オールカマー2022結果・優勝はジェラルディーナ

枠順。

最内から３頭で決着の内枠優勢が顕著な馬場で、後入れ偶数枠から臨んだジェラルディーナが差し切って快勝。

はちきれんばかりの気性をいかに前に向かせるかが課題でしたが、手替わりも奏功した感触で、一気の重賞制覇としました。

直線短い中山コースも合っていた感のある同馬ですが、そんなオールカマー2022の結果を復習致しましょう。

オールカマー2022着順

優勝馬ジェラルディーナ

２着馬ロバートソンキー

３着馬ウインキートス

オールカマー2022予想結果

本命◎ソーヴァリアント

買い目＝複勝６００円、計６００円

予想結果＝不的中

オールカマー2022予想・本命はソーヴァリアント

パドックロード配信結果

☆２着→▲６着→〇７着→◎１３着でした。

パドックロード（2022）９月度会員募集＆前月度実績

◎１着→〇２着→▲３着→☆１０着本命１０番人気から上位３頭パーフェクト予想達成

オールカマー2022結果・馬体診断

優勝馬ジェラルディーナ

まず優勝馬ジェラルディーナです。

同馬はツル頸、バネの柔軟さ、気配良好な一頭でしたが、今回のパドックは質が高く、選ぶに選べない一頭でした。総合力の高い馬ばかりでうっとりとできたパドックでしたが、同馬は今日は入れ込みも少なく、いつもより更に良い仕上げでした。

チャカチャカするのは毎度のことでも、今日は発汗がないほどでしたし、毛ヅヤもよく、筋肉の張りもよく、悪いところのない仕上がりでした。単純に順列的に回せず非選出となった同馬でしたが、これをきっかけに益々今後も活躍してくれたらと思います。

２着馬ロバートソンキー

２着馬はロバートソンキーです。

同馬は最後４番手選出、見事に連対を果たしましたが、今日は仕上がりが勝負の仕上げで、きっちりと締まりある馬体でした。腹目が文鎮体型でもあり、多少下に垂れて見えるのですが、坂で加速するこの体型から、最後もやはり伸びた競馬でした。

伊藤騎手とのコンビも合っていて、賞金加算に成功したのも、こうした絆があればこそだなと改めて思わされるところです。一時期よりこうしたコンビ力が見直されつつあると思いますが、加速度的にそうした傾向が強まってくれたらなと思います。

３着馬ウインキートス

３着馬はウインキートスです。

同馬はいつも通りの仕上がりで、いつも得意の中山競馬場、更に得意の展開になるなど、全てが追い風の一戦でした。まったく普段と変わらない馬で、驚くほど安定していますが、牝馬でこうしたタイプはあんまり居ないですから凄いと思います。

年齢的にも５歳の牝馬で一気に衰えはしないでしょうし、成長も見込みにくい馬ですが、類まれな安定を感じます。中山舞台に走れる体型、肩の筋肉も付いていますから、トモの面積の広さも合わせて、上位入着は納得しました。

１３着馬ソーヴァリアント

１３着馬はソーヴァリアントです。

同馬は今回最下位に沈み、本当に驚くところでしたが、心房細動発症のために、馬体からは見えない故障でした。しかし２周目以降のパドックで数々馬を見てきたはしくれも、なんと初めて見えた「謎の箇所」が赤線で記す位置に見えました。

この画像は１周目でしたから陰になって見にくいところですが、ひばらが浮いた時と違っている、僅かな線が入っていたのです。これがどう出るか気になりましたが、馬体自体は良好でしたから、特段気にせず本命選出、そして最後入線となりました。

この点はこれまで見られなかった謎の箇所ということもありますし、もしかすると心房細動にも関係があったのかもしれません。心臓と表皮は関係がなくデータも初めて取れたものですが、気になったこともまた事実なので、ご報告致したいと思います。

当ブログは競馬の予想力を上げたい方を応援しています。こうした結果の情報共有、この点を重視して公開です。

当レースでもご期待をくださり、誠にありがとうございました。人気・不人気に構わずとことん、選び抜いていきたいと思います

オールカマー2022結果・回顧

レース動画

レース後の感想

今回はバビットがスローで逃げ、「やられた」と思った一戦ですが、ハイでは距離が持たない仕上がりで、横山（典弘）騎手が巧みに逃げました。これで一気にイン前優勢が明らかになった展開でしたし、後入れ偶数枠も好枠のジェラルディーナには好都合でした。

また勝ち馬は気性の難しさ、切れる脚が持続しない点など、多くの課題を中山の馬場が一気に解決する舞台でした。内枠で我慢、インが伸びる馬場、短い直線で坂があるなど、横山武史騎手も流れるまま乗れたレースだったかと思います。

騎手のコメント

１着横山武史騎手・・・「福永騎手から教わったことを活かしながら、理想的なポジションを取れました。思う以上の脚を見せてくれました。最後狭い所をよくこじ開けてくれました。テンションが高いですが、スタートしてからは優等生です。まだ若く成長できると思います」

３着松岡正海騎手・・・「こういう競馬は得意です」

オールカマー2022結果データ

勝ちタイム＝２分１２秒７（良）

前半１０００ｍ通過＝６１秒１

ペース＝スローペース（１秒６差：前後半１０００ｍ比較）

勝ち馬上がり３ハロン＝３５秒１（最速）

レース上がり３ハロン＝３５秒６

４コーナー通過順位＝６→８→３

クッション値（当日午前７時）＝８，８（標準）

おわりに

今回はバビットに乗った騎手が奇襲の横山典弘騎手なら、あるいはスローで逃げる展開も有って不思議ないものと言えました。更に内枠が完全有利でこの点も気になるところでしたし、後入れ偶数枠も引いていたジェラルディーナには向いたものでした。

しかしその点は本命選出ソーヴァリアントにも言えていますし、心房細動発症の点がなかったら分からないところでした。競馬の結果としては純然なデータが取れなかったレースですが、パドックの新たな発見含め、思い出深いレースとなりました。

パドックロード会員の皆様、ご声援ありがとうございました。温かいご声援に感謝して、配信に邁進して参ります。

〇１着→◎３着→☆５着→▲６着皐月賞では本線馬券内

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