上がり馬。
冬はダート競馬が一番
盛り上がる季節ですが
今回の根岸ステークスでは
新星が躍動しました。
優勝したコパノキッキングは
デビューから1年足らずで
前走カペラステークスに続く
重賞連勝を見事達成。
オイシン・マーフィー騎手とのコンビも
鬼に金棒と言った感じで
素晴らしい瞬発力を見せた
長い東京の直線でした。
今回もはしくれの予想は
反省点の多い結果でしたが
まずはその予想から振り返り
レースを回顧して参りましょう。
<根岸ステークス2019予想・印&買い目>
◎サンライズノヴァ
〇コパノキッキング
▲ユラノト
☆クインズサターン
買い目・・・単勝◎200円、ワイド流し◎軸各100円、計500円。
それでは結果です。
<根岸ステークス2019結果>
優勝馬・・・コパノキッキング(〇)
2着馬・・・ユラノト(▲)
3着馬・・・クインズサターン(☆)
(◎サンライズノヴァ8着)
はしくれ・・・完敗です!
予想を参考にして下さった皆様、大変申し訳ございませんでした(>_<)
はしくれの本命◎サンライズノヴァは8着・・・
それでは早速この一戦を
振り返って参りましょう。
まず、スタートですが・・・
1番人気のサンライズノヴァと
隣のメイショウウタゲががやや出遅れます。
対して外からマテラスカイが
軽快に先頭に立ち
レッドゲルニカ、ノボバカラが
それに続いて隊列を組みます。
最初の600M通過は35秒1
でしたが
ここは予想通りのハイペースで
各馬コーナーを通過して行きます。
序盤は速い流れでしたが
中盤で少しペースが落ち着き
好位以下でレースを運んだ
中団各馬には脚が残りました。
二度目のコーナーリングを終えて
各馬が続々追い出されると
先行馬を目がけて真ん中を
コパノキッキング(赤丸)が追い込んで来ます。
外を回した各馬は乾いた
ダートに脚を取られる形で
余力を持って追い出されていた
中団各馬に追いつけません。
好位にいたユラノトが追いすがり
内からはクインズサターンが伸びて
近年不振だった最内枠の
2頭が上昇してきます。
最後はこの3頭の争いに
絞られた直線でしたが・・・
最速の脚で伸びきって見せた
コパノキッキングが優勝しました。
強い競馬でした。
この馬は1400Mでは
未勝利ではありましたが
重賞の流れも味方したようで
スパッと切れた直線でした。
ユラノトも良く伸びていますし
クインズサターンも頑張りましたが
着差以上に勢いのある
同馬の末脚に屈しました。
当ブログ予想での買い目が
ワイドボックスなら良かったのですが
この展開が読み切れず買い目を
上手く選べず残念でした。
ただ良かった点はデータ予想で
武蔵野ステークスを近2走以内に
使った馬を重視した点と
コパノキッキングの将来性を
評価できた点の2点があります。
あとは良馬場のダートでどれだけ
ペースが緩むか読み切れていれば・・・
軸を立てる予想ではなく
対応できたのではと思います。
そしてここからは当ブログ名物
パドック診断へと参りますが・・・
今回のパドックロードの印は
以下の通りでした。
☆3着→▲7着→◎8着→〇9着でした。
それでは早速上位入線の
各馬の馬体を見ていきましょう。
まず優勝馬コパノキッキングです。
同馬は予想時にも伝えたとおり
距離の壁は感じませんでしたが
何分華奢でライヴで見るのが
初めてでかなり戸惑いました。
前走カペラステークス時も
爆発力には驚きましたが
必要最低限の筋肉と
削ぎ落とした無駄が印象的でした。
アメリカ産馬ということもあり
あまり馴染みがない馬体で
正直良し悪しが判断出来ずに
見送ってしまい大失敗でした。
今回はしくれの経験値では
及ばない一戦でしたが
会員の皆様にはお役に立てず
申し訳ございませんでした。
ただ瞬発力があろう事は
絞れた腹袋から分かりましたし
入れ込みが目立つ点についても
特に問題とは思いません。
これがコパノキッキングであり
それを教えられた一戦でした。
相馬レベルを鍛えてくれた
同馬に個人的には感謝です。
そして2着馬はユラノトです。
同馬は良くも悪くも今回
普通の仕上がりにありました。
バランスも良く張りも悪くなく
まとまりのある馬体でしたが
何分いつものようにツヤのある
状態ではありませんでした。
(写真では分かりづらいのですが・・・)
冬場ですから冬毛気味なのも
問題ないところではありますが
あまり強気になれるほどには
仕上がって見えませんでした。
ただ展開も向きルメール騎手も
上手に乗った一戦とはいえ
8割くらいの仕上げでこれだけ
走れることを証明しました。
まだ上昇が臨めますから
本番でも楽しみなところです。
そして3着馬クインズサターンです。
同馬は本当に旬が長く
安定した馬体をしていますが
張りのある馬体全体に加え
ピカピカのツヤも目を引きました。
馬格面ではそんなに大きく
見せないタイプではありますが
柔軟性が高く年齢を
感じさせない馬体です。
丸みのあるトモも好感で
若干の太目感はありましたが
好走が期待できる仕上がりに
あったと言える1頭でした。
写真がブレている点については
何卒ご了承くださいませ・・・
それから最後に本命に推した
8着サンライズノヴァですが・・・
張りもあり、筋肉も隆々で
ピカピカの好馬体を見せ
バランスも良く見た目としては
文句なしの本命でしたが・・・
何度もこの馬を見続けてきた
はしくれには引っかかりもありました。
それは同馬のフックラとした
柔軟性が薄れていたようにも見え
ダート馬にありがちな少し硬い
仕上がりになっていたからです。
その方が良いタイプもいますし
どちらに転ぶか判断できず
コパノキッキングとは別の意味で
悩まされた1頭でした。
結果が出た以上は受け止めて
次に繋げるしかありませんが
やはり以前のような馬体に
戻ってほしいと思います。
本番までの期間でどれだけ
馬体が戻るかが焦点ですが
ボリューム感と柔軟性が
キーポイントになるでしょう。
ということで・・・
コパノキッキングが鮮やかに
差し切りを見せた今回でしたが
予想が上手く噛み合わずに
残念な結果となってしまいました。
ただ敗戦は喫しましたが
得るものも大きかったところで
これを糧にしてまたこの次も
頑張りたいと思います。
フェブラリーステークス2019の
大一番に向けてこれからも
全力で挑み続けますので
よろしくお願い申し上げます。
それでは、また・・・☆