「ガレ気味」の仕上げについて

 

ガレる。

競馬用語としてよく使われる言葉ですが

相馬眼を磨いてきたはしくれにとって

この要素はかなり大きな

減点要因となっています。

 

競走馬の仕上げを見極める上では

欠かせない一要素ですが

パドックに馴染みのない方や

まだ見始めたばかりの方には

どういう状況を指す言葉なのか

想像しにくいと思います。

 

そこで今回は重賞馬

ストロングタイタンの馬体から

ガレ気味の仕上げについて

お伝えしたいと思います。

 

 

上の画像は小倉記念2018の

パドックでのストロングタイタンの画像です。

 

同馬はこの日4番人気で

単勝オッズは5.7倍

前走からマイナス6kgという

馬体重で登場しました。

 

はしくれは一目見たとき

「ガレているな」

と思いましたが

その判断をすぐに下せる

部位が競走馬にはあります。

 

それはどこかと申しますと・・・

 

くびれ

の部分にあたります。

 

 

この赤丸で囲った部分が

競走馬の「くびれ」ですが

この部分がかなり細く

ガリガリ感が出ています。

 

画像だともう少し

お伝えできていないのですが

肉眼で中継を見た際は

もっと細く映りました。

 

体が細化して見えることを

ガレていると言いますが

このストロングタイタンの良い時の馬体と

見比べてみましょう。

 

まず、優勝した鳴尾記念2018時は・・・

 

 

こんな感じです。

そして

最下位に敗れた小倉記念2018

がこんな感じで・・・

 

 

お分かりいただけましたか?

ちょっと角度の違いがあるので

見比べ辛さはあるのですが

敗戦時はお腹周りが

ゲソッとしています。

 

こういうガレた仕上がりというのは

故障を招きやすい仕上がり

パドックでそれが予期できたりします。

 

もちろん百発百中とは

言い切ることはできませんが

故障がなくても大体の場合

スタミナ切れを起こしやすいです。

 

同馬はこの小倉記念時

最下位でゴールしましたが

レース途中で不整脈である

心房細動を発症しました。

 

不調は既にパドック時から

窺えたという事です。

 

因みにパドック速報

「パドックロード」での

配信結果の違いを見ると・・・

 

 

鳴尾記念優勝時は

本命◎だったのに対し

小倉記念時は・・・

 

 

無印評価でした。

正直発走前からかなり

心配をしていましたが

レースを見ていてやはりという

結果となってしまいました。

 

こういうガレたパターンとしては

出遅れなども多く見られ

葵ステークス2018の

アサクサゲンキも同様でした。

 

 

これですね。

普段はもっと腹回りに

余裕のあるタイプですが

こういう仕上げになるとさすがに

好走は難しいと言えます。

 

ただ同馬はその他の要素に

良い点も多かったので

パドックではぎりぎり☆(4番手)の

評価を下しています。

葵ステークス2018結果

 

因みに好調時の同馬は

こんな感じの仕上がりです。

 

 

下腹がカクッと切りあがらずに

なだらかなラインを保っていますね。

これなら力を発揮するのに

問題のない仕上がりです。

 

そしてここで取り上げたいのは

ストロングタイタンも

アサクサゲンキも

腕のある調教師の管理馬

だということです。

 

ストロングタイタンは池江泰寿調教師が

アサクサゲンキは音無秀孝調教師の管理馬です。

 

GⅠ馬を何頭も送り出す

腕の優れた調教師さえも

生き物である馬の状態を

完璧に保つのは容易ではありません。

 

ですから仕上がりを見抜く目を持つことは

競馬予想では武器になります。

 

馬体全体を眺めてこの点

引っかかるという時は

ぜひ細心の注意を払って

パドックに臨んでみて下さい。

 

基本的な極意は既に

パドックの見方、お教えします!

でお伝えした通りです。

 

相馬眼の上達を図り

収支改善を目指しましょう☆