騎手はどの馬を選んだか?

 

こんにちは、はしくれです。

 

競馬といえば馬と人が織り成すドラマですが

その中でも最も濃い人的要素となるのが

馬に跨っている騎手

であります。

 

これはもう言わずもがなですが

騎手は着順に実に明確に影響を及ぼしています。

それは道中の折り合い然り

またゴール前の仕掛けのタイミング然り・・・。

 

この騎手の判断で

その馬の着順が前後するのは当たり前の話です。

そこで今回は

競馬予想をする時にはしくれが

騎手のどの点に注目して予想しているか

についてお話したいと思います。

 

これは当ブログをずっとご覧下さっているあなたにとって

もうお分かりかも知れませんが・・・

はしくれが一番大事にしている

競馬予想時の騎手を見るポイントは

「騎手がどの馬を選んだか」

です。

 

 

ここであなたに質問です。

Aという馬とBという馬がおり

それぞれが別の路線で勝ち上がって来たとします。

 

この2頭に乗っているのはOという騎手だとしましょう。

 

この2頭の馬が同じレースで顔を合わせた時

O騎手はAとBどちらかを選ばなくてはなりません。

この時O騎手は一体何を基準に馬を選ぶでしょうか?

 

・・・・・・答えは出ましたか?

 

それでは回答致しましょう。

 

答えは

「馬の背中の感触から、一つでも着順が上になりそうな馬を選ぶ」

です。

 

これは先週 こちら の記事でも少しお話しましたが

騎手は個人成績に関わらず

一度馬に跨ってしまえばその馬の能力が分かるもの

なのです。

 

これは元・騎手の谷中公一さんが

著書の中でも語っています。

谷中騎手が地方競馬のパドックで勝ち馬予想をしているとき

「見ているだけでは分からないけど、乗せてもらえれば分かる」

と思ったという回想からも

この話には信憑性があります。

 

そして何より

今年のGⅠ戦線を賑わせている馬の中にも

このような

騎手の判断が問われるシーン

は何度もありました。

 

 

アドマイヤミヤビとソウルスターリングの内

ソウルスターリングを選んでオークスを制覇したルメール騎手。

 

ペルシアンナイトとアドミラブルの内

アドミラブルを選んでダービーで3着と先着したデムーロ騎手。

 

グレーターロンドンとロゴタイプの内

ロゴタイプを選んで安田記念で2着に粘った田辺騎手・・・。

 

これらの騎手は大舞台において

馬選びを一切間違えませんでした。

なぜこのような選択が可能だったかといえば

馬の背中の感触に、騎手が自信を持っているから

です。

 

これは競馬予想をする上で

非常に分かりやすい判断材料になります。

 

事実、桜花賞・オークスでは、この理由から

当ブログでもソウルスターリングを上位に取っています

ダービーでも同じです。

 

安田記念では残念ながら両馬とも無印でしたが

結果は正しく出ています。

 

このように、予想に迷った時などは

騎手がどの馬を選んだか

を指針にしてみると良いでしょう。

その順列を使って馬券を組み立てれば

点数を抑える事ができます。

 

今回は競馬予想時の判断材料として

騎手がどの馬を選んだかに着目する

という方法をお話しました。

 

次回は

騎手の馬選びが難しかった実例

1998年毎日王冠での騎手の選択

についてお話したいと思います。

 




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