スピード馬。
一般的に短距離適性は
胴が詰まって筋肉が豊富な
弾丸のような馬体をしている
厚みのある馬体が優勢です。
昨年優勝のサリオスからは
この厚みに関して他にはない
トップレベルのものがありましたが
納得の優勝を果たしました。
ただ阪神競馬場に限らず
マイルの距離になると短距離より
スタミナも必要になりますから
多少の伸びやかさが必要です。
このあたり馬体的な特徴が
確認できている馬がいるので
今週の期待馬体を早速
取り上げて参りたいと思います。
☆朝日杯フューチュリティーステークス2020「今週の期待馬体」は…
レッドベルオーブです。
同馬は兄に重賞勝ち馬の
レッドベルジュールが居るのですが
前走のデイリー杯では共に
兄弟制覇を成し遂げました。
・デイリー杯2歳ステークス2020結果・優勝はレッドベルオーブ
血統的な価値の高い馬で
人気集中の前走でしたが
インを突いてライバルを追い抜くと
上がり最速で優勝しました。
いかに阪神の芝が良かろうと
2走連続でのレコード勝ちは
高いスピードを証明しており
その素質の高さが窺えます。
そんな同馬の特徴のひとつは
とても柔らかく見える筋肉で
全体がバネにできる伸びやかな
滑らかな質が武器になるでしょう。
そしてマイル適性から見てみても
やや脚長に見える体型から
胴も多少伸びやかさがあるので
この距離はベストだと思います。
現状若いためにこれ以上の
距離が合うともまた思えませんが
マイルまでなら潜在能力を
存分に活かし切れる馬体です。
となると今回のGⅠ戦で
結果もきっちり出したいでしょうし
前走もレコードで勝ちましたが
ピークの出来にはありませんでした。
このあたり疲労を福永騎手が
コメントしていたのも確かですが
それをケアして調整されますし
ローテ自体も問題ないでしょう。
あとはまだ成長の途中なので
良くなる余地も十分ありますし
現状これだけやれるのですから
適性に疑いはありません。
前後肢もバランスが良いですし
坂を上る筋肉もついており
可動域が広い馬体ですから
十分期待できると思います。
ということで・・・
今週の期待馬体一押しは
レッドベルオーブとなりました。
2戦連続レコード優勝の
実力発揮に期待をしましょう。
また当日は
結果を出し続けるプロの道を
ぜひ一度ご堪能くださいませ。
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