東京新聞杯2018結果・優勝馬はリスグラシュー

 

☆東京新聞杯2018結果・優勝馬はリスグラシュー

 

4歳牝馬の戴冠。

ハイレベルなメンバー構成となった東京新聞杯2018ですが、

馬群から抜け出したのは休養明けのリスグラシューでした。

 

スローペースで決め手比べとなったこの一戦ですが、

同馬がマークした上がり3ハロン33秒6の時計は、

時計以上に迫力のある末脚に見えました。

一体同馬がどんな競馬で優勝に至ったのか、

今回もしっかりと回顧したいと思います。

 

それではまず、はしくれの予想からご覧いただき、

レース結果の発表へと移って参りましょう。

 

<東京新聞杯2018予想 印&買い目>

◎ダイワキャグニー

○サトノアレス

▲ハクサンルドルフ

買い目・・・単勝◎~▲各100円、馬連ボックス◎~▲各100円、計600円。

 

それでは結果です。

 

<東京新聞杯2018結果>

優勝馬・・・リスグラシュー

2着・・・○サトノアレス

3着・・・◎ダイワキャグニー

(▲ハクサンルドルフ6着)

 

はしくれ・・・外れです!

予想を参考にして下さった皆さん、誠に申し訳ございませんでした(><;)

 

はしくれの本命◎ダイワキャグニーは3着入着してくれましたが・・・。

それでは早速レースを回顧して参りましょう。

 

まず、スタートですが・・・

 

 

中枠10番のダノンプラチナが立ち上がりながらスタートし、

一頭スタートから置かれてしまいます。

その他の各馬は大体似たようなスタートを切りまして、

ここから序盤のポジション争いへと移って行きました。

 

 

まず、先手を主張したのは5番のトウショウピストでしたが、

これに4番ディバインコード、

12番マイネルアウラートが続いて先行集団を形成します。

最初の600m通過は35秒4という時計で、

それほど前が勢い良く飛ばしては行きませんでした。

 

 

比較的各馬の間隔が詰まったまま迎えた第4コーナー、

赤丸が◎ダイワキャグニー、青丸がリスグラシュー、黄丸がサトノアレスです。

芝状態があまり良くなく、やや重馬場から回復したばかりの良という状態で、

全体的にもやや荒れ気味で後方待機馬には厳しい流れでした。

 

 

坂を上って弾けたのが青丸のリスグラシューでしたが、

前過ぎず後ろ過ぎずで、絶妙のポジショニングでした。

中を割った武豊騎手の手腕、好判断が見て取れますが、

馬のほうも余力たっぷりといった印象を受けました。

ここで内をついて黄丸のサトノアレスも追い込んできます。

 

 

最後は抜け出してからのリードを守りきったリスグラシューが振り切って優勝、

最内から差し込んだサトノアレスが2着に入り、

3着にははしくれの本命◎ダイワキャグニーが入りました。

 

レースの展開の総括としては思った通りのスローペースで、

最後はポジションを取れた馬の末脚勝負になりました。

ただ、荒れ馬場と重めの馬場でスタミナが要求されて、

その点からもリスグラシューには向いた一戦となりました。

 

この馬は調教でも1番時計を計時するなど、

調子の良さが報じられていた通りの走りでした。

いつまで相関性があるかは未知数ではありますが、

この点に関しては今後も注意が必要でしょう。

 

さて、そんなリスグラシューを含めたパドック診断ですが・・・。

 

 

パドック速報での配信結果は以上のようになりました。

◎~▲までが当ブログ予想と全く一緒で、かなり珍しい結果になった一戦でした。

○2着→◎3着→▲6着→☆9着で2頭が馬券に絡んでいますね。

早速詳細に参りましょう。

 

まず、優勝馬リスグラシューですが・・・

 

 

かなり仕上がっていますね。

ただ、この馬の見栄えというか、馬格にもよるのですが、

実際に見た印象はやや小じんまりと映りました。

非常にパドックでの評価が難しい一頭で、

そのため来たらしょうがないという気持ちで無印にしましたが、

見事な走りで「この仕上がりで良かった」という結果になりました。

 

