パドックでは分からない3つのこと

 

あ!こっち見てる、可愛い~。この馬にしよっ☆

そんな女性ファンの声も時には聞こえるパドックですが、

はしくれのようなパドック狂いにとっては、

パドックは戦場です。

 

弾丸飛び交う最前線で、

可愛いも何もあったものじゃありませんが、

こういう感覚で選んだ馬が馬券になったりする事もあり・・・。

パドックで分からないことも未だにあるはしくれです。

 

今まで様々なパドックについての記事を書いてきたはしくれですが、

大体はパドックにまつわる利点についてお話してきました。

 

そこで今日はその逆の話として、

「パドックでは分からない3つのこと」と題して、

パドック予想の弱点について、お話したいと思います。

 

それではまず、パドック予想の一つ目の弱点ですが・・・。

それは、

レース展開が殆ど読めない

という事がそれにあたります。

 




 

そりゃ、確かに!

と思われた方も多いかと思いますが、

馬柱を広げて脚質を確かめられる新聞予想とは訳が違います。

 

はしくれもプロの予想家として、

いかに展開を読む事が大切なのかは重々承知していますが、

あまりにもパドック予想の方が効率が良い為に、

この点についてはあまりきちんとお話してきませんでした。

 

その為今回は切り口を変えて、

パドック予想では一番分からない、

この、「展開が読めないこと」についてのお話から、

じっくりさせて頂きたいと思います。

 

 

まず、展開がどうして読めないのかと申しますと、

これは、

馬体には脚質までは書いていないから

という他はありません。

 

確かにある程度見慣れてくれば、

どういう馬体が瞬発力があるかとか、

どういう馬が先行しそうかぐらいの事は分かるようになってきます。

 

でも、それらの判断にしても、

その馬が得意とする戦法を瞬時に見分ける事ができる、馬柱には敵いません。

 

情報の鮮度が一番高いパドックの優位性については、

なぜ今、パドックなのか。

で既にお話した通りですが、

想像力やシミュレーションが必要になる展開予想に関して言えば、

新聞等の馬柱を使った予想には遠く及ばないのが現状です。

 

ですから、この点をどうしても改善したいと思われる方は、

データ予想とパドックの併用をここでお勧め致します。

パドックに臨む前にある程度展開を予想しておき、

それからパドックを確かめるという、2重の作業になるわけです。

 

因みにはしくれは殆どこの作業をやらずにパドックに臨んでいますが、

それは、運命を信じますかで既にお話した通り、

究極に仕上がっている馬は運も味方に付けられるから、

という事と、

パドックであまり自信の無いレースでは、パスする事が多いから

という、2通りの理由があります。

 

前者に関してはリンクもありますので説明は割愛しますが、

後者は競馬予想のスタイルとして各人、

意見が分かれるだろうと思います。

 

はしくれはパドックを鍛える事を喜びとしていますので、

データ予想に割く時間を「睡眠」に充てています。

良く寝て健康管理をしないと相馬眼が鈍りますので、

事前の展開予想は殆どしないのが通例です。

 

そしてパドックで自信を持てないレースに出くわすとパスをします。

なぜならこういう時のレースほど、展開が左右しやすいからです。

 

これは統計を採ったというより、はしくれの実感ですが、

パドックで分からずにムキになっても、ロクな事は有りません。

そうしてそういうレースに限ってやたらと荒れるレースが多く、

どちらにせよ的中不可能なレースだったりする訳です。

 

この辺りは繰り返さないと実感しづらいかも知れませんが、

パスをしたから結果が出ないという事はありません。

 

むしろ冷静に見られる分だけ、身に付きやすいという事です。

大事なのはどんな予想でどんな結果になったのかという事です。

意図しない結果に動揺して次を無駄にするくらいなら、

最初からパスを選ぶ覚悟も必要だと思います。

 

以上のような観点から、

パドックでは展開が読めないという弱点は消せないし、

それを割り切って臨む事が重要だと思います。

 

 

よっ!

っと軽快に馬に飛び乗るパドックでの騎手たちですが、

実はパドックで分からないことの二つ目はこの場所に潜んでいます。

 

それは一体何かと申しますと・・・。

 

ハンデ差による決着の差が、パドック予想では分からない

ということです。

 

これもお読み頂いた通りの事なのですが、

馬に課せられたハンデ差が結果に影響する事は多々あります。

もしハンデが同じだったら選んだ馬が勝っていたはず・・・。

と、今まで何度も思ってきたのが本当のところです。

 

その為、はしくれはハンデ戦をパドックで予想しないかと申しますと・・・。

実はこれに関しては、すぐさまパスではありません。

 

これには元々のハンデ戦の意味が関わってくるので説明しますが、

元々ハンデ戦というのはどんなレースかと申しますと、

出走各馬が横一列でゴールするよう、ハンデを調整したレースのこと

を指します。

 

つまりある馬が50kgのジョッキーを背に乗せて、

ある馬は60kgのジョッキーを乗せて走るわけです。

 

