目次
エリザベス女王杯2024他3重賞結果
エリザベス女王杯2024結果
着順
1着スタニングローズ
2着ラヴェル
3着ホールネス
予想
本命◎レガレイラ
対抗〇シンリョクカ
単穴▲スタニングローズ
特注☆ハーパー
買い目=ワイドボックス各100円、計600円
予想結果=不的中
パドックロード印
☆1着→〇3着→◎5着→▲17着
馬体回顧
優勝馬はスタニングローズです。
同馬は今回かなりふっくらとボリュームを増した仕上がりでしたが、太目感はなく、筋肉量から選出に至った仕上がりでした。毛ヅヤがもっと光って見えたなら印をひとつ上げたかったですが、それでも選出漏れを回避でき、取り敢えずほっとした結末です。
距離的にもこの距離が合いますし京都が合うのも感じるところで、こうした伸びやかさがあるタイプはやはり走るなという印象です。京都はスピード型の体型がパワー型より優位に立ちますし、こうした柔らかさのあるタイプは常に注目の的と言えましょう。
福島記念2024結果
着順
1着アラタ
2着フェアエールング
3着ダンディズム
予想
本命◎ドクタードリトル
対抗〇ウインシュクラン
単穴▲ギャラクシーナイト
特注☆エンパイアウエスト
買い目=ワイドボックス各100円、計600円
予想結果=不的中
パドックロード印
▲1着→〇3着→◎7着→☆15着
馬体回顧
優勝はアラタです。
同馬は今回かなり全体が引き締まって状態が改善し、一周目からバランス良好な馬体が目立つ仕上げにありました。大体腹袋が大きく見え、ずんぐりした仕上がりが多いので、変わるならここと選出してみて良かったなと思うパドックでした。
こういう時に馬体が分かるのが馬体派の醍醐味とも言えますし、ここに来ての成長が感じられ嬉しい気持ちになったものでした。まだまだ走れる馬と言えますしここに来て旬の仕上がりですから、次走以降も期待が掛けられる状態になっていると思います。
デイリー杯2歳ステークス2024結果
着順
1着ランフォーヴァウ
2着ドラゴンブースト
3着ダイシンラー
予想
本命◎ダイシンラー
対抗〇ドラゴンブースト
単穴▲ランフォーヴァウ
買い目=◎〇単勝&馬連各100円、ワイドボックス各100円、計600円
予想結果=的中:ワイド180円・190円・240円
パドックロード印
▲1着→◎2着→〇3着→☆7着
馬体回顧
優勝はランフォーヴァウです。
同馬は筋肉質な体型でマイルの距離も似合っていましたが、少々距離を延ばして使っても問題なさそうなシルエットです。バランスもよく、首も長く伸ばし、気分よく周回をこなしていて、精神的にも走る状態が整えられていた仕上がりでした。
福永厩舎はマイル周辺の距離が合うタイプを任されていて、こうした馬の仕上げも慣れていて今後も長く期待できそうです。ノウハウをもたらす一頭として活躍が期待される馬ですし、賞金を積んでローテーションにも幅が持てたことは大きいでしょう。
武蔵野ステークス2024結果
着順
1着エンペラーワケア
2着カズペトシーン
3着ぺリエール
予想
本命◎エンペラーワケア
対抗〇ぺリエール
単穴▲タマモロック
買い目=馬連&ワイドボックス各100円、計600円
予想結果=的中:ワイド540円
パドックロード印
〇1着→▲3着→◎8着→☆10着
馬体回顧
優勝はエンペラーワケアです。
同馬は全体的なバランスが高次元にまとまった体型で、トモの張りが良く、瞬発力では他馬を凌駕するものがありました。マイラータイプで距離も適性が非常に高い馬体と言えますし、毎回馬体が崩れない馬で成長力があるのも魅力です。
胴体がすっきりと絞れていて可動域の広い体型ですし、腰もしっかりと充実していて理想的な状態に映ります。仕上げとしては8割5分ですがそれで完勝した内容からも、今後大きな期待を掛けられる楽しみな存在だと思います。
まとめ
今週は半分回収でした
エリザベス女王杯
スタニングローズは仕上がりもよくクリスチャンデムーロ騎手鞍上で、スムーズに運べたことがそのまま結果に繋がってきた感じです。
ラヴェルは前走パドック本命→今回5~6番手の評価から、選出まで至りませんでしたが復活を予感できるものでした。
不利な大外も無関係に来た走りは高い評価ができますし、川田騎手とも手綱が合っていてコンビ継続を願うところです。
ホールネスは益々成長して垢抜けた馬体になっていました。
ブログでは無印から選出もやむなしという好仕上がりでした。
シンリョクカは前走の比較から無印に評価を下げたのですが、厳しい流れでかなり踏ん張って4着は健闘と言えるでしょう。
