東京新聞杯2022結果＆馬体診断・優勝はイル―シヴパンサ―

上り馬。

３連勝で重賞に臨んだ４歳馬のイル―シヴパンサ―が、４連勝目を見事に果たした東京新聞杯2022。

元々素質の高い馬ですが張りの良い馬体で躍動すると、鮮やかな末脚を繰り出しつつ、２馬身近く抜け出していました。

２着のファインルージュも４歳で強い世代が目立つところですが、そんな東京新聞杯2022の結果を回顧しましょう。

東京新聞杯2022着順

優勝馬イル―シヴパンサ―

２着馬ファインルージュ

３着馬カラテ

東京新聞杯2022予想結果

本命◎カラテ

対抗〇ファインルージュ

単穴▲ホウオウアマゾン

特注☆ドナアトラエンテ

買い目＝ワイドボックス各１００円、計６００円

予想結果＝的中：ワイド４１０円

東京新聞杯2022予想・本命はカラテ

パドックロード配信結果

◎１着→☆２着→〇４着→▲１２着でした。

パドックロード（2022）２月度会員募集＆前月度実績

◎１着→〇２着→☆４着→▲７着

きさらぎ賞では本線ワンツー。好調！

東京新聞杯2022結果・馬体診断

優勝馬イル―シヴパンサ―

まず優勝馬イル―シヴパンサ―です。

同馬は非常にバランスに優れ無駄のない馬体が目立ちましたが、高い心肺能力を感じる懐の深さが特筆でした。高いスピード能力を維持して走り切ることが可能な仕上げで、それでいて下腹が絞れていて瞬発力も感じる馬体です。

この前躯に相応しいトモがあり、丸みと張りがある後躯でしたし、厚みも十分な全体なので１００％仕上がっていました。ここは獲りに来た一戦でしたし、勝負気配が分かる仕上げなので、次走以降これが維持できるかはひとつのポイントになることでしょう。

２着馬ファインルージュ

２着馬はファインルージュです。

同馬は今回も素質で言えば１～２位を争う馬体でしたが、まだ多少太さが見える仕上げで、この点を懸念した印でした。とはいえ無印評価にするのは憚られる仕上げにありましたし、トモも張り、柔軟性があるので多少はカバーできる仕上げでした。

正直９割の仕上がりですが、それでいて勝ち馬に迫ったのは、やはり同馬の素質が相当に高い証拠と言っても良いでしょう。牝馬とは思えぬ幅を保持してバランスも素晴らしい馬体ですし、首差しも非常に柔らかいので、いくらでも上昇ができるでしょう。

３着馬カラテ

３着馬はカラテです。

同馬は相変わらず大きく見せ、実際にも体重がありますが、それに負けずに背中も芯があり、バネのある馬体を見せていました。ただ今回は昨年のときよりメンバーレベルも高まりましたし、少し絞れすぎたように感じて、選出からは漏れてしまいました。

しかし面積の大きいトモには同馬の旬を感じるものですし、マイルの距離も合う馬体ですから、悲観することはないと思います。前肢が強くパワーが有りますし、中山の方が合う馬ですから、この点も踏まえての３着なら素晴らしい結果と見て良いでしょう。

▲１着→〇２着→◎４着→〇６着

当レースでもご期待をくださり、誠にありがとうございました。人気・不人気に構わずとことん、選び抜いていきたいと思います

東京新聞杯2022結果・回顧

レース動画

レース後の感想

当レースもきさらぎ賞と同じパドックの本命馬勝利ですが、こちらはデータ無印を一転、本命抜擢で優勝でした。はしくれは他の予想家と違いパドックは独立して見ますから、データ予想の結果がどうであれ、それに従うものにはなりません。

この相馬眼が武器の予想家で２０年のキャリアがありますから、これからも徹底的に磨いて、昇華して参りたいと思います。パドックロード会員の皆様、心より感謝を申し上げます。温かいご声援に添えるよう、邁進していきたいと思います。

騎手のコメント

１着田辺裕信騎手・・・「成長も感じてはいたのですが、これほどあっさり差し切って勝ってくれるとは思っていませんでした。本当は中団が欲しかったですが、リズムを重視し、深追いしないで折り合いを考えて乗りました。ようやく落ち着いてきた馬ですし、これからが勝負の馬だと思います」

東京新聞杯2022結果データ

勝ちタイム＝１分３２秒３（良）

前半８００ｍ通過＝４６秒４

ペース＝ミドルスローペース（０秒５：前後半８００ｍ比較）

勝ち馬上がり３ハロン＝３３秒１（最速）

レース上がり３ハロン＝３４秒３

４角通過順＝１５→８→１１番手

クッション値（午前７時）＝８，９（標準）

おわりに

今回は好時計を持っているイル―シヴパンサ―が優勝して、その内容も後ろから一気の素晴らしい脚を見せてくれました。上りタイムはレースタイムからも１秒２も離れたものでしたし、冬の芝生でこれだけの走りが可能になるのは驚くものです。

馬体も完全に旬を迎えて力強さが目立つものでしたし、今回の出来にあれば次走でも十分結果が残せるはずです。馬体的にはオールラウンダーで馬場も気にしない好馬体ですし、特に長い直線の東京は走りやすい舞台と言えるでしょう。

またパドックロード会員の皆様、ご声援ありがとうございました。温かいご声援に感謝して、配信に邁進して参ります。

◎１着→〇２着→☆５着→▲７着東京開幕重賞ワンツー

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