馬主の条件・年収は?誰にでもなれるの?

 

こんにちは、はしくれです。

今日は、馬主になる為の条件や年収、

誰にでもなれるの?(はしくれでも??)

という疑問についてお答えしたいと思います。

 

皆さんは、「馬主」という肩書きにどんなイメージをお持ちですか?

とにかく金持ち!とか

胡散臭そう!とか色々有るかとは思いますが、

世の中に様々ある肩書きの中でも、

この「馬主」という肩書きは、意外なほど広く認知されています。

 

ただ、馬主という言葉は独り歩きしていて、

実際にはどんな条件が有るのかとか、

誰にでもなれるものなのかとか、

そういうところは詳しく知られていないのが現実の話です。

 

そこで今回は特に、JRAの個人馬主について取り上げ、

馬主の存在が実際のレースに及ぼす影響

これを読んで実感して頂ければと思います。

それでは、参りましょう。

 

☆個人馬主になる為には、お金持ちでなくちゃいけない??

 

まず、皆さんが最も知りたいと思われる、

この疑問にお答えしたいと思います。

この答えは・・・

YES!!です。

 

ああ、やっぱりそうなんだ・・・。

とがっかりされたあなた、個人馬主とは別に

クラブ馬主、一口馬主という手段も有りますから

どうぞご安心を・・・。

ですが、自分個人で馬を持つ、というなら、

それには相当の気概と覚悟が必要になる事は覚えておいて下さい。

 

では個人馬主になる為の条件、その第一関門に参りましょう。

果たしてその第一条件は・・・?

 

年収が2年続けて、1700万円以上必要、それも「所得」でなくてはならない

という事です!

 

・・・・・・あれ、閉口してしまいました??(汗)

こんなの、庶民にはまず無理ですよね・・・。

はしくれは完全体の庶民なので、この条件で即脱落です。

しかも収入ではなく所得。

これは高い壁であります。

これを見ただけでもいきなり、馬主の凄さが分かろうというものですが、

まだまだ高い壁は続きます。

さあ第2の関門は・・・。

 

資産の額が7500万円以上有る事

です!

 

 

・・・あれれ、これではもう「お金持ち」ではなくて、

「大金持ち」ではないですかね??

さすがに知られた馬主の肩書き、

このインパクトは絶大です。

経済大国日本の、ほんの一握りのお金持ち・・・

それが「馬主」です!

・・・はしくれは最早、フリーザに睨まれたクリリンです(汗)

(ドラゴンボールご存知無い方、申し訳ございません。)

 

それじゃあ一体どんなやつが、馬主になれるんだよ!!

という怒りの声?にお応えして、

JRAが提示している、

「個人馬主登録申請書」の「職歴の記入例」

をここでご覧頂きましょう。

 

 

う~ん・・・

これはもう・・・「おはようございます、社長!!」

ですかね?

それとも、「おはようございます、オーナー!!」

いやいや、「おはようございます、先生!?」

 

一体どういう経緯で医師から、レストランのオーナーになったのか知りませんが(笑)

この例をご覧の通り、まず庶民ではないようです。

大体、こんな記入例自体、

そうそうお目にかかれるものでは有りません。

凄い世界です、馬主界。

 

これだけ見ても分かるとおり「お金は絶対必須条件」なのですが、

お金は有っても馬主になれない方々も存在します。

それは一体どんな方々?と申しますと・・・。

 

破産宣告を受けている方

禁錮以上の刑に処せられた方

競馬、競輪、競艇法を破った方

暴力団関係者

JRAの身内(開催者側。調教師など)

 

平たく言うとこんなところです。

クリーンで且つ、高所得。

これでルックスが良かったら、女性にはモテまくり?

なのではないでしょうか。

恐るべし、個人馬主!!