ただこの馬は最後によれたのでレガレイラに厳しいところでした。
全力だったのは感じられます。
このレガレイラにレース直後からかなりの批判が集まりましたが、前でふらついたハーパーを避けてコンクシェルのふらつきもありました。
脚色のないシンティレーションより間を割れる余力があったので、過怠金こそ取られているものの、騎乗停止の騎乗じゃありません。
NHKマイルカップの際は危ない騎乗と言って良いですが、今回のものはかなり状況が違ったものになったと思います。
ルメール騎手が全てじゃないですしパトロールビデオもない段階で、あまり批判を重ねることなどは控えるべきではと思っています。
ちなみにこのレガレイラに関してまともに追えば2着は有るものの、優勝まで手が届いたかどうか、これは半々というところでしょう。
スタートがいつもよりも出ましたし位置取りが好位差しになったので、末脚の切れも多少弱まった感覚は個人的にありました。
不利が無ければ上りの最速は間違いないところと言えましたが、この点はやはり否めないかなと改めて回顧を重ねています。
ただ馬体は成長していたのでまた次も狙いたいと思います。
福島記念
ここは地力の勝負になりました。
アラタはパドックから目立っていていい意味で別の馬になりました。
こういう方向性があったのを驚くくらい仕上がっていました。
それでいて反動も少なそうで次走以降も期待をしています。
フェアエールングはひどい角度から中継された部分もありますが、ノーマークのまま2着入線で力があるなと思わされました。
どうしても福島のパドックでは角度が厳しくなりやすいですし、この点特に最初の周回は真横まで待ってほしいところです。
なまじ上位の2頭は選出を果たしていたのだから残念です。
ダンディズムもアラタと同じようにいつもとは違う馬と言えました。
この馬は妙に立派に見せたり洗練された感じに見せたりと、その時々で雰囲気が違って面白い馬だと思っています。
個人的には近走一番の状態に映ったのが今回で、旬の状態を持続できていて立派な馬だなと思っています。
年齢的に調子の変動が少ないので今後も楽しみです。
デイリー杯2歳ステークス
ランフォーヴァウはバランス良好で差し脚に優れた一戦でした。
ドランゴンブーストは毛ヅヤがもっと冴えていれば更に良かったでしょう。
ダイシンラーは10kg増ですがそこまで太くない仕上がりでした。マイルよりも少々長い距離が合っているのではと思っています。
このレースではパドック・ブログとも選出馬が同じ結果でしたが、それだけに少頭数と言っても上位馬が強いと思っています。
あまり紛れのない結果でしたしレースレベルは高くはないものの、低くもないという実感を持つ結果になったなと思っています。
武蔵野ステークス
エンペラーワケアは予想の際に大きな期待をかけた馬でした。
パドックでは2番手評価ですがこれは上が有ると思ったからで、この馬が来ないという結末は絶対ないよう願っていました。
それくらい抜けた存在でしたしここが折れたら予想が折れるな…と、個人的には戦々恐々と臨んだ一戦になっていました。
正直進退を懸けるくらいに個人的に注目していました。
このところ連敗を喫していた重賞予想となっていましたし、勝ってくれたのは非常に嬉しく、且つほっとしたレースとなりました。
カズペトシーンはあまりマイルでは見かけないタイプの馬体でしたが、これが千八だったら買いたいと思わせる素質のある馬でした。
非常に筋肉量が多いうえ、肉質が柔らかく好感です。
こういうタイプはスピード的にも良いものがあると改めています。
ぺリエールは昨年の仕上がりが緩かったかなと反省もあって、それが無ければ選出必須だと心して臨んだ一戦でした。
実際かなり毛ヅヤも良くなって成長を感じる仕上げでしたし、トモの張りからも一段飛躍を果たした感のある仕上がりでした。
東京マイルは庭と言えるのでこの条件では期待できましょう。
タマモロックもパドック本命で毛ヅヤも良い状態にあったので、もっとスムーズな競馬ができればそう差はないのではと思われます。
ハイレベルなレースになりましたし来年冬のGⅠ戦に向け、良い経験になった一戦だと個人的には結論しています。
ということで…
段々運気が上がっていますがGⅠ本命馬が残念です。
菊花賞時も不利がありましたし致し方ないかと思っています。
やることをやってあとは待とうかといつも通り考えるところです。
勝負はいつでも時の運なので上手くそれに乗りたいと思います。
今週もブログをご覧下さり、誠にありがとうございました
はしくれ
のりしお