オークス2022結果&馬体診断・優勝はスターズオンアース

精神力。

桜花賞を制覇して2冠目に挑戦したスターズオンアースが、粘るスタニングローズを交わして先頭で駆け抜けたこのオークス。

重賞連敗が取り上げられたルメール騎手の手腕も冴え渡り、GⅠ馬の乗り替わり、大外も全て突き破った優勝でした。

3冠牝馬への挑戦権も得られた今回の一戦ですが、そんなオークス2022の結果を早速復習しましょう。

はしくれ

それではどうぞご覧ください

オークス2022着順

優勝馬スターズオンアース

2着馬スタニングローズ

3着馬ナミュール

オークス2022予想結果

本命◎アートハウス

対抗〇サークルオブライフ

単穴▲プレサージュリフト

特注☆スターズオンアース

買い目=ワイドボックス各100円、計600円

予想結果=不的中

オークス2022予想・本命はアートハウス

パドックロード配信結果

☆1着→▲7着→◎12着→〇13着でした。

パドックロード(2022)5月度会員募集&前月度実績

勝ち馬はなんとか選べましたが…

のりしお

はしくれ

申し訳ございません
早速馬体診断をしましょう

のりしお

はしくれ

うん

 

▲1着→☆2着→〇6着→◎7着

土曜日平安ステークスでは7番人気馬を含むワンツー

オークス2022結果・馬体診断

優勝馬スターズオンアース

まず優勝馬スターズオンアースです。

同馬は今回桜花賞よりも更に仕上がりが良くなりましたが、相変わらず素晴らしいトモを持ち、瞬発力を感じるものでした。非常に均整の取れた馬体でソウルスターリングにも似た馬で、血統的にも成長力ある姿がはっきりとうかがえました。

無駄肉がつかないタイプのようで、いつもきっちり絞れていますから、距離の延長も特に問題はないと踏んで最後選出でした。まだひと回り成長してきてもおかしくない馬に思いますので、秋に向けて楽しみが膨らんだ素晴らしい一戦と言えるでしょう。

2着馬スタニングローズ

2着馬はスタニングローズです。

同馬は前走よりも上昇し、ギリギリ選出から漏れましたが、勝ち馬の方を上に取ったので、致し方ないところとなりました。東京向きの絞れた全体と、柔らかい筋肉を持つタイプで、皮膚の薄さや伸びやかな馬体は、高評価可能な存在でした。

上位選出馬の仕上がりもよく、選びきれず悔しいところですが、まだ多少緩さも見られたために、次かなという気配もありました。レーン騎手もコメントで秋以降楽しみという弁もありましたし、やはりこの成長の途上感が難しいパドックでもありました。

3着馬ナミュール

3着馬はナミュールです。

同馬は桜花賞時とも比べて雲泥の差がある仕上げでしたが、今回はいつも通りの毛ヅヤで、ピカピカに光った仕上がりでした。全体に華奢な体型ですから勝負は厳しいと思いましたが、トモの張りに優れた馬ですから、やはり差し脚を伸ばしてきました。

同馬は特に馬格がないためにこちら側に張り出すタイプですが、トモの中央がぽっこりと張って、牝馬らしい仕上がりをしています。ある意味ひな形の仕上がりですし良い見本になっている馬なので、これからの相馬の見極めの際、お役立て下されば幸いです。

選出の難しいところでした

のりしお

はしくれ

でも、やり切れたという感じはする

今日のハイライト

さあここからは今日のハイライトのコーナーです

のりしお

はしくれ

今日はこのレースがハイライトだよ

☆1着→▲7着→◎12着→〇13着

東京11レースのオークスです。結果は今一の感じでしたが…

のりしお

はしくれ

他に当てられたレースもあるけど、どうしてもピンハイを取り上げたい
パドックでは無印評価でした

のりしお

はしくれ

そうなんだよ。でも馬格があったら、おそらく選出していたと思う
東京で速い上りを記録し、重馬場はプラスの想定でした

のりしお

はしくれ

今回は上り3位の脚だね。結果的に良馬場のスローでは、届かないのは仕方なかったけど…
2冠で5→4着は立派です

のりしお

はしくれ

ナミュールと似たタイプなんだけどね、こちらは更に馬格が無いという。競走馬として不利な馬だけど、トモの張りと絞れ方は凄いよ。腰回りも細いくらいに見えて、実は体幹も真っすぐだからね。小さい馬は仕上がり早いけど、あそこまでトモがせり出してこない…
どうなるか楽しみだったんですね

のりしお

はしくれ

3着以内は厳しかったけど、ガッツもあって凄い好感だよ

当レースでもご期待をくださり、誠にありがとうございました。人気・不人気に構わずとことん、選び抜いていきたいと思います

オークス2022結果・回顧

レース動画

レース後の感想

今回は桜花賞の結果から2頭選出は決まってましたが、やはり直前の降雨や枠順、成長力が大事になりました。そしてその桜花賞を制覇したスターズオンアースの大外から、ルメール騎手への乗り替わり含め、非常に感動したレースでした。

インは降雨で伸びが足りなくなり、外に少し向いた芝生でしたが、それでも過去10年一度もない大外からの制覇は見事です。やはり東京は一番の庭のルメール騎手は光ってましたから、2~3着の騎手の手腕も含め、熱い一戦だったと思います。

サークルオブライフは残念です

のりしお

はしくれ

出遅れてレースにならなかったね…

騎手のコメント

1着C.ルメール騎手・・・「本当に嬉しいです。馬の状態は凄く良かったですけど、大外から大変なレースになりました。最初は優しく乗りながら、直線どうなるか見ていましたけど、最初から冷静に走っていましたし、直線良い脚を使ってくれました。この血統はスタミナがありますので、距離は心配していませんでした。距離の融通が利く馬ですから、秋華賞も問題ないと思います。僕はこのステージが久しぶりですから、皆さんにお待たせしました。来週もまた頑張りたいです」

1着長浜卓也氏(社台ファーム)・・・「デビューした時から長い距離でも行けると思って走ってきました。今日は行けると思っていましたが、良かったです」

2着D.レーン騎手・・・「とてもいい馬です。内枠からいいスタートを切って良い位置に付けられましたし、まだ成長している馬で秋が楽しみです

12着M.デムーロ騎手・・・「ゲートの中でいらいらしていました。出遅れて最初から出て行きません。反応が良くありませんでした。」

ファンの皆さんも温かいですね

のりしお

はしくれ

こういう日本競馬が好きだよ

オークス2022結果データ

勝ちタイム=2分23秒9(良)

前半1000m通過=60秒6

ペース=スローペース(2秒1差:前後半1000m比較)

勝ち馬上がり3ハロン=33秒7

レース上がり3ハロン=34秒8

4角通過順=8→4→9番手

おわりに

今回は勝ち馬が強すぎたと言えるほどのレースをしたのですが、スターズオンアースは充実したトモが一番の武器と言えましょう。次いで待たされた大外枠から騎手の乗り替わりで勝ちましたから、精神面でも世代のトップを担うに足る存在と言えましょう。

数字面でもレース上りからは1秒1速い時計でしたし、時計の出にくい馬場で唯一の33秒台を出しました。レースセンスもずば抜けていますし、差し脚も素晴らしい馬ですから、立ち回り勝負の秋華賞でも大きな期待がかかる馬でしょう。

混戦でなく桜花賞馬のV

のりしお

はしくれ

外れでも心底感動したよ

パドックロード会員の皆様、ご声援ありがとうございました。温かいご声援に感謝して、配信に邁進して参ります。

はしくれ

来週も頑張ります
またお会いしましょう!

のりしお

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