札幌記念2021結果＆馬体診断・優勝はソダシ

美しさ。

競馬ファンにとってかけがえのない存在になっているソダシですが、その白く美しい馬体面も更なる成長を見せて上昇。

クロフネ産駒で距離適性には疑問があるとの声を払拭し、見事古馬初対戦のなかでも重賞制覇を達成しました。

繰り返し馬体からは適性に問題ないと伝えてきましたが、そんな札幌記念2021の結果を回顧致しましょう。

札幌記念2021着順

優勝馬ソダシ

２着馬ラヴズオンリーユー

３着馬ペルシアンナイト

札幌記念2021予想＆予想結果

本命◎ラヴズオンリーユー

対抗〇ソダシ

単穴▲ステイフーリッシュ

特注☆ブラストワンピース

買い目＝ワイドボックス各１００円、計６００円。

予想結果＝的中：ワイド２５０円

札幌記念2021予想・本命はラヴズオンリーユー

パドックロード配信結果

◎１着→☆２着→▲３着→〇中止で３着以内を独占しました。

パドックロード（2021）８月度会員募集＆前月度実績

北九州記念もワンツー選出

札幌記念2021結果・馬体診断

優勝馬ソダシ

まず優勝馬ソダシです。

同馬は週中の期待馬体で取り上げた通り中距離戦でも、問題はないと伝えた通りの走りで快勝をしてくれました。圧倒的なバランスを保持してスピード効率の良い体型で、空気抵抗を抑えるフワフワした毛ヅヤも目立つ仕上がりでした。札幌記念2021・今週の期待馬体

ふっくらしていてこれが札幌の芝で結果を残す馬体ですし、馬体重こそ変わりありませんが充実した張りが目を引きました。トモのボリュームも一段上がって更に推進力が見られますし、優美な曲線で体幹もよく、非常にうっとりする仕上げでした。

２着馬ラヴズオンリーユー

２着馬はラヴズオンリーユーです。

同馬も相変わらずバランスよく帰国初戦も美しい仕上げで、まとまりのある全体のフォルムが非常に好感を持つものでした。矢作調教師らしい仕上がりで下腹もすっきりしていましたが、スタミナを感じるもので洋芝も問題ないと判断しました。

評価としては選出４頭で☆という印を付けていますが、ソダシが特に抜けた仕上げなので２～４番手は僅差と言えます。いつもこの馬は毛ヅヤがフワフワ、筋肉も柔軟な馬ですから、普段からのケアが高い技術で行われていることに感謝です。

３着馬ペルシアンナイト

３着馬はペルシアンナイトです。

同馬は前年も２着に入り今年も僅差の３着でしたが、前年同様に仕上がっており、今度こそはと狙い撃ちしました。胴体に幅があり充実した内臓を感じる仕上げでしたが、心肺機能が高そうに見える胸前の深さが好感でした。

やはりスタミナが問われる洋芝、この部分に適性が見えますし、皮膚の薄さや代謝の良さそうなフワフワの毛ヅヤも気に入りました。年齢が高いと色眼鏡での評価を受けやすい風潮ですが、とても若々しく柔軟性に富んだ全体も嬉しかったです。

当レースでもご期待をくださり、誠にありがとうございました。人気・不人気に構わずとことん、選び抜いていきたいと思います

札幌記念2021結果・回顧

レース動画

レース後の感想

今回は展開からソダシには厳しいかもと見た一戦ですが、トーラスジェミニも飛ばしては行かず、ソダシもすんなり内を取れました。３コーナーから岩田騎手が乗るブラストワンピースが動いたので、仕掛けが早まってこれに耐え得ることができるかも心配しました。

しかし馬体面も良かったですし、吉田隼人騎手と絆もあって、人馬一体で余力を活かしてしっかりと粘ることができました。はしくれにとって天馬にも思う、ソダシの大活躍になりますが、白いだけでなく心から強い競馬をしてくれて幸せでした。

騎手のコメント

１着吉田隼人騎手・・・「ほっとしました。外枠だったので、出たなりに１コーナーに入ろうと思いました。折り合いも付いていましたし、いつでも動けるぞっていう手応えが手綱に十分にありました。今日前半のレースに乗って、前に行っても最後は止まんないなっていう馬場だったんで、自信を持って追い出しました。オークスでは期待に応えられなくて悔しい思いをしました。でも復帰戦、こういうソダシらしい競馬をしてくれて、また秋に向けて楽しみになってくるので、応援よろしくお願いします」

札幌記念2021結果データ

勝ちタイム＝１分５９秒５（良）

前半１０００ｍ通過＝５９秒９

ペース＝ミドルスローペース（０秒３差・１０００ｍ比較）

勝ち馬上がり３ハロン＝３５秒４

レース上がり３ハロン＝３５秒４

４角通過順＝１→５→３番手

クッション値＝８，２（標準：当日午前８時２０分）

おわりに

今回は動き出しの早まりや洋芝であることを視野に入れて、スタミナ勝負になってくることが予想される一戦となりました。案の定ラスト８００ｍ、ここから仕掛けが始まりましたし、それでも余裕の手応えを持って粘ったソダシはやはり強いです。

現代競馬の切れ味勝負の戦法を取らない存在ですが、馬体から見るに溜めれば溜めたでおそらくかなり切れると思います。総合力が高い馬ですから正攻法を選んでいるだけで、どんな競馬もできそうだと思う、白毛の名牝ソダシなのでした。

またパドックロード会員の皆様、ご声援ありがとうございました。来週も良い結果が出せるよう、引き続き復習して参ります

◎１着→〇２着→☆５着→▲７着東京開幕重賞ワンツー

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