スワンステークス2022結果・優勝はダイアトニック

７歳馬。

３年前当レースを制して初重賞を飾った勝ち馬が、イン鋭進で再び優勝を飾った今年のスワンステークス。

円熟味を増すレース運びにも安定感が見られるものですが、得意舞台はやはり強いというダイアトニックの好レースでした。

直線インを迷いなく辿った鞍上の判断も光りますが、スワンステークス2022の結果をしっかり復習しましょう。

スワンステークス2022着順

優勝馬ダイアトニック

２着馬ララクリスティーヌ

３着馬ルプリュフォール

スワンステークス2022予想結果

本命◎ロータスランド

対抗〇ホウオウアマゾン

単穴▲ダイアトニック

特注☆レイモンドバローズ

買い目＝ワイドボックス各１００円、計６００円

予想結果＝不的中

スワンステークス2022予想・本命はロータスランド

パドックロード配信結果

☆１着→〇３着→◎７着→▲１０着でした。

パドックロード（2022）１０月度会員募集＆前月度実績

〇１着→◎２着→▲４着→☆５着東京アルテミスステークスでは本線２頭でワンツー達成

スワンステークス2022結果・馬体診断

優勝馬ダイアトニック

まず優勝馬ダイアトニックです。

同馬は予想時にも述べましたが一時の不振を脱却しており、７歳馬ながら柔軟性ある馬体が目を引く好仕上げでした。千四に向いた胴の詰まり方、瞬発力あるトモがありますし、一時の不振がむしろ上昇を促したのは驚くばかりです。

はしくれが始めた頃の競馬は年齢による衰えが大きく、特に筋肉が硬くなっていく傾向が強かったと思います。それに引き換え同馬の柔らかさ、張りのあるトモを保つ技術には、陣営の努力を直に感じる感動的な仕上げと言えました。

２着馬ララクリスティーヌ

２着馬はララクリスティーヌです。

同馬はとても４５０ｋｇちょうどの馬体に映らないほどの、しっかりとした骨格と、張り有る馬体が目立つ好仕上がりでした。オッズも割れ加減のレースですが馬体の仕上げも良い馬が多く、同馬も人気こそ今一ですが、馬体レベルは高い仕上げでした。

毛ヅヤもよく、画像にある通りに内に秘めた闘志を感じますし、バランスもよく、取り立ててマイナス要素が見られない仕上がりでした。強いメンバー相手に２着でき、これほど高い馬体レベルなので、これからこの路線でも注目の一頭に違いないと思います。

３着馬ルプリュフォール

３着馬はルプリュフォールです。

同馬は今回対抗評価で１１番人気の人気薄も、馬体はしっかりボリュームがあって、ふっくらとした旬の仕上げでした。バランスも良く、前走仕上がった状態を凌ぐ仕上がりでしたし、順調に使えている体質の強化を感じさせる仕上げでした。

◎☆でワンツー。◎はこの時９番人気

前走時にも今回の上位の２頭を抜擢した結果ですが、連続の人気薄の好走も、決してフロックでは有り得ません。セン馬で旬が継続できるかがこれからの注意点になりますが、距離はマイルでも可能そうなので、レース選択もまた楽しみです。

当レースでもご期待をくださり、誠にありがとうございました。人気・不人気に構わずとことん、選び抜いていきたいと思います

スワンステークス2022結果・回顧

レース動画

レース後の感想

今回は馬場読みも惜しいもので、インが良くなったのは見抜けつつも、朱鷺ステークス組を傾向から切ったのが手痛い敗戦でした。この２～３着は前走パドック配信時にワンツーしていますし、記憶の中にしっかりあったので、取り入れられていたらと思います。

対してダイアトニックの評価は馬体も取り入れた結果でしたし、この点は枠も含め上手く行き、納得いく結果が得られました。阪神の馬場はコースも変わらずAコースのまま使われましたが、晴天もあり、インが復活する傾向も記憶したいところです。

騎手のコメント

１着岩田康誠騎手・・・「ジーニアスな気分でした。この馬はスタートが鍵なので、今回も出てくれて、どこからでも行けるポジションに入れられたと思います。抜け出す時も速かったので、前回もＧⅠで４着に来てくれたので、ここは負けられないという気持ちでした。今日は走り切った感じもありますが、スタッフの皆さんがこれだけ馬を作ってくれましたんで、胸を張って帰れると思います」

２着菅原明良騎手・・・「レースとしては濃いメンバーで２着でしたし、よく頑張ってくれました。レースとしてはやりたいレースはできませんでしたが、直線はいい伸びでした」

３着武豊騎手・・・「上手く折り合いも付いてよく伸びています。ゴール前で前の馬がヨレたのが痛かったです」

スワンステークス2022結果データ

勝ちタイム＝１分１９秒８（良）

前半６００ｍ通過＝３４秒１

ペース＝ミドルハイペース（０秒５差：前後半６００ｍ比較）

勝ち馬上がり３ハロン＝３４秒２

レース上がり３ハロン＝３４秒６

４コーナー通過順位＝５→８→１６

クッション値（当日午前７時半）＝９，６（標準）

おわりに

今回は岩田騎手のイン突きが炸裂した一戦となりますが、やはり岩田騎手、恐れることなく突っ込むのが凄いなと思います。インが回復し、差す競馬ならば大丈夫だとは踏んでいましたが、ホウオウアマゾンの出負けもあって、尚流れに合った操縦でした。

個人的には３着に入ったルプリュフォールを入れなかったこと、パドックで良く見えたとき脳裏に、後悔があったのが残念です。今後は予想の割合に対し、更に馬体を採り入れようかなと、改めて相馬師として感じる結果が出た一戦となりました。

パドックロード会員の皆様、ご声援ありがとうございました。温かいご声援に感謝して、配信に邁進して参ります。

◎１着→〇２着→☆５着→▲７着東京開幕重賞ワンツー

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