これを決めるのはハンデキャッパーという委員の方の仕事ですが、

強い馬には重ハンデを課し、

実績に乏しい馬にはハンデを軽くして競走させるという、

能力の平均化を目的としたレースがハンデ戦の特徴です。

 

こうなるとデータ予想ではより難しくもなるのですが、

実はパドック予想に関して言えば、

そこまで難度は上がりません。

 

それでも影響は受けますので簡単とは言えませんが、

それでははしくれがこのハンデ戦をどう捕らえているのかという、

その点についてのお話をしていきましょう。

 

難度が上がるハンデ戦の捕らえ方ですが・・・。

 

これについてははしくれはズバリ、気にしていません。

 

こう言うとじゃあ何で記事にしたんだよ、

と思われるかもしれませんが、

横一線でゴールするように規定されているのなら、

仕上がりが良い方が上位に来るはず

という、考えがあるからです。

 

 

実際にハンデ戦は荒れる事が多々ありますし、

思ったより堅く収まったという結果もまた良くあります。

1kgで2馬身差が付くと言われているこのハンデ差ですが、

そもそも本当にその計算が正しいという根拠はありません。

 

レースの着差はどちらかと言えば展開が左右しやすいもので、

スローペースなら着差が縮まり、

ハイペースなら逆に開くのが一般的な結果です。

 

そして、

横一線になるように考えられたハンデ戦では、

着差は僅差でなければ辻褄が合いません。

 

かと言ってスローペースと同じ論理ではありませんし、

ハンデキャッパーの評価が違えば横一線にはなりませんから、

これも展開予想と同様、先にハンデを加味した予想をしておくしかありません。

 

ならばパドックで予想するならこの点は考慮に入れず、

横一線で決まるというなら仕上げを重視すれば良い

という訳です。

 

実際はしくれがパドック予想を外す時の多くは、

展開が左右する時であり、ハンデ戦ではありません。

 

ただ、実際に僅差で敗れるとハンデに理由が見つかる事もあります。

その為、パドックでは分からないことの二つ目として、

ハンデ差を上げておきました。

影響が分かりにくいのがハンデ戦の難点です。

 

 

そして、パドックでは分からない3つのことの最後ですが・・・。

画像を見てお分かりですね??

そう、三つ目は枠順の有利不利です。

 

競馬予想を頑張ってらっしゃる皆さんなら既にご存知でしょうが、

枠順の有利不利はかなり重要な予想点です。

 

馬場状態と併せて気になるところではありますが・・・。

重馬場の得手不得手が多少なりとも馬体から察せられるのとは違って、

枠順の有利不利は傾向の分析が不可欠です。

この点に関してもパドック予想は関与しない為、

事前に把握しておく事がどうしても必要です。

 

では、これに関してはしくれが、

どのように対処しているかと申しますと・・・。

 

当日のレース傾向を把握しておき、

仕上がりで迷った場合は、その点は反映させる

ようにしています。

 

と言っても、

良い仕上がりの馬が不利な枠順に入ったとしても、

印を無闇に落とすという事は、まずありません。

 

なぜなら、

仕上げの差によって選ぶのがパドック予想の醍醐味ですから、

パドックの順位を頭ごなしに枠順で変えるわけには行きません。

それではパドック予想の純粋性が失われてしまいますし、

先入観を持って挑んでは、相馬眼が鈍るからです。

 

こういう状況を自身で作ると、成長ができません。

結果の純粋性が損なわれては学習も無意味なのです。

 

これから相馬眼を鍛えようという方には、

是非この点に注意してパドックに臨んで頂きたいと思います。

(因みに、パドックを見たい方、鍛えたい方の強い味方はこちら。)

 

枠順に関してはかなり影響が強いですので、

仕上げを最優先しつつも、頭には入れておきましょう。

 

と、いう事で・・・。

 

今回は、

パドックでは分からない3つのこと

についてお話してきました。

まとめると、この3点は以下になります。

 

1.展開が殆ど読めない

2.ハンデ差による結果の差が予想できない

3.枠順の有利不利が読み取れない

 

パドック予想を高めるためには、弱点も知る必要があります。

 

競馬予想は総合力が勝負ではありますが、

かと言って己の武器が無いのもまた考え物です。

これからはしくれのように相馬眼を鍛えてみたい、

データ予想は肌に合わないという方、

これからの上達の為にも、

ぜひ以上の事も覚えておいて頂きたいと思います。

 

そうすれば、

敗因が必ずしも仕上げの差では無い

という事にも気が付きやすくなりますし、

自信を持って臨めるレースも増えていくと思います。

 

それでは皆さんもぜひ、

楽しみと期待を持ってパドックに臨んで行きましょう☆




投稿者: はしくれ

現役のプロ競馬ライターです。パドックが一番得意で、JRA全場を踏破。地方・中央問わず競馬が大好きで、ブログを通じて収支改善のお手伝いをしたいと思います。

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