 

 

さて、ここまで個人馬主の凄さを眺めてきたわけですが、

それだけで終わってしまっては、はしくれの価値は半減です。

ここで収支改善を考えるのが、当ブログの真骨頂です。

 

そこで、皆さんに思い出して頂きたいのが、

賞金の8割は、馬主が持っていく、という事実です。

 

ただでさえお金持ちなのに、こんなに必要?

と思うところですが、

これには大きく分けて二つの理由が有ります。

 

その一つ目は、

馬主は愛馬が勝利した際、

身上金と言われる寄付金を関係者に振舞う

という制度がある事です。

 

これは規則にも書かれていますが、

馬主に賞金が振り込まれる際、

この身上金が自動で引かれて振り込まれる仕組みになっています。

これがいくらとは明記されていませんが、

結構な額になる事は、想像がつきます。

騎手に厩務員に調教師・・・。

その他にも応援してくれたサークルの人や様々な交流がありますから、

割と大きな額がかかって然り、というところでしょう。

自動で引かれても「どうぞどうぞ」という気概がないと、

馬主では居られません。

 

更に二つ目は、より大きな出費となるのですが、

それは、そのお金で次の競走馬を買う事が大前提

という事です。

 

これは強制では有りませんが、

JRAの規則では、

継続的に調教師に馬を預けられる事

という馬主の要件が明記されています。

つまりは、

一度預けて勝ち逃げしようものなら、

馬主資格を剥奪される

という恐れがあるのです。

 

 

ビッグレースを勝つ殆どの馬が、高額で取引されている現実を考えると

この賞金を一度貰ったくらいでは、安泰ではないと分かります。

実際、今をときめくサトノダイヤモンドのデビュー前の取引額は

税込みで「2億4150万円」です(汗)

 

これだけの高額馬も珍しいのは確かですが、

栗東の森調教師の本に拠れば、

少なくとも3千万円くらいの値がつく馬じゃないと、

相応の結果を挙げるのは難しい

という事です。

 

キタサンブラックのように、

数百万円で13億円稼ぎ倒す馬

も居ますが、

やはりそれは稀です。

ですから馬主を稼がせる事は、調教師の一大事業なのです。

 

元が取れるかどうかも分からない道楽に、

あなたはついていけますか??

それよりこの事実を馬券に活かした方が良いのではないでしょうか。

 

調教師は馬主のお膝元で、勝負をかけて来やすいものです。

「メイショウ」の冠名(かんめい)で知られる松本オーナーを例に挙げると、

古い話ですが、テイエムオペラオーの後塵を拝し続けたメイショウドトウが、

ついに先着を果たしたレースが、阪神の宝塚記念でした。

 

松本オーナーの出身は兵庫県明石市。

この勝利は偶然では有りません。

28年かかって獲った初のGⅠが、地元に一番近い阪神競馬場でした。

しかもこのメイショウドトウ、

この後他の競馬場でGⅠを勝っていません。

 

このオーナーの座右の銘は

「人がいて、馬がいて、そしてまた人がいる」

 

競馬が馬だけで決まらない事を、

皆さんお分かり頂けましたか?

 

競馬を長くやっていると、人の力を感じる出来事が多々あります。

それが結果に影響している事は、言うまでもありません。

それらを少しでも解き明かして、馬券の収支改善に繋げる・・・。

そうしてはしくれは少しずつ、収支改善を図ってきました。

 

競馬はこれからも毎週末、どこかの競馬場で開催されます。

毎週ただ同じ予想を繰り返すだけでは、

競馬の収支は改善しません。

これからも当ブログが、

皆さんの収支改善の一助になる事を願って・・・

今回はこの辺で、失礼致します。

 

*競馬に関わる人を知り、馬券を知る。その考えに基づいた「職人競馬論」そんな競馬のアプローチも有ります。テキスト数は少ないですが、実践的な競馬論です。

職人競馬論




投稿者: はしくれ

現役のプロ競馬ライターです。パドックが一番得意で、JRA全場を踏破。地方・中央問わず競馬が大好きで、ブログを通じて収支改善のお手伝いをしたいと思います。

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