再戦。
阪神大賞典の本命で単勝オッズ1倍台だった、7着からの巻き返しを狙うルメール騎手騎乗アリストテレス。
2走前不良馬場の優勝もものともしない勝ちっぷりでしたが、前走の直線での反応は、反動を感じさせるものでした。
不良馬場→重馬場と連戦してダメージが心配されるところも、前走でガス抜きは済んだと見て大舞台で本命抜擢です。
はしくれ
のりしお
天皇賞春2021予想・印&買い目
本命◎アリストテレス
対抗〇ディープボンド
単穴▲ワールドプレミア
特注☆オセアグレイト
買い目=単勝◎300円、馬連◎流し各100円、計600円。
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*高松宮記念・大阪杯・桜花賞・皐月賞◎本命馬全馬券圏内
目次
天皇賞春2021予想
本命◎アリストテレス
本命◎はアリストテレスです。
同馬は菊花賞で3冠馬のコントレイルと接戦を演じて、今年初戦のGⅡを勝つなど勢いのあるところを見せました。菊花賞時は多少見た目からも幼さを感じた馬体でしたが、アメリカジョッキークラブカップではその点も解消されていました。
万能タイプで距離適性には特に注文がつかない馬体で、完成域に近づいていますがまだ奥が有りそうな体型です。前走はまさかの敗戦により7着と敗れてしまいましたが、順調であれば今回も高い支持率を誇っていたことでしょう。
前走の敗因は個人的に2走前不良馬場の反動で、最後はスタミナが切れて直線、伸びなかったのだと思っています。年明け初戦で明け4歳馬が古馬を不良馬場で撃破するのは、並大抵のことではないですし、中山も初めての舞台でした。
菊花賞2着でもそうでしたが非常に適応力が高いので、前走の経験が活きることも想像に難くないところでしょう。調教でも動きが切れましたし、良馬場の可能性が高いので、ルメール騎手の手綱捌きにより一気の優勝を想定します。天皇賞春2021調教診断・上位3頭を選出
対抗〇ディープボンド
対抗〇にはディープボンドです。
同馬は前哨戦と目される阪神大賞典の一戦で、アリストテレス以下の実力馬をまとめて負かして上昇しました。菊花賞時は4着の結果で馬券内に届きませんでしたが、2戦目の長距離で結果を出し、ここも注目される存在です。
阪神大賞典の経由馬は歴史的にもローテが優勢で、勝って臨むことが可能な自体、高い実力を現わすものです。2走前中山金杯の際進路がなく不消化になったため、前々で競馬を進めたことも良績に繋がったと思います。
この馬はキャリア11戦中、和田騎手が10戦騎乗していて、前走の勝利でこの絆にもより未来が灯る一戦でした。馬50騎手50と昔から言われている長距離戦ですから、前走の勝利で人馬がともに信頼を持ったのは幸いです。
今年は当レースの開催地が内回りの阪神であることも、先行脚質の同馬にとって追い風にできる要素と言えます。今度は前走よりもマークされ完全に自由ではありませんが、自分らしい競馬に徹するなら結果は伴ってくることでしょう。
単穴▲ワールドプレミア
単穴▲はワールドプレミアです。
同馬は前走の日経賞で3着と好走してきましたが、2年前の菊花賞を勝利しGⅠタイトルを手に入れました。元々柔軟性が素晴らしくどんな競馬も可能な馬ですが、我慢が利く気性をしているので長距離戦は向いたタイプでしょう。
GⅠを勝利しながらその後は長距離戦を走っていませんが、1年振りのジャパンカップに出ていきなり6着に食い込みました。この時はまだ全体の仕上げにかなり緩さが目立っていましたし、スーパーホースばかりの一戦でむしろ好走したと思われます。
斤量差があった前走時より先着2頭とその差も詰まって、インで待機してロスなく運べる最内枠を引き当ててきました。この枠は一か八かの競馬ができる馬に向いた枠であるため、その点末脚が切れる同馬に合った枠順だと思っています。
基本的にはディープボンド目がけ各馬が動き出す競馬ですから、それを見つつ脚を溜められるのは展開的にも悪くありません。過去の傾向からも推せる点が複数見つけられる同馬ですし、福永騎手の操縦がはまれば一気の炸裂も有り得るでしょう。天皇賞春2021過去10年の傾向とイチオシ
特注☆オセアグレイト
特注☆はオセアグレイトです。
同馬はいかにも長距離に向いた胴長な馬体の持ち主ですが、3走前GⅡを勝利して重賞ウィナーに名を連ねました。そのレースこそ日本競馬界の平地最長距離重賞である、ステイヤーズステークスのレースで前目で押し切る強いものでした。距離適性とは?見極め方法を伝授します!
同馬はこのあと有馬記念への参戦を果たし9着敗退、いきなり結果は出なかったものの一線級と戦ってきました。この経験から前走の際も期待ができると踏んでいましたが、結果的には6着敗退といまいち弾けきれず終わりました。
しかしこれまでの実績を見ると叩いた方が走るタイプですし、3か月の間隔があったのはプラスとは言えない一戦でした。その点今回は叩き2戦目、実力を発揮しやすいローテで、2戦して2度とも3着内の得意の長距離戦に移ります。
騎手もゴールドシップの優勝やミッキースワローで3着のある、横山典弘騎手騎乗のため一発を狙える騎手と言えます。スタミナが豊富で動き出しにも注目されにくい穴馬なので、この点を最大限に活かせるコンビの走りにも警戒します。
天皇賞春2021買い目
アリストテレスを本命に据えて臨む天皇賞となりましたが、オッズは多少割れる見込みであり、人気も差のないものとなるでしょう。そこでここでは前走敗戦が記憶に新しいことに加えて、好調教で巻き返す下地ができたと見て単勝を狙います。
その上で高い連対率から馬連の軸を立てて3頭へ、長距離実績を考慮しながら流す馬券を選んで勝負です。ペースが落ち着けばそこを選んでルメール騎手も動き出すでしょうし、このメンバーならどこかでラップに緩みが現れると思われます。
今回ディープボンドは前走と同じように自由ではないですし、内回りコースの形態からも動き出しは早まるところでしょう。スタミナはもちろん必要ですが、差し脚がプラスされていることが、本命のアリストテレスにとって追い風になってくれることでしょう。
過去の予想結果
またこちらからは天皇賞春の過去の結果を掲載して参ります。ご必要な方はリンクから結果をどうぞご覧になって下さい。
2020年優勝馬フィエールマン
2019年優勝馬フィエールマン
2018年優勝馬レインボーライン
2017年優勝馬キタサンブラック
天皇賞春2021当日のパドック予想
のりしお
〇1着→◎2着→☆12着→▲17着
〇1着→◎3着→▲4着→☆5着
◎1着→☆2着→▲14着→〇18着
◎1着→〇4着→☆8着→▲15着
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天皇賞春2021は5月2日(日曜日)、阪神競馬場第11レース15時40分発走予定です。