オールカマー2020結果・優勝馬はセンテリュオ

 

外差し。

 

緩い流れを早めのスパートで

仕掛けた人気各馬を前に見て

外差し馬場を巧みに利用して

重賞制覇を遂げたセンテリュオ。

 

重賞未勝利馬とは思えない

豪脚を披露して勝ちましたが

中団待機でポジションを据えた

戸崎騎手の手腕も光りました。

 

ハンデも2kg軽量の牝馬が

ワンツーを決めた一戦でしたが

そんなオールカマー2020の

結果を振り返って参ります。

 

<オールカマー2020結果

優勝馬・・・センテリュオ

2着馬・・・カレンブーケドール

3着馬・・・ステイフーリッシュ

 

<オールカマー2020予想・印&買い目>

本命◎・・・ミッキースワロー

対抗〇・・・クレッシェンドラヴ

単穴▲・・・ステイフーリッシュ

買い目・・・単勝◎100円、ワイドボックス各100円、計400円

(予想結果=不的中)

オールカマー2020予想・本命はミッキースワロー

 

勝ちタイム=2分15秒5(曇り・稍重)

前半1000m通過=64秒3

ペース=超スローペース(5秒6差)

勝ち馬上がり3F=34秒5(最速)

レース上がり3F=35秒2

クッション値(当日午前7時)=9,7

 

☆レース後のまとめ

・優勝馬センテリュオは重賞初制覇

・戸崎圭太騎手は当重賞2勝目(2014年マイネルラクリマ)

・高野友和調教師も当重賞2勝目(2015年ショウナンパンドラ)

・戸崎圭太騎手のコメント「基本的に乗りやすいんで、リズムよく行ければなと思いました。ちょっと遅いかなと思いましたが、良いところで我慢できたんだと思います。初めて乗せていただいたんですけど、外々を回ってしっかり差し切れたのは力の証明だと思います。」

・センテリュオの生産はノーザンファーム

・優勝馬センテリュオは中団待機策で、4コーナーから外を回って進出。伸びあぐねるミッキースワローらを尻目にカレンブーケドールを捉えて優勝

・走破タイム2分15秒5は重馬場の2012年ナカヤマナイトと同タイム。過去10年で最も遅い時計で、日曜日から芝が外差し傾向になったことも影響した。クッション値は土曜日から変わらず9,7という数値だったが、4コーナーでの含水率が土曜日より0,5上昇(13,4)し、ゴール前は逆に0,5低下(12,1)したことから、道中はより重く、最後は切れ味が伸びる展開とも一致している。また今週からCコースに変わったばかり。来週も馬場状態にもよるが外差し傾向を警戒

・優勝馬センテリュオの父はディープインパクト。今週は産駒が東西で重賞制覇

・3着以内馬の前走はマーメイドステークス→京都記念→目黒記念で全頭3か月以上の休み明け

・2着津村明秀騎手「向こう正面でペースが遅くなってかかり気味でした。途中から上手く流れてくれてました。休み明けにしては良く走ってると思いますよ。」

・3着田辺裕信騎手「遅い流れでしたがポジションをとることができました。最後もたもたしてしまったのは休み明けの分もあるかもしれませんね。」

・上位3頭の4コーナー通過順は7→2→3番手

 

☆はしくれ個人配信「パドックロード」の結果

 

 

▲2着→○3着→☆4着→◎5着でした。

以下馬体診断を実施致します。

 

 

まず優勝馬センテリュオです。

 

同馬は相変わらず筋肉質で

牝馬でもがっちりとしていますが

それだけに急坂を得意として

外差しも納得いくものでした。

 

クレッシェンドラヴと迷った挙句

同馬を切って後悔しましたが

それだけ仕上がりも上々であり

上位を狙えるつくりでした。

 

高野調教師は筋肉質な

馬体を上手にまとめてきますが

同馬のように腹に無駄肉なく

バランスが崩れない仕上がりです。

 

マーメイドステークス出走時も

好馬体を披露していましたが

旬に入った感じがしますので

今後も常に注意が要るでしょう。

 

 

2着馬はカレンブーケドールです。

 

同馬は国枝厩舎特有の

全体のふっくら感が見られて

太め感も全くなく十分

走れる態勢になっていました。

 

ただ良い時と比べると多少は

張りが乏しいかなと思いますし

まだ完全に仕上がってないので

これから上昇すると思います。

 

また前肢の筋肉がまとまって

全体も詰まって見えたのですが

このあたり最後で交わされたのも

影響があったかなと思います。

 

元々オークスで2着があって

ジャパンカップも連対しましたが

今回を境に馬体が伸びて

ゆったりとしてくると良いでしょう。

 

 

3着馬はステイフーリッシュです。

 

同馬はスラっとした腹周りで

バランスが売りというタイプですが

筋肉量を保つには少々

華奢さが目立つタイプだと言えます。

 

目黒記念時は最高でしたが

今回は少しツヤも落ちていて

全体的に9割とは言えど

柔軟性は目立つ仕上げでした。

 

距離的にも中長距離が向いた

スレンダーなつくりにありますから

筋肉さえ上手く乗ってきたなら

もっとやれても不思議ない馬です。

 

馬場が稍重でこの点を見ても

他馬より有利だと感じましたが

太目の仕上がりにならない限り

安定感を発揮するでしょう。

 

ということで・・・

 

今週も先週に引き続いて

2レースを公開致しましたが

バシッとプラスを出すことができず

非常に残念に感じています。

 

来週はまた1レースに絞り

予想を公開致しますので

スプリンターズステークスの際も

お楽しみいただきたいと思います。

 

また、来週のGⅠ開幕戦は・・・

 

 

昨年は◎1着→〇2着→☆3着→▲13着

パドックでは上位を独占しました。

同様の成績が残せるよう

努めて参りたいと思います。

 

今回は外れて残念ですが

GⅠロードも駆け抜けますので

どうぞこれからも当ブログ予想を

よろしくお願い申し上げます。

 

*昨年は3着以内独占。来週はGⅠスプリングステークス

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「シークレットオブパドック」

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