天皇賞春2020結果・優勝馬はフィエールマン

 

打破。

 

休み明けの馬が阻まれてきた

天皇賞春の舞台でしたが

ルメール騎手の手綱に導かれ

直線で競り勝ったフィエールマン。

 

大外枠でも焦ることなく

じっくりと進めた鞍上の

パートナーの力量を信じ切った

強い絆を感じる走りでした。

 

連覇達成は史上5頭目の

快挙となる一戦でしたが

そんなレースをまずは予想から

振り返って参りたいと思います。

 

<天皇賞春2020結果

優勝馬・・・フィエールマン

2着馬・・・スティッフェリオ

3着馬・・・ミッキースワロー

 

<天皇賞春2020予想・印&買い目>

本命◎・・・フィエールマン

対抗〇・・・ユーキャンスマイル

単穴▲・・・モズベッロ

買い目・・・単勝◎100円、ワイドボックス各100円、計400円。

(予想結果=的中:単勝200円)

 

勝ちタイム=3分16秒5(曇り・良)

前半1600m通過=1分39秒1

ペース=スローペース(1秒8差)

勝ち馬上がり3F=34秒6(最速)

レース上がり3F=36秒0

 

☆レース後のまとめ

・優勝馬フィエールマンは昨年当レース優勝以来1年振りの勝利

・フィエールマンはGⅠ3勝目で史上5頭目の天皇賞春連覇

・中132日振りの休み明けの勝利は1941年マルタケ(第8回帝室御賞典・春)の160日に次ぐ記録

・フィエールマン騎乗のC.ルメール騎手は天皇賞春秋合わせ4連覇(史上初)

・フィエールマンとルメール騎手のコンビは国内3-1-1-0と全馬券圏内

・勝ちタイム3分16秒5は良馬場では過去10年間で最も遅いタイム(稍重の2011年は3分20秒6)

・勝ち馬の4角順位は7番手。レース上がり3ハロンを1秒4上回る最速上がりタイム

・「後ろから行きたかった。プレッシャーはなかった」とルメール騎手のコメント

・「後ろから行こうと話していたとおり、ルメール騎手が乗ってくれた」と手塚調教師のコメント

・フィエールマンの生産はノーザンファームで、大阪杯ラッキーライラック含め今年GⅠ2勝目

・2番人気に支持されたユーキャンスマイルは4着。これでキングカメハメハ産駒の当レース成績は0-0-0-15となった

・上位3頭の4角通過順は7→3→4番手

 

☆はしくれ個人配信「パドックロード」の結果

 

 

◎1着→☆4着→▲5着→〇7着でした。

以下馬体診断を実施します。

 

 

まず優勝馬フィエールマンです。

 

同馬は戦前から成長して

幅が増したと聞いていましたが

その通りにボリュームアップして

一回り大きく感じました。

 

その分か昨年までの腹目の

スラっとした感じが見えなくなり

長距離よりもやや中距離向きの

馬体になってきたと思います。

 

相対評価で他の馬よりも

バランスの目立つ仕上がりのために

本命◎を打ちましたが

最後も差し切ってくれました。

 

特に内臓の充実に加え

トモの張りがかなり目立ちましたが

相変わらず休み明けを苦にせず

落ち着いた気性も素晴らしいです。

 

凱旋門賞後の前走でも

好馬体を見せてくれましたが

キャリアもまだ浅い馬なので

更に良くなる余地もありそうです。

 

 

2着馬はスティッフェリオです。

 

同馬は少し腰が高く見えて

その為に無印としましたが

全体的に収縮していて

いかにもステイヤーなつくりでした。

 

毛ヅヤもよく歩様もキビキビして

かなり状態は良さそうでしたが

11番人気の激走も

決してフロックではありません。

 

トモの輪郭もはっきりしていて

前肢が少し弱いタイプなので

直線平坦のコースにしても

追い風になったと思います。

 

鞍上の北村友一騎手も

絶妙な抜け出しを図りましたが

最後ギリギリまで食い下がるほど

手が合っていたと思います。

 

 

3着馬はミッキースワローです。

 

同馬は相変わらずふっくらした

ボリューム感が好感でしたが

長距離適性を考慮すると

幅が有り過ぎるかなと思いました。

 

それでもユーキャンスマイルにも

譲らず3着を死守しましたから

操縦性も含めて一段と

成長しているのだと思います。

 

腹周りもしっかり絞れており

ツヤもよくトモも張っていましたし

横山典弘騎手とのコンビも

信頼の絆を感じさせます。

 

次走はどこになるか不明ですが

距離短縮は吉と出るでしょうし

宝塚記念を目指すなら

注目が必要な存在です。

 

それから・・・

 

今回は6着となりましたが

武豊騎手騎乗のキセキです。

 

 

同馬は前走でも好仕上がりで

今回もそれを維持していましたが

武騎手のコメント通りに

「自分自身との戦い」という馬です。

 

前走時もかなり期待を込めて

本命に推して7着でしたが

雰囲気もそっくりだったため

敢えて今回は無印にしました。

 

この辺、縦の比較になりますが

仕上がり自体は良いものですから

スタートだけでなく行きたがる

気性を制するのが難しいでしょう。

 

ただ馬体も菊花賞時より

中距離向きにシフトしてきましたから

距離短縮とペースアップで

また復活してほしいと思います。

 

ということで・・・

 

今回はデータでもパドックでも

フィエールマンが本命でしたが

こうなるとやはり圧倒的に

パドックの方が時短予想できます。

 

結果を出すための方法は

「シークレットオブパドック」

に記しましたから

ぜひこれからの競馬予想の

お供にしていただければ幸いです。

 

また来週からは東京競馬場で

5週連続のGⅠとなりますが

ここも最大限楽しめるよう

頑張り抜きたいと思います。

 

それでは今週も当ブログ予想を

ご覧下さりありがとうございました。

これからも当ブログを引き続き

よろしくお願い申し上げます。

 

*天皇賞春◎フィエールマン優勝

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