函館記念2020結果・優勝馬はアドマイヤジャスタ

 

大波乱。

 

荒れる重賞としても名高い

GⅢ函館記念でしたが

ハイペースの中で外を回して

差し切って見せたアドマイヤジャスタ。

 

Bコース使用2週目も含め

要注意な一戦でしたが

上位2頭が二桁人気馬

馬連は13万馬券でした。

 

荒れることを考慮してもそれより

更に上を行かれた感じですが

そんな函館記念2020の

結果を振り返って参ります。

 

<函館記念2020結果

優勝馬・・・アドマイヤジャスタ

2着馬・・・ドゥオーモ

3着馬・・・バイオスパーク

 

<函館記念2020予想・印&買い目>

本命◎・・・カウディーリョ

対抗〇・・・トーラスジェミニ

単穴▲・・・スズカロング

特注☆・・・ランフォザローゼス

買い目・・・単勝◎100円、ワイド◎流し各100円、計400円。

(予想結果=不的中)

 

勝ちタイム=1分59秒7(曇り・良)

前半1000m通過=58秒8

ペース=ハイペース(2秒1差)

勝ち馬上がり3F=36秒4(3位)

レース上がり3F=37秒1

 

☆レース後のまとめ

・優勝馬アドマイヤジャスタは重賞初勝利

・吉田隼人騎手は当レース初制覇

・須貝尚介調教師も当レース初制覇

・吉田騎手のコメント「びっくりしましたが嬉しかったです。のんびりしている馬なのでスタートを決めてくれればと思っていました。まだ4歳ですし、もっと良くなると思いますよ」

・アドマイヤジャスタの生産牧場はノーザンファーム

・優勝馬アドマイヤジャスタは出走馬中で1番馬体重が重い珍しい記録で、過去10年の勝ち馬の中でも最も外枠の14番枠

・アドマイヤジャスタが通った直線インから3頭目は例年の好走路

・例年と違うBコース使用2週目の影響よりもペースによる影響が大。差し決着時は外を回す競馬や外枠馬の台頭の傾向も

・アドマイヤジャスタは函館競馬場初登場で重賞制覇

・走破タイム1分59秒7は過去10年で6番目のタイムで、昨年よりコンマ1秒だけ遅い平年並みの走破時計

・当日は午前中小雨も午後は曇りで馬場への影響は軽微

・道中最内を突く馬が好走しやすい傾向にあるが、2~3着馬はこの傾向通りに道中最内からの立ち回り

・2~3着馬は共に函館競馬場で勝利経験あり

・2着藤岡康太騎手「生き脚がつかず後ろからになりました。最終週の馬場も味方してくれました。」

・3着和田竜二騎手「結構流れていて最後脚が止まりましたが、重賞でもやれると思いますよ」

・上位3頭の4角通過順は6→10→3番手

 

☆はしくれ個人配信「パドックロード」の結果

 

 

〇4着→☆5着→◎7着→▲11着でした。

以下馬体診断を実施します。

 

 

まず優勝馬アドマイヤジャスタです。

 

同馬は元々馬格が大きく

見栄えのする好馬体でしたが

前走時から少しずつ不振を

抜け出して良い仕上がりでした。

 

選出できず残念なところですが

ふっくらとしてツヤもあるため

全体的にハイレベルであり

決してフロックではありません。

 

正直函館の舞台があまり

向いているとは思えませんでしたが

ハイペースになり外を回っても

伸びてくる展開が活かせました。

 

不振時はバランスが悪くなって

腰が沈んでしまっていましたが

すっかり元に戻っていましたし

これからの活躍も楽しみです。

 

また吉田隼人騎手とのコンビも

とても手が合う印象を受けましたし

同騎手のコメントにもある通り

まだ4歳でこれからの馬でしょう。

 

 

2着馬はドゥオーモです。

 

同馬は馬体は良かったのですが

いわゆる「手先で歩く」タイプで

路面にフワフワと脚元を置く

独特の歩様が見られました。

 

こういった気性面での仕草は

縦の比較では役立ちますから

次走以降同馬の調子を見る

サインのひとつになると思います。

 

大人しい馬でほのぼのしている

どっしりとした感じも見られましたが

そうしてスタートでは遅れながら

馬場や展開も味方しました。

 

レース中に覚醒するタイプで

パドックでは気合いは見せませんが

歩様が力強く見えなくても

問題視しない方が良いでしょう。

 

 

3着馬はバイオスパークです。

 

同馬は5着で☆に選出の

レイホーロマンスと迷いましたが

函館向きのやや下腹の出た

メリハリのある馬体をしています。

 

こういう黒っぽくてまとまりある

トモが張っている馬が函館で

好走する事例が多いですが

同馬もその典型と言えました。

 

選出に至らなかった理由は

まだもうひと絞りできそうなのと

レイホーロマンスの馬体減(-20kg)が

むしろ良い方に出ていると見たからです。

 

マイナスに感じる要因よりも

プラスに捉えられることを上に

はしくれは考えていますので

このような判断となりました。

 

ということで・・・

 

データでもパドックでも同様に

的中は叶いませんでしたが

敗戦を糧に新たな気持ちで

取り組んで参りたいと思います。

 

また今週もご覧いただきまして

誠にありがとうございました。

本格的な夏に向け元気に

競馬を楽しんで参りましょう☆

 

*巻き返しを期す最終週

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*また、はしくれの相馬眼の秘密は―

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