極めて、

馬券の収支改善に繋げていきましょう。

 

それでは、今回はこの辺で。

ご精読下さいまして、誠にありがとうございました。




投稿者: はしくれ

現役のプロ競馬ライターです。パドックが一番得意で、JRA全場を踏破。地方・中央問わず競馬が大好きで、ブログを通じて収支改善のお手伝いをしたいと思います。

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