ファンタジーステークス2022結果・優勝はリバーラ

逃走。

内目の馬場がまだ傷んでいない阪神の芝コースでありますが、坦々と逃げてそのまま押し切る競馬で優勝してきたリバーラ。

石橋騎手も楽に行けた感で後続を完封していましたが、デビュー戦からの継続騎乗で見事な重賞勝利としました。

プラス１４ｋｇの馬体重も太目には見えない同馬でしたが、そんなファンタジーステークス2022の結果を回顧しましょう。

ファンタジーステークス2022着順

優勝馬リバーラ

２着馬ブトンドール

３着馬レッドヒルシューズ

ファンタジーステークス2022予想結果

本命◎アロマデローサ

対抗〇バレリーナ

単穴▲クインズエルサ

特注☆ブトンドール

買い目＝ワイドボックス各１００円、計６００円

予想結果＝不的中

ファンタジーステークス2022予想・本命はアロマデローサ

パドックロード配信結果

◎２着→☆４着→▲６着→〇１０着でした。

パドックロード（2022）１１月度会員募集＆前月度実績

〇１着→◎２着→☆３着→▲４着土曜日ノベンバーステークスでは４頭選出で上位独占

ファンタジーステークス2022結果・馬体診断

優勝馬リバーラ

まず優勝馬リバーラです。

同馬は非常に短距離に向いた胴の詰まった馬体に見えますが、仕上がりよく、選出も不思議ないふわふわのツヤも目立っていました。非選出の理由は短距離馬で千四も長いと思ったためで、これが良くなく、結果優勝して反省するところともなりました。

特にこの時期はこうしたタイプが強い傾向が見られていますし、自身経験を活かせないことが、歯がゆい結果になるレースでした。気性も良く、逃げても落ち着き有り、輸送でも走り切っていますから、さすが高柳調教師だなと思わせてくれる好仕上げでした。

２着馬ブトンドール

２着馬はブトンドールです。

同馬は今回メンバー中でも最も幅のある体型であり、その馬格からも信頼に足りる仕上がりと見て本命にしました。函館から久々の一戦も腹周りも絞れていましたから、スタミナ的にも問題はないと自信が持てる仕上げに有りました。

気性面でもチャカついてはおらず、ゆったりとした面を見せながらの、風格を感じる周回であり、雰囲気のある仕上げと言えました。トモの面積が他馬と比べても一段上なのは違いないので、瞬発力では並ぶもののない競馬ができるつくりと言えました。

３着馬レッドヒルシューズ

３着馬はレッドヒルシューズです。

同馬はブトンドールの周回のすぐ後ろに付けていることも有り、比較対象でつい評価的に小柄に見えてしまう馬体でした。前の馬からは３０ｋｇほど馬体重こそ離されていますが、牝馬としては普通の４５０ｋｇという体重があります。

腹目も絞れ、毛ヅヤも良好で好調を感じる仕上げでしたし、距離が延びてもやれそうな馬体で、この点も好感が得られました。決してフロックではない馬ですし、今回選びきれなかったものの、次走以降更に注目をして見極めて行きたいなと思います。

当レースでもご期待をくださり、誠にありがとうございました。人気・不人気に構わずとことん、選び抜いていきたいと思います

ファンタジーステークス2022結果・回顧

レース動画

レース後の感想

今回は走破タイムと上りを重点に予想したところですが、馬場はインが良く、この点を付ける勝ち馬がノーマークとなりました。予想の質としては反省する部分が多い結果となりますが、ブトンドールの仕上がりについては、ひとまず見抜けてほっとしています。

先週開催終了時点で外に出ながら走る競馬がよく、またインがしっかりと復活した馬場管理には驚くばかりです。Aコースの使用は長いですし、それに耐えうる馬場づくりがなされ、この点も推理する側にとって、追いつくことが求められるでしょう。

騎手のコメント

１着石橋脩騎手・・・「今日はスタートが良かったのと、馬場が締まって来ていたので、出てすぐ行き切るのを決めました。前回も行きたかったのですが、今回は下げることもないかなと思っていきました。真面目な馬なのでしっかり走っていました。マイルもこなしていきたいと思いますし、期待しています」

ファンタジーステークス2022結果データ

勝ちタイム＝１分２１秒３（良）

前半６００ｍ通過＝３４秒５

ペース＝ミドルハイペース（０秒５差：前後半６００ｍ比較）

勝ち馬上がり３ハロン＝３５秒０

レース上がり３ハロン＝３５秒０

４コーナー通過順位＝１→１０→５

クッション値（当日午前７時半）＝９，６（標準）

おわりに

今回の結果を見ると現在阪神は高速馬場とも言える、イン前有利な状況となったファンタジーステークスとなりました。しかしブトンドールも差しましたし、一概に前だけではないために、このあたりは上りの信頼など、実績も求められることでしょう。

Aコースが続く限りこうした傾向は続くと思われますし、天気との睨めっこでどうなるか、芝を想像することになります。予想家として腕が問われますがそれだけに面白い面もあって、外れながら燃える要素もあった波乱の２歳重賞戦でした。

パドックロード会員の皆様、ご声援ありがとうございました。温かいご声援に感謝して、配信に邁進して参ります。

〇１着→◎３着→☆５着→▲６着皐月賞では本線馬券内

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