パドックには自信を持つはしくれではありますが、

やはり自身の相馬眼もまだ途上だと思わされます。

改めて写真で見るとトモ(お尻)の張りがもの凄いです。

実際にこの目で見たのが初めてでも有りましたので、

次回からは多少なり、判断に変化が持てそうです。

 

次に2着のサトノアレスですが・・・

 

 

ご覧のとおりに充実した馬体が目を引く一頭でした。

この馬は藤沢和雄厩舎の管理馬でありますが、

同厩舎の仕上げにしてはきっちりとしたつくりでした。

緩いところも感じさせず、無駄の無いつくりです。

 

冬場にGⅠを制している実績がある事からも、

寒い時期は得意な方と言えそうです。

冬毛も目立たず、筋肉もしっかりとしてかなり良い仕上がりでした。

パドックの1周目には本命も考えたほどでした。

 

次に3着ダイワキャグニーですが・・・

 

 

これはもう、100%仕上がっていたと思います。

勝ちに来た仕上げです。

ふわふわとしたツヤ、無駄の無い絞れた馬体、ゆったりとした動き・・・。

どれをとってもピカイチでした。

 

この時点でおそらく馬券圏外に飛ぶ事は無いだろうと確信がありましたが、

個人的に馬連に厚く張り、馬券的には吹っ飛びました・・・。

ですが確実に仕上がりは良かったと思います。

 

敗因としては巻かれない外枠で良い枠だと思いましたが、

結果的に外側も伸びない馬場でしたのでマイナスでした。

更に上位2頭の方がスタミナ的にも秀でていたかもしれません。

それでも馬券圏内にきっちり入ってくれたので、

同馬には申し訳ない気持ちで一杯です。

ああ、ワイドにしていれば・・・

 

それから▲ハクサンルドルフですが・・・

 

 

この馬もかなり良い仕上がりでした。

浮き出た筋肉、無駄のない馬体・・・

これだけのメンバー相手に昇級初戦が6着ですから、

好馬体と併せて今後も期待できると思います。

 

まだ上記の馬比べて仕上げに余裕も感じられますので、

次走は更に仕上がってきてもおかしくないと思います。

 

そして最後に1番人気の☆グレーターロンドンですが・・・

 

 

この馬は及第点の仕上がりでした。

少し緩さが残っていたのでこの点で迷いましたが、

バランスの良い体つきで見栄えのする好馬体でした。

この馬は骨格が個人的に好みです。

 

マイラーらしい寸胴さとたくましさがありますし、

レースでは大外枠のスタートでもありましたから、

もう少し内目の枠で、馬体も少し絞れていれば順位も上がったかと思います。

馬体の柔軟性が高いところもこの馬の持ち味です。

 

・・・以上がパドック診断の結果です。

 

こうしてみると馬格のある古馬の牡馬に混じりながら、

小柄に見えた牝馬のリスグラシューは立派な走りをしてくれました。

牝馬はこうした絞れてトモが浮き出たタイプが強いですが、

ヴィクトリアマイルに向けて良い走りをしてくれました。

この事を忘れずに本番のパドックにも臨みたいです。

 

さて・・・

東京新聞杯2018の結果は、リスグラシューの優勝で幕を閉じました。

皆さんの東京新聞杯はいかがでしたでしょうか。

この後も共同通信杯など大事なレースが続く東京競馬場ですから、

馬場状態の推移を見守りながら的中を目指したいと思います。

 

また、今週もパドック速報「パドックロード」にて、

GⅢ共同通信杯、GⅢクイーンカップ、GⅡ京都記念の配信を予定しています。

こちらもどうぞ予想の参考にお役立て下さい。

 

今回もご精読下さった皆さん、誠にありがとうございました(*^^*)

 

*優勝馬リスグラシューの関係者の皆様、及び馬券的中者の皆様に、心よりお祝い申し上げます。




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