平安ステークス2022結果＆馬体診断・優勝はテーオーケインズ

完勝。

海外帰りで５９ｋｇと厳しい条件をものともせずに、帝王ここにありと証明したテーオーケインズの見事な勝利。

帰国後のダメージも感じさせずトモが変わらず目立っていましたが、松山弘平騎手とのコンビで、あっさり抜け出して圧勝でした。

２馬身半差で手綱を緩めてゴールした圧巻の走りですが、そんな平安ステークス2022の結果を復習しましょう。

平安ステークス2022着順

優勝馬テーオーケインズ

２着馬ケイアイパープル

３着馬メイショウハリオ

平安ステークス2022予想結果

本命◎オーヴェルニュ

対抗〇テーオーケインズ

単穴▲スマッシングハーツ

特注☆サンライズホープ

買い目＝ワイドボックス各１００円、計６００円

予想結果＝不的中

平安ステークス2022予想・本命はオーヴェルニュ

パドックロード配信結果

▲１着→☆２着→〇６着→◎７着でした。

パドックロード（2022）５月度会員募集＆前月度実績

ヴィクトリアマイルは４番人気ソダシ本命でワンツーフィニッシュ。好調！

平安ステークス2022結果・馬体診断

優勝馬テーオーケインズ

まず優勝馬テーオーケインズです。

同馬は今回海外帰りも特段ダメージなど感じさせず、トモはメンバー中最高に張り、力強い仕上がりにありました。個人的に腹周りが幾分、垂れて見えるつくりにあるのですが、これはチャンピオンズカップもそうで、それゆえ問題ないと踏みました。

素晴らしいトモはカーブが滑らか、一部の隙も無い張り方ですし、現在の充実ぶりが十分うかがえる仕上げだと思いました。上りが速い展開から見ても、完全にこの馬に向きましたし、道中これは勝ったなと思える、安心感のある一走でした。

２着馬ケイアイパープル

２着馬はケイアイパープルです。

同馬は前走時の阪神でも仕上がり自体は良かったのですが、今回は特に毛ヅヤがふわふわ、ふっくらして良い馬に見えました。胴が厚く、胸前も深いうえ、肩の筋肉が素晴らしいですし、人気こそ７番人気でしたが、選出に足る仕上げにありました。

同馬は元々体型的にも太ると目立ちやすいタイプなので、こうした仕上がりであれば基本は、問題ないと思って良いでしょう。マイナス４ｋｇもこれ以上なく、無駄肉の無い全体でしたから、これを維持すれば今後も十分活躍して行けると思われます。

３着馬メイショウハリオ

３着馬はメイショウハリオです。

同馬は今回プラス体重で、それも１４ｋｇのプラスですが、特段太った部分も感じず、悪くない仕上がりに思いました。トモが大きく、良馬場のダートが得手な腹袋のある馬ですが、ペースが上がらず不利な展開で、脚を伸ばすのだから堅実です。

体型的に中京は得意で前走の中山も勝ちましたが、坂でスピードが落ちないタイプで、これも好走に寄与していましょう。落ち着いて、堂々と歩いていて歩様も好感を得られましたし、馬体重の変動が体には表れにくいタイプに思います。

今日のハイライト

▲１着→☆２着→〇６着→◎７着

当レースでもご期待をくださり、誠にありがとうございました。人気・不人気に構わずとことん、選び抜いていきたいと思います

平安ステークス2022結果・回顧

レース動画

レース後の感想

今回は推定ミドル～スローで速くはない流れとなりましたが、良馬場のままで推移したために、各馬の得意・不得意が出ました。特にオーヴェルニュは馬場が乾くとパフォーマンスが一段落ちるので、恵みの雨にならなかったことは、正直誤算という結果でした。

それでもパドックで選んだ通り、仕上がりは上々と言えましたし、パワフルな馬で衰えも見せずバランスも良好な体型です。今回は運がなかったのですが諦める必要はありませんし、また今回くらい良い仕上がりを見せてくれたらと考えています。

騎手のコメント

１着松山弘平騎手・・・「強かったです。スタートもしっかり出てくれましたし、自分が思っていたようなポジションを取ってくれて、馬が上手なレースをしてくれました。手応えも良かったですし、さすがだなという走りでした。斤量もものともしなかったですし、本当に強い競馬でした。帰国して馬が大人しくなっていたので、それが良い方に出るのか、どうなのかと思いましたが、良い方に出たようです。これから更に状態も上がって来ると思います」

２着藤岡康太騎手・・・「陣営と色々話をして、今回はメンコを外して行こうと話していました。それが良く、自分の形でよく粘ってくれました。」

３着浜中俊騎手・・・「この展開のなかで良く走ってくれました」

４着鮫島克駿騎手・・・「急かさずにリズムよく走ることを心がけました。このペースで良く走ってくれました」

平安ステークス2022結果データ

勝ちタイム＝１分５７秒０（良）

前半８００ｍ通過＝４８秒８（推定・要主催者発表確認）

ペース＝ミドルスローペース（０秒１差：前後半８００ｍ比較）

勝ち馬上がり３ハロン＝３５秒９

レース上がり３ハロン＝３６秒２

４角通過順＝４→３→８番手

おわりに

今回はレース上りのクリアが勝ち馬と最後方のカデナで、カデナもかろうじてレース上りと同じ３６秒２の時計。つまりはテーオーケインズが一人、別次元のレースを走っていて、松山騎手が「強い」ということも、明らかな数字面と言えましょう。

パドックもまだ上昇できそうな緩い面も少し見られましたが、このあたりが松山騎手の言った、まだよくなる点の一か所でしょう。それでこれだけ走れるのですから帝王極まれりな感じですし、逆らうよりもどうやって馬券を当てていくかが焦点の馬です。

パドックロード会員の皆様、ご声援ありがとうございました。温かいご声援に感謝して、配信に邁進して参ります。

▲１着→☆２着→◎４着→〇５着先週の京都新聞杯ではからくもワンツー２頭を選出

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