新潟記念2020結果・優勝馬はブラヴァス

 

逆転。

 

七夕賞2着から参戦の

ブラヴァスと福永祐一騎手が

新潟記念でポイント加算し

サマー2000シリーズも優勝。

 

外が伸びる馬場状態でしたが

スローペースの中を先行して

きっちりと勝ち切った姿には

同馬の充実を感じました。

 

過去10年ではスローペースから

勝った外枠馬は皆無でしたが

そんな新潟記念2020の

結果を振り返って参ります。

 

<新潟記念2020結果

優勝馬・・・ブラヴァス

2着馬・・・ジナンボー

3着馬・・・サンレイポケット

 

<新潟記念2020予想・印&買い目>

本命◎・・・アールスター

買い目・・・単勝◎100円、複勝◎200円、計300円。

(予想結果=不的中)

新潟記念2020予想・本命はアールスター

 

勝ちタイム=1分59秒9(晴れ・良)

前半1000m通過=61秒9

ペース=超スローペース(3秒9差)

勝ち馬上がり3F=32秒6(4位)

レース上がり3F=33秒1

 

☆レース後のまとめ

・優勝馬ブラヴァスは重賞初制覇

・福永祐一騎手は当レース初制覇

・友道康夫調教師は昨年ユーキャンスマイルに続く当レース4勝目で、2014年マーティンボロ、2015年パッションダンスの際も連覇

・福永祐一騎手のコメント「馬の後ろで競馬したいと思ってたので、いい形で3コーナー入れたなと思いました。手応えよかったんですけど、まだ体が噛み合ってないというか、ちょっと前と後ろがバラバラに走る馬なんで、正直乗ってて気持ちのいい感じじゃなかったんですけど、それでもしっかり伸びてくれてたんで、なんとか交わしてほしいと思って乗ってました。伸びしろのある馬だと思いますし、先々も楽しみです」

・ブラヴァスの生産はノーザンファームで、母は2013年~2014年ヴィクトリアマイル連覇のヴィルシーナ

・優勝馬ブラヴァスは大体5分のスタートから道中中団の9番手。4コーナーから外を回って直線では殆ど大外へ。前を行くジナンボーが粘ったが残り15mで差し切った。

・過去10年ではミドルペース以外では大外枠の好走例がなかったが、今年は超スローペースながらも8枠のブラヴァス、サンレイポケットが1・3着に入線した。

・不良馬場開催もあった新潟競馬場だが内目が荒れていて、走破タイム1分59秒9も過去10年で最も遅い時計。稍重の2013年よりも1秒ちょうど遅かった。

・前走・七夕賞からの優勝は過去10年では見られないが、2着が4回あり、今年は1~2着馬がともに七夕賞経由だった。小倉記念の間隔が今年は中2週だった影響も感じられた

・2着M.デムーロ騎手「最後一頭になってふわっとしてしまいました。併せていればもっと頑張れたかもしれません。残念です」

・3着荻野極騎手「外から被されずにいけました。最後も伸びてくれましたよ」

・上位3頭の4コーナー通過順は9→1→11番手

 

☆はしくれ個人配信「パドックロード」の結果

 

 

◎1着→▲3着→〇10着→☆14着でした。

以下馬体診断を実施します。

 

 

まず優勝馬ブラヴァスです。

 

同馬は特にふっくらとしていて

肌ツヤの良さも目立ちましたが

七夕賞より上昇していて

バランスの良さも目立っていました。

 

良質な筋肉をまとっていて

弾むような仕上げにありましたが

当レース4勝の実績ある

友道厩舎の好仕上げでした。

 

同馬は新潟大賞典時も

本命に推した過去がありますが

今回も迷わず指名したので

結果が伴ってほっとしました

 

 

相馬ではデータ予想のときより

かなり自信を持てたところですが

このあたり噛み合ってくればなあと

しきりに思った今回でした。

 

 

2着馬はジナンボーです。

 

同馬はいかにも新潟で走る

絞れた腹周りに見えましたが

4番手をアールスターと悩み

結果選出ができませんでした。

 

七夕賞より馬体がすっきり

絞れて逞しさも増しましたが

馬場がよりスタミナを要する

馬場だったのだなとも思いました。

 

いかにもそういうレースが得意な

馬体の特徴をした馬ですし

今日はツヤも光を放っていて

いかにも好調そうに見えました。

 

内を突いてロスなく回れたのも

荒れ馬場が不得意ではないからで

このあたり馬場を読み切れていれば

選出できたかもと残念です。

 

 

3着馬はサンレイポケットです。

 

同馬はバランスに優れた馬で

骨格の良さが目立っていますが

少し華奢なくらいに見せるときが

好走時のサインだと思います。

 

前走では不良馬場を勝利し

その時も本命に推しましたが

ザ・スタミナタイプという馬体で

筋肉も無駄なく張っていました。

 

 

前走では不良馬場を考慮し

選出した一戦でしたが

今回も少し馬場が重いので

選出できたのはほっとしました。

 

スタミナ勝負に強い体型で

このあたり詳しく知りたい方は

「シークレットオブパドック」

をご覧いただき

備えていただければ幸いです。

 

それから・・・

 

10着と負けてしまいましたが

〇に推したワーケアも見て参りましょう。

 

 

同馬もかなり良い仕上がりにあり

緩い部分が抜けてきたのですが

ルメール騎手によれば直線では

伸びる感じがなかったようでした。

 

元々距離に壁の有るタイプで

中距離以上は疑問でしたが

今回はこの距離でもやれるほど

すっきりとした仕上げにありました。

 

世代レベルが問われてはいますが

成長を感じる仕上げでしたし

スタート前に発汗していたので

間隔も影響がありそうです。

 

それから筋肉質な馬体から

スラっとしたタイプになりましたし

次走以降も軽視禁物だと

お伝えしておきたいと思います。

 

ということで・・・

 

今週はついに的中とならず

残念な気持ちになっていますが

相馬眼では勝ち馬選出に

成功できて嬉しかったです。

 

このレースは唸りに唸りながら

時間をかけて予想したのですが

パドックでは15分でしたから

なんともなあ…という感覚でした。

 

ただこういうときの対策として

多少なりとも金額を落として

買い目を抑えて買っておけたのは

僅かでも良かったと思います。

 

データ・パドックともにそれぞれが

それぞれの良さを持つ要素ですから

競馬予想を強固にするために

両方鍛えるのが吉でしょう。

 

それでは夏競馬も終わりとなり

いよいよ秋開催となりますが

的中を目指し頑張りますので

よろしくお願い申し上げます。

 

*GⅢ新潟記念&小倉2歳Sともに複勝圏内2頭選出

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*「重馬場向きの馬体」についても解説した相馬眼の秘密は―

「シークレットオブパドック」




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