スプリングステークス2022結果＆馬体診断・優勝はビーアストニッシド

逃走劇。

土曜日若葉ステークスの際に逃げ切って勝った岩田騎手ですが、中山の馬場も想定通りのペースを刻んで見事に快勝。

前半６１秒ほどなら粘れると予想していたとおりに、ビーアストニッシドを操縦して連日オープンを逃げ切りました。

騎手の個性も緊張感のあるコメントへと繋がっていましたが、そんなスプリングステークス2022の結果を回顧しましょう。

スプリングステークス2022着順

優勝馬ビーアストニッシド

２着馬アライバル

３着馬サトノヘリオス

スプリングステークス2022予想結果

本命◎アサヒ

対抗〇アライバル

単穴▲ビーアストニッシド

特注☆ソリタリオ

買い目＝ワイドボックス各１００円、計６００円

予想結果＝的中：ワイド７７０円

スプリングステークス2022予想・本命はアサヒ

パドックロード配信結果

▲２着→☆３着→〇１０着→◎１１着でした。

パドックロード（2022）３月度会員募集＆前月度実績

▲２着→☆３着→〇１０着→◎１１着

スプリングステークスでは馬券圏内突入の２頭を選出。プロの相馬は

スプリングステークス2022結果・馬体診断

優勝馬ビーアストニッシド

まず優勝馬ビーアストニッシドです。

同馬は岩田騎手のコメントではわがままな面があるということで、抑えきれない気性がうかがえるチャカついた歩様が目につきました。しかし馬体自体は絞れていて、なかなか良い仕上がりに見えたので、もう少し落ち着いてくれていたらあるいは選べたのかもしれません。

毛ヅヤもよく、汗も見られましたが気になる程度ではなかったですし、相当岩田騎手が矯正して走らせることができた馬でしょう。胸前の筋肉も目立ちますし、懐の深い馬でもあるため、心肺能力の高さはきっと本番に活かされると思います。

２着馬アライバル

２着馬はアライバルです。

同馬はやや距離に限界がある胴が短い馬体に見えますが、全体のまとまりが高次元で、これは選ばねばと思われました。後肢のつくりが発達途上でまだ大きくなる余地がありますし、現状同馬としては最高の状態に近かったと思います。

ルメール騎手も好騎乗でしたし最後ハナ差及ばなかったですが、展開の綾でこれは敗れても尚強しと言った２着馬でしょう。馬体は前年３着となったボーデンとにた詰まり具合なので、千四くらいもこなせる下地は十分に有りそうな体型です。

３着馬サトノヘリオス

３着馬はサトノヘリオスです。

同馬は非常にうっとりするほどバランスの良いつくりにありますが、いかんせん全体の線が細く、馬体がまだ薄いように見えます。それでもこうしたバランス自体は得難い特質でもありますから、選出したいと思った通りに馬券内に飛び込んでくれました。

前走もやはり細かったですがバランスは良好な馬体なので、できれば今回馬体を増やして臨んでくれればなと思いました。しかしそれも成長次第ですし、今日も素晴らしい馬に見えたので、大事に使って今後もレースに顔を出してくれたら嬉しいです。

当レースでもご期待をくださり、誠にありがとうございました。人気・不人気に構わずとことん、選び抜いていきたいと思います

スプリングステークス2022結果・回顧

レース動画

レース後の感想

今回は岩田騎手のコメントが全てを物語ってくれましたが、前半６０秒８で進み、絶妙な逃げ切りが決まりました。騎乗馬のことをよく掴んでいて信頼できる騎乗ぶりでしたし、馬場も結局はイン前有利と、相変わらず激しい変化でした。

このあたりエクイターフに加えて、洋芝の影響もあるでしょうが、馬場造園課の方々がかなり尽力されていると思われます。予想は難しくなってきますが、良い馬場自体は歓迎ですから、こうした方々の努力に対し、心より敬意を申し上げます。

騎手のコメント

１着岩田康誠騎手・・・「馬場が内の方が良かったですし、スタートでちょっと躓きましたが、逃げてさえしまえば粘れる馬で、そう思って競馬していきました。前半１０００ｍのペースでは６１秒くらいを良しとし、調教含めまだわがままですが、レースでは力を出してくれます。僕のコメントは炎上しますが、馬とはしっかり向き合いますので、そのことだけはファンの皆様にもご理解いただきたいと思います」

スプリングステークス2022結果データ

勝ちタイム＝１分４８秒４（稍重）

前半８００ｍ通過＝４８秒８

ペース＝スローペース（１秒８差：前後半８００ｍ比較）

勝ち馬上がり３ハロン＝３５秒３

レース上がり３ハロン＝３５秒３

４角通過順＝１→２→６番手

クッション値（午前７時）＝８，７（標準）

おわりに

今回は稍重の馬場になってペースもスローという展開から、結局はイン前有利になって勝ち馬には向いた展開でした。この可能性に予想時に触れて買っておいたのが正解でしたし、中山の馬場は変わりやすいので、対応力が必要になります。

もうかれこれ競馬予想ばかりを２０年続けて参りましたが、年々馬場は回復が早まり、傷みも目立たなくなってきました。GⅠシーズンももうすぐですし馬場を維持して下さる皆様に、心よりの感謝を申し上げて、的中を目指したいと思います。

またパドックロード会員の皆様、ご声援ありがとうございました。温かいご声援に感謝して、配信に邁進して参ります。

〇１着→◎３着→☆５着→▲６着皐月賞では本線馬券内

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