エリザベス女王杯2018結果・優勝馬はリスグラシュー

 

成就。

 

高い実力を認められながら

GⅠでは2着が2回と

あと一歩を詰められずにいた

優勝馬リスグラシュー。

 

新パートナーのモレイラ騎手の

巧みな手綱捌きも手伝って

ついにこれまでの鬱憤を

全て晴らし去りました。

 

直線では人気馬を尻目に

クロコスミアが粘りましたが

ただ1頭上がり最速の

33秒台を計時して優勝。

 

そんな結果となった今年の

エリザベス女王杯2018を

まずは予想から振り返り

回顧して参りましょう。

 

<エリザベス女王杯2018予想・印&買い目>

◎リスグラシュー

〇カンタービレ

▲レッドジェノヴァ

☆フロンテアクイーン

買い目・・・単勝◎100円、ワイド流し◎ー〇▲☆各100円、計400円。

 

それでは結果です。

 

<エリザベス女王杯2018結果>

優勝馬・・・リスグラシュー(◎)

2着馬・・・クロコスミア

3着馬・・・モズカッチャン

(〇6着、▲4着、☆7着)

払戻金・・・単勝470円

 

はしくれ・・・的中です!

応援下さった皆さん、誠にありがとうございました(*^^*)

 

はしくれの本命◎リスグラシューが優勝・・・!

 

それでは早速この一戦を

振り返って参りましょう。

 

まずスタートですが・・・

 

 

大体揃った飛び出しになりましたが

リスグラシューは好スタートでした(赤丸)。

モレイラ騎手も納得の序盤で

すぐに中団で脚を溜めます。

 

 

いきなり良いポジションが取れたので

はしくれも期待が膨らみましたが(矢印)

ここからペースは緩めに流れて

クロコスミアが楽に逃げました。

 

リスグラシューのモレイラ騎手は

抜群のコース取りで

ギリギリ巻かれない2分どころを

ゆっくり追走していきました。

 

 

前半の1000Mは

61秒4のタイム

馬場も良かったことからかなりの

スローペースになりました。

 

ペース自体は後方の馬に

かなり厳しい展開でしたが

リスグラシューの手応えは常に

良好なままでした。

 

 

「4コーナーで進路が取れるか」

懸念したモレイラ騎手も

鮮やかな手綱捌きを見せ

気づけば絶好の外に出ました。

 

満を持して追い出されると

リスグラシューもそれに応えて

一頭違う脚色で前に

猛然と襲い掛かります。

 

この直線の攻防ではよく

クロコスミアも食い下がりましたが

上がり最速の脚で追い込む

リスグラシューがついに抜け出し・・・

 

 

栄光の悲願達成へ

まっしぐらに飛び込みました。

 

まさに今回のリスグラシューは

新女王に相応しい走りで

背中を押したモレイラ騎手との

人馬一体も見事でした。

 

またその結果を引き寄せるだけの

好仕上がりも讃えたいところで

ここからは馬体診断

行って参りたいと思います。

 

 

まずは優勝馬リスグラシューです。

 

同馬は1周目から既に

パドックでの本命に決まりましたが

当ブログ予想でも本命で

強固な本命馬となりました。

 

張り詰めた馬体から漲る気力と

一分の無駄もない筋肉に

照り返すような美しいツヤが

状態の良さをアピールしました。

 

エリザベス女王杯2018・本命はリスグラシュー

でもお伝えした通りですが

同馬は前走から変身を見せて

馬体が大きくなっていました。

 

今回はそれを維持した上での

上昇が見て取れたので

滅多なことでは凡走しない

安心して見ることができました。

 

ですのでスタートを決めたときには

既に「勝てるかも」と思いましたが

モレイラ騎手もこのスタートには

手応えを感じていたようです。

 

それにしても矢作調教師はさすがに

腕のある調教師です。

前走より確実な良化を遂げた

調整過程も称賛すべきでしょう。

 

 

2着馬はクロコスミアです。

 

こちらも仕上がりは良好でしたが

他のライバルも仕上がっており

相対的には6~7番手の

評価を下した一頭でした。

 

無駄のない馬体にツヤもあり

調子はかなり上向きでしたが

ことこの馬に関しては馬体より

展開が特にものを言ったようです。

 

このあたりは

パドックでは分からない3つのこと

でお伝え致しましたが

岩田騎手の好騎乗が

讃えられるのも当然でしょう。

 

芝も内側はまだ生きており

昨年とは違う状態でしたし

それを読み切ってペースを作った

騎手の判断の賜物でした。

 

 

そして3着馬はモズカッチャンです。

 

的にされる好位脚質で

連覇を狙う1番人気・・・

この点だけでも3着入線は

さすがだなと思います。

 

そんな同馬をパドックの際は

どう扱うかで悩みましたが

結果的には切ってしまって

後悔の残るところです。

 

それというのもこの馬自身は

もっと良く見せるタイプでもあり

良化途上の感じがいかにも

ローテの分だと思わせました。

 

柔軟性の高い馬体は

相変わらず着実に維持されていて

バランスも良かったのですが

筋肉の張りがもう少しでした。

 

先のリスグラシューが直線で

カンタービレを妨害しており

これがなければ3着入線も

危うかったかなと思います。

 

ただそれだけ地力が高いという

証拠のような走りでもあり

騎手が乗って良く見せていた点も

高評価できる存在でした。

 

そしてはしくれの個人配信

パドックロードの印はというと・・・

 

 

◎1着→☆4着→〇5着→▲6着でした。

 

2頭以上の馬券圏内が果たせず

残念な気持ちですが

本命馬リスグラシューには

頭の下がる想いです。

 

また裏開催の福島記念は

本命◎エアアンセム3着で

土曜日の2重賞と合わせて

4連続重賞本命馬馬券圏内でした。

 

天高く馬肥ゆる秋を感じる

今日この頃の競馬です。

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にて詳細をぜひご確認ください。

 

ということで・・・

 

今回のデータ予想の決め手は

「ローテーション」だとお伝えしましたが

ノームコアは馬体10kg増も

太目には映りませんでした。

 

このあたりレース勘や相手関係に

熾烈なレースの経験値など

ローテーションの影響もやはり

感じられるところでした。

 

ローテーションの考え方に関しては

ローテーションをどう読むか?

にて詳しくお伝えしていますので

そちらもどうぞご参照下さい。

 

また今回的中を与えてくれた

単勝馬券のコラムもあります。

単複を笑うものは単複に泣く

よろしければご覧ください。

 

当ブログのテーマはご覧下さる

あなたの競馬の収支改善にあります。

的中を増やすための引き出しを

ぜひお持ちいただきたいと思います。

 

そしてこの秋もご一緒に

競馬を楽しんで参りましょう(*^^*)!



2 COMMENTS

ポン太

はしくれさん、的中おめでとうございます!

僕はモレイラ騎手が落馬したのを見て、それを不安材料に馬券から切ってしまいました。(T-T)
京都は2000Mあたりからは馬よりも騎手を重視して買っているので、それが仇になりました。。。

返信する
はしくれ

ポン太さん、ありがとうございます(*^^*)
なるほど、そのようなお考えも競馬予想の楽しみですね☆
はしくれはというと、そういうときこんなふうに考えます。
「GⅠに乗る以上、騎手は結果を求められる状態だ。モレイラ騎手ほど注目されて、人気馬なら尚のこと・・・よし、応援だ!」
こんな感じです。
でもこれが条件戦であれば、特に心揺れるところです。
これからの秋競馬も、ぜひご一緒に楽しみましょう。よろしくお願い申し上げます(*^^*)

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