馬場回復。
降雨予報から一転曇りで馬場も回復した東京ですが、良馬場の外を回って最後に底力を見せたメイケイエール。
前走より1ハロン延長で折り合いに苦労したとの弁から、池添騎手の折り合える技術が、末脚を引き出した結果でした。
クッション値も午前中の時点で8,6という数値でしたが、京王杯スプリングカップ2022の結果を回顧しましょう。
はしくれ
京王杯スプリングカップ2022着順
優勝馬メイケイエール
2着馬スカイグルーヴ
3着馬タイムトゥヘヴン
京王杯スプリングカップ2022予想結果
本命◎シャインガーネット
対抗〇スカイグルーヴ
単穴▲ギルデッドミラー
特注☆リレーションシップ
買い目=ワイドボックス各100円、計600円
予想結果=不的中
京王杯スプリングカップ2022予想・本命はシャインガーネット
パドックロード配信結果
▲1着→◎2着→☆7着→〇9着でした。
のりしお
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のりしお
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◎1着→▲3着→☆4着→〇9着
J・GⅡ京都ハイジャンプでも◎から2頭の馬券内。障害も強い
目次
京王杯スプリングカップ2022結果・馬体診断
優勝馬メイケイエール
まず優勝馬メイケイエールです。
同馬は変わらずバランスに優れ、無駄のない馬体を見せていますが、非常に張りのあるトモのつくりで、瞬発力を感じるものでした。データ無印は稍重以上の馬場想定だったのもありますが、いかんせん折り合いに苦労すると踏んだことも理由のひとつでした。
結果的に池添騎手が上手く折り合いを付けてきてくれましたし、多少の発汗も同馬としては、目立つものではないと思いました。これくらい絞り切れている方が同馬らしいと思える仕上がりで、胴も詰まって短距離向きなので、馬場回復も良い方に出ました。
2着馬スカイグルーヴ
2着馬はスカイグルーヴです。
同馬はいよいよ本格化となり、線の細さが解消しましたが、それだけではなく東京に強い、独特の馬体に出来てきました。これがポイントで本命に推した今回の仕上がりになりましたが、読者の方にお伝えしたいのは、この伸びやかな腹周りなのです。
こうした皮膚の薄い、柔らかさが目立つ毛ヅヤも眩しい状態で、スルリと切れ上がった長さのある胴は東京向きの体型です。覚えておいて損はないですから、相馬の足しにぜひしていただいて、相馬文化を益々皆様と盛り上げていきたいなと思います。
3着馬タイムトゥヘヴン
3着馬はタイムトゥヘヴンです。
同馬は今回選出に迷う良い仕上げにあったことも事実で、選びきれず、悔しい結果となり自身反省しているところです。バランスからシャインガーネットより印を下げようと思いましたが、トモの張りに関しては4番手、これが結果に出たと思いました。
このところ毎回毛ヅヤも良くて、多少胴が詰まった感じですし、この点も距離の短縮に向けて、良い仕上がりだったかと思います。安田記念時に向けてどうするか、陣営の手腕が問われますから、難しい調整と見ていますが、本番でも楽しみにしています。
のりしお
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今日のハイライト
のりしお
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〇1着→▲2着→◎3着→☆7着
のりしお
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当レースでもご期待をくださり、誠にありがとうございました。人気・不人気に構わずとことん、選び抜いていきたいと思います
京王杯スプリングカップ2022結果・回顧
レース動画
レース後の感想
今回は終わってみれば良馬場、ミドルペースという結果でしたが、東京の馬場はBコース初日、これもあってか速く乾きました。レースでは外に膨れて出て来たリフレイムを各馬が避けましたが、外からインへと切り替えて伸びた、勝ち馬は鞍上も見事でした。
騎手のコメントで折り合いについて苦労したとの弁もありますから、調教師のコメントにある通り、次走はスプリントが無難でしょう。このあたりは馬主の意向により決まる面も大きいところですが、名古屋競馬がどう判断するか、この点も注目が集まります。
のりしお
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騎手のコメント
1着池添謙一騎手・・・「1ハロン長いだけでもこんなに、大変なんだなと思いました。折り合いにはかなり苦労しました。ここ2走で一番きつかったです。GⅠ獲れるレベルの馬だと常々思っているのですが、折り合い面の不安はこれからもずっと付きまとうことと思います」
1着武英智調教師・・・「装鞍所から汗をかき、気を張っている印象がありました。外枠は心配していましたが、大丈夫でした。秋はセントウルステークスから始動したいと思っています」
2着C.ルメール騎手・・・「いい競馬をしました。ずっと勝った馬を目標にしていきました」
3着大野拓弥騎手・・・「距離短縮にもリズムよく対応していました。いい状態で本番に行ければ良いと思います」
のりしお
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京王杯スプリングカップ2022結果データ
勝ちタイム=1分20秒2(良)
前半600m通過=34秒4
ペース=ミドルペース(0秒0差:前後半600m比較)
勝ち馬上がり3ハロン=33秒6
レース上がり3ハロン=34秒4
4角通過順=5→7→9番手
クッション値(午前7時)=8,6(標準)
おわりに
今回は走破タイムからするとやはり多少渋った馬場でしたが、メイケイエールは馬体も仕上がり、好走も予期できるところでした。基本的に池添騎手がやはり最も合っている感じですから、これ以上乗り替わりさえなければ、GⅠも期待できることでしょう。
ヴィクトリアマイルには目もくれずに仕上げたのが分かる仕上げでしたし、短距離に懸ける姿勢がうかがえ、その点も非常に好感でした。外枠、延長、折り合い不安を理由に切った予想をしましたが、それらを突き抜け快勝してきた人馬にはただ頭が下がります。
のりしお
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パドックロード会員の皆様、ご声援ありがとうございました。温かいご声援に感謝して、配信に邁進して参ります。
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