逃走。
前に行かねば勝ち目はないからと逃げて行ったファストフォースでしたが、強豪馬を一蹴して逃げ切り見事初重賞制覇達成。
門別での初勝利から1年3か月が経過したところで、今度は中央競馬重賞を勝つまでに成長を果たしました。
52kgのハンデを追い風に逃げた鮫島騎手も見事ですが、そんなCBC賞2021の結果を振り返りましょう。
はしくれ
CBC賞2021着順
優勝馬ファストフォース
2着馬ピクシーナイト
3着馬アウィルアウェイ
CBC賞2021予想&予想結果
本命◎ヨカヨカ
対抗〇ピクシーナイト
単穴▲アウィルアウェイ
特注☆クーファウェヌス
買い目=馬連&ワイド◎流し各100円、計600円。
予想結果=不的中
パドックロード配信結果
〇2着→▲3着→☆4着→◎5着で馬券内に2頭入着でした。
のりしお
はしくれ
CBC賞馬券内2頭選出
目次
CBC賞2021結果・馬体診断
優勝馬ファストフォース
まず優勝馬ファストフォースです。
同馬は周回でこちら側から見た映像を流していましたが、前後肢共に力感があって中々良い仕上がりにありました。腹袋がカクッと切れ上がって特徴的な馬体に見えますが、このタイプは小倉競馬場ではちょくちょく好走する体型です。
ミストが邪魔でこの点中継の角度には意見も言っていますが、改善されないのが辛いですし、何とかしてほしいなと思います。バランスにも難がないタイプですし、トモも張って良好な馬なので、ハンデの恩恵もあったとはいえ、頷ける1着と言えるでしょう。パドック党の願い
2着馬ピクシーナイト
2着馬はピクシーナイトです。
同馬は週中の期待馬体で取り上げた存在でもありますが、やはり胴体がずんぐりしていて短距離向きの馬体に見えました。特段それを踏まえていなくても元々の体型が向くタイプで、筋肉も張ってトモも丸みを帯びて良い状態に思われました。
腹周りも太くどっしりとして心肺機能が高そうですから、高速馬場も合うと判断して対抗評価に抜擢しました。結果的にデータ予想と同じ対抗評価にはなったのですが、印通りの2着に来てくれて、一安心という内容でした。
3着馬アウィルアウェイ
3着馬はアウィルアウェイです。
同馬は今回実質的にはトップハンデの55,5kgと、牝馬ながらに重量を課されて3着は立派な着順でした。ピクシーナイトとどちらが上かで迷った3番手選出ですが、やや腹周りに余裕が見られて、それが評価を下げた要因です。
それでもふっくらと充実をして毛ヅヤもフワフワ感を持っていて、バランスも良く柔軟性のあるバネを感じさせる好馬体です。ハンデが嫌われたようで人気も6番人気と低かったですが、さすがグランアレグリアの3着を持っているなというつくりでした。
のりしお
はしくれ
当レースでもご期待をくださり、誠にありがとうございました。更に上位を埋め尽くせるように、全力で配信して参ります
CBC賞2021結果・回顧
レース動画
レース後の感想
今週の小倉競馬は開幕馬場ということを差し引くとしても、あまりに馬場レベルが速く時計の出やすい状況となりました。昨日は未勝利でレコードなど滅茶苦茶に速い時計も出ており、案の定ここはレコードタイムの走破という決着になりました。
1週前に芝刈りを実施し、野芝のみの開催ということで、降雨も少なくなったことからも時計が一段速くなりました。インの前は絶対有利ですしそれを取り切れた馬が勝ったので、馬場さえ読み切れていれば案外、取りやすいレースとも言えそうです。
のりしお
はしくれ
騎手のコメント
1着鮫島克駿騎手・・・「レース前からこういう特殊な馬場状態なので前に行かないと話にならないと思って、スタートは返し馬から気をつけていました。枠もよかったですし、行き切れたらチャンスあると思ってたんですけど、2番手も思いのほか競ってくることもなく、3コーナーもいい形で迎えることができました。どっちかというとこういう馬場状態なので、早くゴール来てくれという思いで待たずに早目に踏んでいったんですけど、よく頑張てくれたと思います。昨日から大体こういう時計は予測できたんで、しっかり対応してくれたこの子に感謝したいです。レースでテン乗りだったんですけど、西村先生からしっかり特徴を聞いていて、自信を持って乗ることができました。小倉競馬場は僕のルーツなので、お客さんがいる前でしっかり勝つことができて良かったです」
CBC賞2021結果データ
勝ちタイム=1分6秒0(良・レコード)
前半600m通過=32秒3
ペース=ハイペース(1秒4差・600m比較)
勝ち馬上がり3ハロン=33秒7
レース上がり3ハロン=33秒7
4角通過順=1→6→8番手
クッション値(当日8時)=9,8(標準)
おわりに
野芝が全てエクイターフなのか、なんなのか分からないところですが、とにかく超速馬場で行き切れる馬に有利な馬場ともなりました。ハンデ52kgにも加えての内枠ということもありますから、こうした結果も土曜日であれば想定できたことかと思います。
このあたり当ブログが金曜に予想を上げたこともありましたが、ワイドボックスさえ買えていたらと後悔も覚える内容でした。アウィルアウェイは追い込むことにより人気が下がったのも確かですが、時計勝負という点においてはやはり強かったなと思います。
またパドックロード会員の皆様、ご声援ありがとうございました。今後も更に上昇できるよう努めて参りたいと思います。
はしくれ
のりしお