目標。
桜花賞を制しながらオークスへと
進まなかったグランアレグリアが
ルメール騎手とのコンビで挑戦する
NHKマイルカップ２０１９。
この決断で優勝した牝馬は
２００５年のラインクラフトがいますが
この名馬に並ぶほどの実績で
同馬はこれまで駆け抜けてきました。
この一戦を選択したことは
マイルに懸けている証でもあり
藤沢調教師も特に今回は
力の入るところです。
自身の目標として選ばれている
この一戦を勝ち切ることができるか―
今回も予想印と買い目から
公開して参りたいと思います。
＜NHKマイルカップ2019予想・印＆買い目＞
本命◎・・・グランアレグリア
対抗〇・・・アドマイヤマーズ
単穴▲・・・ケイデンスコール
特注☆・・・ハッピーアワー
買い目・・・単勝◎２００円、ワイド流し◎ー〇▲☆各１００円、計５００円。
本命◎はグランアレグリアです。
同馬は桜花賞を制して今回
当レースに目標を定めましたが
先述の通りこのローテーションには
前例が存在します。
２００５年のラインクラフトがその
前例を作った牝馬でもあり
スケール感から言っても同馬は十分
肩を並べられる存在です。
新馬戦でダノンファンタジーを下し
桜花賞では影をも踏ませず
鞍上のルメール騎手を擁して
態勢は整ったように映ります。
今回の予想の決め手としたのも
これまでの実績を最重視して
強敵を倒し負荷をかけてきた
同馬ならという判断をしました。
桜花賞経由馬は当レースと
相性の良いローテーションでもあり
サウジアラビアロイヤルカップでの
再現も有り得ると思います。
対抗〇にはアドマイヤマーズです。
同馬は本命グランアレグリアに
マイルで先着を果たしていますが
この距離では４戦全勝という
素晴らしい成績の持ち主です。
対戦成績を考慮すれば
本命も十分有り得るところですが
馬体の成長力を加味し少々
グランアレグリアを上にとりました。
この点は実際には当日の
パドックを見なければ分かりませんが
共同通信杯や皐月賞時の
馬体を考慮して判断しました。
とはいえバランスがよく柔軟性の
高い四肢をした好馬体であり
鞍上のデムーロ騎手もこの馬で
挽回を狙いたいところでしょう。
馬場も乾いて前が良さそうですから
脚質的にも良いと思います。
中距離を走れるスタミナを駆使して
逆転を狙いたい立場です。
単穴▲はケイデンスコールです。
同馬は新潟２歳ステークスでは
切れ味ある末脚を発揮し
馬体重に見合わぬボリューム感で
マイラーの真価を発揮してくれました。
安田隆行調教師はこれまで
短距離の名馬を多く育てて
同馬のようなタイプの仕上がりには
信頼がおける調教師です。
ここ２戦は間隔も開いたせいか
馬券に食い込めずに終わりましたが
前走でも明らかに馬体自体は
向上しているのが分かりました。
今回はペースが緩くなることは
考えにくいところですから
中団以降から末脚が伸ばせる
同馬にもチャンスはありそうです。
新潟２歳ステークス優勝馬は
実績として誇れるところですし
その時と同じ石橋騎手で
再度の好走を狙います。
最後に特注☆ハッピーアワーです。
同馬は前走ファルコンステークスで
見事差し切り勝ちを収めましたが
前が流れるこの舞台は距離的にも
不安は無いと思います。
昨年ケイアイノーテックが控えて
後方から一気を決めましたが
腹を括って乗れる実績馬は
怖い存在と言えるところでしょう。
ファルコンステークス優勝時も
どこまでも伸びて行きそうな末脚で
スタミナ的な問題はそれほど
有るように感じられませんでした。
吉田隼人騎手も一昨年に
人気薄で２着に入っていますし
同馬に連続騎乗の今回は
一発を警戒したいと思います。
ということで・・・
週中は降雨の影響もあり
馬場状態が鍵になるところですが
木曜午後からは晴れて水はけも
良い東京競馬場が舞台です。
日曜のレース時間には乾いて
きれいな良馬場になると思いますし
開幕からまだ３週目ですから
傷みも少ないと思います。
先行馬が多くグランアレグリアを
目標にしてタイムが伸びそうですが
スピード決着になりそうな結果に
ぜひ注目して参りましょう。
また当日のパドック速報は
パドックロードにて配信致しますので
ご必要な方は
よりご覧ください。
それでは今週末もご覧下さる
あなたと勝利を分かち合えますように・・・☆
