突破。
前走繰り上がりの勝利によりチャンスを掴んだ一戦となった、サブライムアンセムが見事獲った桜花賞の優先出走権。
実績馬ナムラクレアを抑えて1着で駆け抜けたゴールからは、このレースに懸ける思いが見えた力強い末脚となりました。
池添騎手はテン乗りの騎乗で素晴らしい操縦を見せましたが、そんなフィリーズレビュー2022の結果を回顧していきましょう。
はしくれ
フィリーズレビュー2022着順
優勝馬サブライムアンセム
2着馬ナムラクレア
3着馬アネゴハダ
フィリーズレビュー2022予想結果
本命◎ナムラクレア
対抗〇アネゴハダ
単穴▲サブライムアンセム
特注☆テイエムスパーダ
買い目=ワイドボックス各100円、計600円
予想結果=的中:ワイド360円・940円・330円
パドックロード配信結果
〇2着→◎8着→☆13着→▲15着でした。
のりしお
はしくれ
のりしお
はしくれ
〇2着→◎3着→☆4着→▲12着
土曜ポラリスステークスでは9番人気から2頭選出。プロの相馬は
目次
フィリーズレビュー2022結果・馬体診断
優勝馬サブライムアンセム
まず優勝馬サブライムアンセムです。
同馬はやや甘えた仕草を見せ、歩様もチャカチャカとしていましたが、馬体は充実、見切れていたなら選出も有り得た仕上がりでした。この点は反省材料ですが3場配信で余裕が持てず、会員様には選出できずに申し訳ございませんでした。
藤原英昭厩舎の馬なら仕上がりは良いと思われましたが、いかんせんきちんと見切れないまま印を打つわけにも参りません。結果として同馬が勝ったことで新たな相馬が開かれましたが、こうした皮膚の柔らかい馬には注目していくべきと思います。
2着馬ナムラクレア
2着馬はナムラクレアです。
同馬は今回プラス12kg、仕上がり途上にはあったのですが、見切れた馬のなかでは上位馬で、印を付けざるを得ませんでした。相変わらずトモが高く感じる歩様を披露してはいるのですが、静止画で見るとそんなこともなく、バランスを保っている馬体です。
この点がかなりトリッキーですが既にその知識は持っているので、対抗評価以下にはできないと抜擢したことは正解でした。まだ全体に緩さがありますし成長が感じられたこともあり、桜花賞のマイルも上手く行けば、入着が狙える存在でしょう。
3着馬アネゴハダ
3着馬はアネゴハダです。
同馬は正直角度が悪くて選出できない状態でしたが、カメラの方にはこの点しっかり映してほしいと切に願います。ただトモからも全体ががっちり、幅があるところもうかがえますし、馬体も絞り切れて見えますから、かなり仕上げは良いと思いました。
毛ヅヤもよく、皮膚も薄い感じで好感をいだける仕上がりですし、バランスも良く、この距離は適性十分という馬体に思います。見切れた馬から選んだのですが今回のパドックを考えると、ちょっと選び方を考えないと、ダメだなと改めて感じました。
のりしお
はしくれ
当レースでもご期待をくださり、誠にありがとうございました。人気・不人気に構わずとことん、選び抜いていきたいと思います
フィリーズレビュー2022結果・回顧
レース動画
レース後の感想
今回は馬場はイン前が良くも、ペースが上がると想定したので、上位選出3頭で決まった結果も納得できるものでした。殆んど想定した通りとなるハイペースで進んでいたことから、外を回したナムラクレアはもう、溜めて爆発すると思いました。
結果的にサブライムアンセムがロスなく立ち回って来られたこと、ナムラクレアの仕上がりが少々緩かった差も出たと思われます。桜花賞本番もこの2頭は差し脚を伸ばすと思われますが、そうした展開と馬場になるのか、本番が楽しみな結末です。
のりしお
はしくれ
騎手のコメント
1着池添謙一騎手・・・「2回ほど調教に乗りましたが、いかに落ち着いてゲートインできるかを考えていました。折り合いを付ける意識で行きました。少し立ち遅れてしまいましたが、忙しくしたくなかったので、道中溜めることができ、良かったです。直線は手応えが十分あり、欲を言えばあれだけ溜まったので突き抜けて欲しいところでした。レースではスイッチが入りやすく、これが直れば更に良い馬です」
のりしお
はしくれ
フィリーズレビュー2022結果データ
勝ちタイム=1分19秒9(良)
前半600m通過=33秒5
ペース=ハイペース(1秒5差:前後半600m比較)
勝ち馬上がり3ハロン=34秒2(最速)
レース上がり3ハロン=35秒0
4角通過順=11→9→3番手
クッション値(午前7時半)=10,1(やや硬め)
おわりに
今回は下馬評では混戦で終わってみれば人気サイドですが、クッション値が高かったとは言えど、かなりハイレベルな一戦でした。1分20秒台を切りつつフィニッシュした結果となりましたし、時計的にもレコードタイムにもコンマ7秒に迫るものでした。
外差しが決まるなかでの結果で価値の高い一戦と言えますし、短距離志向の一戦でしたがワンツー2頭はかなり強いです。桜花賞戦線ではナミュールが一歩抜け出した感じもしますが、この組からも展開次第では入着可能性がありそうです。
またパドックロード会員の皆様、ご声援ありがとうございました。温かいご声援に感謝して、配信に邁進して参ります。
はしくれ
のりしお