武豊騎手の成績について思うこと

 

5月1勝。

最近武豊騎手の勝利が見られないので

JRAの騎手成績を確かめてみると

以上のような成績が掲載されていました。

 

はしくれは以前

パドックは意味ない!?

の記事の中で

武豊騎手の発言に苦言を呈しました。

 

それはパドック党であるはしくれにとって

競馬界に多大な影響力を持つ

武豊騎手の発言だったからに他なりません。

 

パドックが意味ないなどとは

絶対に言ってほしくありませんが

今日は敢えてこの観点から

武豊騎手の成績について

持論を述べたいと思います。

 

 

武豊騎手と言えば

押しも押されもせぬ大騎手であり

はしくれも心から尊敬する騎手の一人です。

 

今でこそリーディングの座を

後輩に譲っていますが

2018年6月7日現在でも

32勝の13位です。

 

十分な成績を上げていると

はしくれは思いますが

これまでの活躍もあって

勝利数が一時落ちると

どうしたのかなと応援する側には

気になってしまいます。

 

安田記念ではリスグラシューで

8着という成績でしたし

鳴尾記念でもマルターズアポジーで

4着に敗れています。

 

でも、この結果については

仕方ない

とはしくれは思っています。

それというのも

騎乗馬の馬質が、以前には及ばない

からです。

 

そこでもう一度冒頭と同じ

写真をご覧ください。

 

 

これは先日の安田記念の

リスグラシューと武豊騎手ですが

リスグラシューの馬体は明らかに

細化しています。

 

発表では-2kgでしたが

腹目が細く巻き上がっており

はしくれのパドック配信でも

無印の評価でした。

 

これで結果を出せるかと言えば

もちろん無理な話です。

ヴィクトリアマイルでは

配信でも印を打ちましたし

仕上がりに差があることは

一周目から明白でした。

 

そして

鳴尾記念のマルターズアポジー

ですが・・・。

 

 

ご覧のとおり配信では

無印評価としています。

 

安田記念では

〇3着→◎6着→▲11着→☆15着

の結果だったため

リスグラシューの見立てに懐疑的な方も

いらっしゃるかもしれませんが・・・

 

鳴尾記念の配信結果は

◎1着→〇2着→☆3着→▲5着

ですので

仕上がりが上位でなかったことは

お分かりいただけると思います。

 

このマルターズアポジーですが

一言で言えば太かったですね。

発表は+2kgでしたが

それ以上に太く感じました。

 

レースでは武豊騎手は

マルターズアポジーを上手に御していましたし

特段何の問題もない

走りだったと思います。

 

つまりこれらの説明から

はしくれが言いたいことは

武豊騎手は先述のとおり

以前には馬質が及ばないために

勝てなくなった

ということです。

 

誤解しないでいただきたいのは

リスグラシューもマルターズアポジーも

凄く強い馬ですし

あくまでそれを凌ぐ別馬が存在している

という事実です。

 

全盛期の武豊騎手は

通常そのレースにおける

最高級の馬質に恵まれていました。

 

ところが今はそうではなく

騎乗技術でカバーしながら

上位奮戦をする状態におかれています。

 

以前、安藤勝己さん(元騎手)が

「騎手がなんとかしなきゃいけないような馬は大した事ない」

という趣旨の発言をされていましたが

「大した事ない」

は言い過ぎにしても

仕上がりを含む馬質面で

武豊騎手がおかれている状況が

以前と違うのは明らかです。

 

こういう論理は他のコラムでも

見かけることも多いでしょうが

相馬眼の有無が不明なものとは

見解の重みが違います。

 

「パドックは意味ない」

などの発言は承服できませんが

武豊騎手の現状には

理解があって然るべきです。

 

 

そして最後にはしくれがお伝えしたいのは

武豊騎手の腕が衰えたとは全く思わない

ということです。

 

それは先のマルターズアポジーを4着に

残したことからも分かりますし

馬質が不安定な中にあっても

リーディング上位の騎手です。

 

「リーディング30位以下の騎手は不要なんじゃないか」

というような趣旨の

不用意な発言をされたことも以前はありましたし

パドックは意味ないなどの

困った発言もあります。

 

ですが騎乗する技術にかけては

相変わらず一流です。

 

この点は馬に騎乗する技術がない

はしくれには多くを語れませんが

少なくとも馬質面から言えば

むしろ巧みさを感じるほどです。

 

ですから

応援するファンの方には

安心して応援してもらいたい

そんなふうにはしくれは思います。

 

競馬になくてはならない存在

それが武豊騎手という人です。

 

ぜひこれからもこの一人の騎手が辿る

歴史を見守っていきましょう。